喜木凛の道案内|読む×書く×育てる、小さなことばの図書館
はじめに*最終更新2026年6月25日*
はじめましての方も、
いつも読みに来てくださっている方も。
ここを訪れてくださり、ありがとうございます。
喜木凛です。
「きき りん」と読みます。
図書館で働く司書であり、
4歳の娘を育てる母であり、
本とことばのそばで暮らしている書き手です。
ブックシェアコーディネーターを名乗り、
本と人をつなぐこと。
ことばと暮らしをつなぐこと。
を大切にしながら、書いています。
このnoteの合言葉は、
読む×書く×育てる。
本を読むこと。
ことばを書くこと。
娘や企画、そして自分自身を育てること。
一見、別々に見えるものが、私の中では少しずつつながっています。
ここは、読んできた本や、娘と過ごした日々、図書館で見つけたこと、うまく言葉にできなかった気持ちを並べている、小さな「ことばの図書館」のような場所です。
迷ったときに、本棚の間を歩くように。
気になったタイトルを、そっと手に取るように。
あなたの今に合うことばが、どこかに見つかったらうれしいです。
💖まず読んでほしい、渾身の一作
読めなくなった本の続きを、私は書いている。
幼いころから、私は本が好きでした。
「本が好き」という言葉は、趣味というよりも、自分自身を説明する言葉に近かったと思います。
けれど、大学生のころに病気をして、文字を読めなくなりました。
目は見えている。
文字も、そこに並んでいる。
それなのに、意味として頭に入ってこない。
本を読めなくなったことで、私は趣味をひとつ失ったのではなく、帰る場所を失ったように感じました。
それでも、言葉を完全に手放すことはできませんでした。
読むことができなくなった私は、少しずつ、書くことで自分とつながり直していきました。
今、私は図書館で働きながら、文章を書いています。
本が好きなのに、今は読めない人へ。
言葉を受け取る余裕がなくなってしまった人へ。
うまく生きられないまま、それでも今日を越えようとしている人へ。
誰かがほんの少し腰を下ろせるような言葉を置きたい。
私が本を読むこと、書くこと、司書として働くことの根っこを、今の私に書けるかぎりの言葉で綴った一作です。
創作大賞2026のエッセイ部門に応募しています。
初めて来てくださった方にも、以前から読んでくださっている方にも、まず手渡したい記事です。
📚ビュー数も高く、これからも読んでほしい3つの記事
「渾身の一作」として挙げた記事のほかにも、これまで多くの方に読んでいただき、今の私につながっている記事があります。
ここでは、ビュー数が高いだけでなく、初めて来てくださった方にも読んでいただきたい3つの記事をご紹介します。
偶然にも、
図書館司書としての私。
母としての私。
エッセイを書く私。
それぞれの顔が見える3記事になりました。
図書館司書ってどうなの? #私の仕事
「図書館で働いている」と話すと、
「本に囲まれて働けて幸せそう」
「好きなことを仕事にできていいね」
と言っていただくことがあります。
もちろん、本が好きで始めた仕事です。
けれど、図書館司書を取り巻く労働環境には、外からは見えにくい厳しさもあります。
図書館司書に憧れた子ども時代から、実際に働いて知った仕事の現実、それでもこの仕事に誇りを持っている理由までを書きました。
公開から時間が経った今も、たくさんの方に読んでいただいている記事です。
図書館や司書の仕事に興味がある方へ、まず手渡したい一篇です。
読めない手紙は、いちばんの『あい』だった
娘がまだ文字を書けなかったころ、私に一枚の手紙をくれました。
そこに並んでいたのは、ぐるぐるした線や点ばかり。
文字として読むことはできませんでした。
けれど、その紙には、読める言葉よりもたくさんの「あい」が詰まっていました。
子どもの成長を見つめながら、母としての迷いや、言葉にならない気持ちについて書いた子育てエッセイです。
娘は2026年6月に4歳になり、初めて「まま」という文字を書きました。
本当の文字になる前に受け取った、読めない手紙。
今読み返すと、あの一枚がさらに愛おしく感じられます。
いいエッセイって、なんだろう。
共感できる文章が、いいエッセイなのか。
新しい視点に出会い、納得できる文章が、いいエッセイなのか。
noteでたくさんの文章を読み、自分でも書き続ける中で考えたことを綴りました。
私が書きたいのは、読んだ瞬間だけでなく、数日後や数か月後にも、ふと思い出してもらえる文章です。
共感でも、納得でも、ときには反発でもいい。
読んだ人の心に何かを残すことができたなら、それはきっと「いいエッセイ」なのだと思います。
私がどんな気持ちで文章を書いているのかを知っていただける一篇です。
それぞれの記事が教えてくれたこと
