ベストレビュアー賞受賞者が伝えたい、創作大賞感想 10のこと【創作大賞2025 応援企画】
どうも、創作大賞アンバサダー(自称)(非公式)(無許可)のアルロンです。そろそろ()内をはずしたいところです。
さて、創作大賞2025も今日がラスト(読者応援期間)となりました。7/22に応募締切となってから、たくさん感想を書いた人も多いのではないでしょうか。
もちろんアルロンも感想を書いた人間の一人です。4/23の募集開始初日から3か月以上にわたり、note読み企画を実施してきました。
↓感想記事はこちら(記事数が30以上あるので、マガジンでの紹介とさせていただきます)
創作大賞感想として記事を書かせていただいた作品の数は、
87作品
です。
ちなみに昨年は約40作品(小説などはぜんぶ読んだので合計で約400記事)でした。もっとたくさん感想を書いた人もいますが、87というのは決して少なくない数だと思います。
企画を進める際は、いろいろなことを考えました。だれかの大切な作品を読ませていただくわけですから、生半可な感想は書けません。
そこで、どういう風に感想を書いたのか、気づいたことはなにか、備忘録として書いてみました。一応、昨年のベストレビュアー賞受賞者なので、それなりの信憑性はあるかと思います。
「感想を書きたいけれど、どうやってやればいいかわからない!」という人もいると思うので、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
工夫したこと
工夫①:絶対に否定や助言をしない
これは昨年から意識していることの一つです。
なるべくポジティブな感想を届けたいと考えているので、否定的なことは書かないように注意しました。どんなに自分の好みから離れた作品でも、これだけはかなり徹底したと思います。
また、「こうしたらもっとよくなる」などということは、(思ったとしても)書きませんでした。この企画はコンサルティングではないし、僕はあくまでも素人。素人目線の感想を書くのが、この企画の主旨です。
工夫②:文字数をできるだけ均一に
これも昨年からなんですが、紹介する作品の文字数はなるべく同じくらいになるよう意識しました。だいたい120~150字くらいでしょうか。
文字数(≒熱量)の差異が大きくなると、少ない方を間接的に貶すことになりかねません。つまり、工夫①と矛盾してしまうのです。
なので、感想文の文字数はできるかぎり同じくらいにしました。
工夫③:他人ではなく自分の言葉で
三宅香帆さんの著書「『好き』を言語化する技術」の受け売りなんですが、ほかのだれかの感想を先に読んでしまうと、それに少なからず影響されてしまいます。
そのため、ほかの人の感想文を読む前に書くようにしました。
拙い文章でも、自分の言葉で書くことに意味があると思います。
だから、感想を書くのがニガテでも、それはあまり気にしなくていいのではないでしょうか。熱意の方がよっぽど大切です。
工夫④:あくまでもnoteで募集(SNSは宣伝のみ)
Xをながめていると、同じようにnote読み企画をしている人を見かけます。実際、僕も昨年やりましたし、なんならXがきっかけでこの企画を始めたくらいです。
ただ、それだと“noteはやっているけれどXはやっていない人”は企画に参加できません。
note読み企画なんだから、noteで募集。Xはあくまでも宣伝にとどめておきました。
工夫⑤:企画内容の見直し
いろいろ工夫しているものの、応募数が伸びなくて悩んだ時期もありました。
その打開策として、意見を募集したことがあります。
すべての意見を取り入れることは無理ですが、ニーズを知れただけでも十分な成果になったのかなと。
独りよがりの企画じゃ、だれも応募してくれませんからね。
◇
気づいたこと
気づき①:作品の良し悪しはスキに比例しない
マジでこれ。「良い作品=スキが多い」じゃありません!!!!!
フォロワー数が多いと必然的に作品のスキ数も多くなります。
でもそれは、クリエイターの人気指標にはなっても、作品の良し悪しには直結しません。
もちろん上記の数式が成立する場合もあります。けれど、スキが少なかったとしても、素晴らしい作品はたくさんあります!
だから、「自分の作品はスキが少ないから、きっと創作大賞もダメなんだ……」なんて思わないでくださいね!!!!!