よく読まれた記事を振り返ってみると、私の発信の中心にあるものが見えてきます。
図書館と本のこと。
娘と育っていく日々。
書くことへの問い。
そのどれか一つだけが、私なのではありません。
司書として本と人をつなぎ、母として小さな成長を見つめ、書き手として言葉を探す。
そのすべてが重なって、喜木凛の文章になっています。
数字がすべてではありません。
けれど、たくさんの方に読んでいただいた事実は、どんな言葉が誰かの心に届いたのかを知る、大切な道しるべになっています。
📝このnoteで書いていること
本と読書のこと
疲れているときには、本を開けないことがあります。
読みたい気持ちはあるのに、文字が頭に入ってこない日もあります。
だから私は、本をたくさん読むための方法だけではなく、
「読めないときにも、本のそばにいる方法」
を考えたいと思っています。
読書エッセイや、本との思い出、忙しい暮らしの中で出会った一冊を綴ります。
メンバーシップでは、〖読書さんぽ〗や〖本の処方箋〗として、本と暮らしをつなぐ記事をお届けしています。
図書館と司書のこと
図書館は、本を借りる人だけの場所ではありません。
調べものをする人。
子どもと絵本を選ぶ人。
行き先を決めないまま、棚の間を歩く人。
少しだけ、ひとりになりたい人。
いろいろな人の「知りたい」「読みたい」「ここにいたい」を、静かに受け止める場所です。
日々の仕事で見つけたことや、図書館について考えたことを、〖司書メモ〗として書いています。
子育てと暮らしのこと
2026年6月、娘が4歳になりました。
はじめて書いた文字は、「まま」でした。
昨日までできなかったことが、今日できるようになる。
ずっと続くと思っていた言い間違いが、いつの間にか消えていく。
子育ての日々は、あわただしくて、愛おしくて、書き留めなければ手のひらからこぼれてしまいそうです。
母として感じた喜びだけでなく、疲れや迷い、うまくできなかった日も、できるだけ正直に残しています。
書くことで、自分を整えること
〖Love Your Life〗では、自分の気持ちや暮らしを、言葉を使って見つめています。
手帳を書くように。
自分の取扱説明書をつくるように。
「私は、本当はどうしたい?」
「何に疲れている?」
「何を大切にして生きたい?」
答えを急がず、自分の中にあるものに少しずつ輪郭を与えていくシリーズです。
誰かの作品を読み、ことばを手渡すこと
創作大賞2026では、応募作品に帯コピーをつけて紹介する企画、
#この作品に帯をつけるなら
に取り組んでいます。
一つの作品を読み、その魅力を短いことばに凝縮して手渡す。
書店員や司書として本と人をつないできた経験も生かしながら、書き手と読者が出会う小さな入口をつくりたいと思っています。
また、同じテーマから生まれた作品を集める、
#みんなのことば帖
も主催しています。
書く人も、読む人も、それぞれのことばを持ち寄れる場所を育てていきたいです。
⏳ 本とことばの年表
ここでは、喜木凛がどんなふうに本と出会い、ことばを書き、いまの場所まで歩いてきたのかを、簡単な年表にしてみました。
きれいな一直線ではありません。
でも、振り返るといつも、本とことばがそばにありました。
子どものころ|物語の中に、もうひとつの世界を持っていた
子どものころから、本は「どこかへ連れていってくれるもの」でした。
『ナルニア国ものがたり』の扉の向こう。
『星の王子さま』の小さな星。
『クマのプーさん』の森。
『名探偵カッレくん』の冒険。
現実の毎日とは少し違う場所に、いつでも行ける。
本は、私にとって最初の避難場所であり、遊び場であり、世界の広げ方を教えてくれるものでした。
学生時代|本を読めなくなる
大学で心理学を学んでいたころに病気をし、それまで当たり前だった「読むこと」ができなくなりました。
本を読めない時間の中で、少しずつ、自分の内側にある言葉を書くようになりました。
書店員時代|本が手渡される場所を知る
書店で働き、本は棚に並んでいるだけではなく、誰かに選ばれ、手渡されていくものなのだと知りました。
表紙、タイトル、帯のことば。
一冊の本と一人の読者が出会う瞬間に、興味を持つようになりました。
司書として|本と人をつなぐ仕事へ
2014年から、図書館で働いています。
探している本や資料にたどり着くお手伝いをしながら、図書館という場所の役割について考えてきました。
2021年|noteを始める
2021年8月20日、noteを始めました。
読書のこと、図書館のこと、日々の暮らし。
書き続ける中で、たくさんの書き手や読者と出会いました。
2022年|母になる
娘が生まれ、私の文章の中に「育てること」が加わりました。
娘との日々は、私に「今しか書けないことがある」と教えてくれました。