気づき②:タグのつけ間違いが多い
マジでこれ(2回目)。ほんっっっっっとに多い。
毎回毎回何度も何度も喚起しても、コッシーさんと一緒にタグのつけ間違い撲滅運動をやっても、絶対1つ2つはタグ付けミスってる応募がありました。
「いいの? 読んでもらえないどころか、応募資格すらないんだけど、いいの?」ってずっと思ってました。
この企画の応募の流れは、
アルロンをフォロー。
募集記事のコメント欄に読んでほしい作品のリンクを一つ載せる。
アルロンがコメントをチェックし、応募完了の合図としてコメントにスキを押す。
というものです。
3.のところでスキを押さなかったものは、その後も締切まで毎日チェックしてました。修正してくださる人もいましたが、一向に修正がなく応募対象外になる人もたくさんいました。いいの?
タグのつけ間違いによる応募要件からの除外なんて、めちゃくちゃもったいないです。たかがタグ、されどタグ。来年は必ずチェックしてください。
気づき③:「読んでほしい」と言いながら応募しない人もいる
Xで「皆さんぜひ読んでください!」と言ってるわりには一度も応募してこない、なんて人もいました。
いや、応募するしないは個人の自由なのでいいんですよ。
ただ僕としては、「それなら応募してくれたらよかったのに……」と思わないこともないのです。
応募しなかったのは、大変だろうからと気を遣ってくれたか、アルロンには感想を求めていないか、なんだろうなと。
前者なら、それは要らぬ心配なので、ぜひ次回は応募くださいませ!
後者なら、えっと、ごめんなさい。僕の実力不足です。精進します。
気づき④:Talesのリンクは通知が行かない
「そらそうやろ」と思うかもしれませんが、通知が行かないということは、気づきにくいというわけです。
このことがあって、応募条件に「アルロンをフォロー」を入れました。タイムラインにアルロンの新規投稿があったら、「お、自分の作品の感想かな?」と思ってもらえるかと思って。
……まあ、あまり効果はなかったみたいですが。有効な手段、求む。
気づき⑤:感想を書くのは難しい
マジでこれ(3回目)。
「感想を書く」と一口に言っても、読む、考える、読み返す、考える、書く、調べる、推敲する……とたくさんの工程があるわけで。時間もかかるし、決して片手間でできるようなことではありません。言葉選びも、本当に難しい!
ただ、工夫③と重複しますが、文章が拙くても熱意でカバーできます。昨年ベストレビュアー賞を受賞したといっても、僕の場合は質より量(熱量)で評価された部分があると思っていますし。
それに、僕も自分の作品の感想をいただいたことがあるのでわかるのですが、熱意のこもった感想文ってめちゃくちゃ嬉しいんですよ。感想をいただけるだけでも嬉しいのに、気持ちが入るとさらに嬉しいんですよ!
感想を書くのは難しいし、気に入ってもらえないことも多々あります。
だけど、喜んでくれる人が一人でもいるなら、僕は感想を書き続けます。
感想って、当たり前じゃないので。
◇
個人的な推し作品
最後に、応募をいただいた全87作品の中で、個人的に感銘を受けた推し作品を紹介します。
※念のため断っておくと、すべての作品に優劣はありませんし、これから紹介する作品が87作品中1位というわけでもありません。
純粋に、読んだときの感動が一番印象に残っている作品を紹介しています。
絵本100booksチャレンジ|私が書くために必要なのは「読むこと」だった/月野 羽唯(つきの うい)
絵本テキスト作家を目指している月野さん。あるとき1冊のノートと出会い、こう決意した。
「絵本を100冊読んで記録しよう」
僕が「note読み企画で87作品も読んだ!(ドヤ顔)」ってする前に、100冊も絵本を読んでる。すごすぎる。
しかも、ただ漫然と読むだけじゃない。絵本の選び方からこだわり、タイトルや作者、書き出し・書き終わり・心に残った一文、出版社や初版発行日、果てはジャンルと年代の相関まで、あらゆる要素をこれでもかと分析している。そしてこれがまた読んでてわかりやすい。
絵本は、きっとだれもが通ってきた道だ。
「自分はあの絵本が好きだったな」
「こんな絵本もあるんだ、今度子どもに読ませてみようかな」
と自分事にしながら読み進められるのも、この作品の魅力だろう。
絵本テキスト作家への飽くなき情熱、徹底的な分析と考察、そしてあふれんばかりの絵本愛。これらが合わさった“読んで楽しい論文”である。
オールカテゴリ部門ということで、個人的にはぴったりな作品だと思う。
まだ読んでいない人には、一度読んでみることをおすすめしたい。
◇
というわけで、やっとこの台詞が言える。
創作大賞2025、お疲れさまでした!!!!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
(おしまい)
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