2025年|「読む×書く×育てる」が軸になる
本を読む私。
ことばを書く私。
娘や企画、自分自身を育てる私。
それらは別々ではなく、すべてつながっているのだと気づきました。
2026年|読めなくなった本の続きを書く
自分がなぜ本を読み、なぜ書いているのか。
これまで断片的に書いてきたものを、一つの文章として形にしました。
読む人だった私は、書く人にもなりました。
私の物語も、このnoteも、まだ途中です。
🍃noteの外にも、小さな本棚があります
現在はnoteを中心に発信していますが、ほかにも本やことばを置いている場所があります。
すべてを同じ頻度で更新できているわけではありません。
それでも、一つひとつが私にとって大切な本棚です。
読むこと、聴くこと、いつか見ること。
それぞれの形で、ことばを届けていきたいと思っています。
note|ことばを置く、現在の中心地
読書、図書館、子育て、暮らし、書くこと。
日々の中で見つけたことを、いちばん多く綴っている場所です。
長いエッセイも、短い日々の記録も、現在の活動のお知らせも、まずはここに置いています。
メンバーシップ「凛のことのはライブラリー」も運営しています。
ブログ|凛のことのは文庫
とにかく本が好きな私が、読んだ本を紹介している個人的な書庫です。
小説、実用書、児童書、絵本など、ジャンルごとに本を探せるようになっています。
映画や子育て、暮らしについての記事も置いています。
新しい本との出会いを探したいときに、のぞいていただけたらうれしいです。
現在はnoteを中心に更新していますが、これまで書いてきた本の記事が眠っている、大切な場所です。
ニュースレター|凛のことのは通信
言葉を大切にしたい気持ちで綴る、メールのお便りです。
好きな本の話や、季節と読書をつなぐ「読書さんぽ」などをお届けしています。
SNSのタイムラインでは、投稿が流れていってしまうことがあります。
凛のことのは通信は、読みたいときまで受信箱に置いておける、小さな手紙のような場所です。
無料で登録していただけます。
音声配信|凛のことのはチャンネル
文章だけではなく、声でもことばを届けています。
本の話や、文学作品をもとにした朗読などを配信してきました。
書かれた言葉を目で追うときと、誰かの声で聴くときでは、同じ文章でも感じ方が少し変わります。
家事をしながら。
歩きながら。
眠る前の、ほんの数分に。
気軽に聴きに来ていただけたらうれしいです。
更新はゆっくりですが、これからも声で届けることを続けていきたい場所です。
YouTube|いつか始めたい、映像の本棚
YouTubeのチャンネルも、ひっそりと用意しています。
まだ本格的な発信は始められていません。
けれど、いつか、
本に出てくる料理を再現してみたい。
そんなものを、声と映像で届けてみたいと思っています。
「いつかやりたい」を、いつまでも心の中だけに置いておかないためにつくった場所です。
まだ空っぽに近い本棚ですが、少しずつ育てていけたらと思っています。
X|ことばになる前の、小さな種
noteの記事のお知らせや、日々感じたことを投稿しています。
長い文章になる前の気づきや、誰かの記事を読んで感じたことなど、ことばの小さな種を置いている場所です。
🍀それぞれの場所で、お待ちしています
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
note、ブログ、ニュースレター、音声配信、YouTube、X。
場所は違っても、私が届けたいものは変わりません。
本とことばで、忙しい毎日に小さな余白を届けること。
たくさんの場所を、すべて追いかけなくても大丈夫です。
そのときの自分に合う場所で、気軽につながっていただけたらうれしいです。
私は、本をたくさん読める人のためだけに書きたいわけではありません。
読みたいのに読めない人。
忙しさの中で、自分の気持ちを後回しにしている人。
今日を越えるだけで精いっぱいの人。
そんな誰かにも、そっと開いてもらえる文章を書きたいと思っています。
読めない日があってもいい。
書けない夜があってもいい。
離れてしまっても、また戻ってこられる場所があればいい。
このnoteが、あなたにとっても、ときどき帰ってこられる小さな「ことばの図書館」になれたらうれしいです。
まずは、気になる棚から一篇、手に取ってみてください。
スキ、コメント、フォローも、とても励みになります。
あなたの本棚のすみっこに、喜木凛のことばを一冊ぶん、置いてもらえますように。
これからも、本とあなたをつなぐ言葉を書き続けます。
喜木 拝
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