判断基準を整理するためのヒント
「やったほうがいいのかな」
「でも本当に必要なのかな」
そんなふうに迷ってしまって動けないとき。
それは意志が弱いわけではなくて、
判断の基準がまだ整理されていない状態
なのかもしれません。
人は、判断の軸が見えないときに立ち止まります。
止まってしまうことは自然な反応です。
今回は、
判断基準を整理するヒントを紹介します。
▶判断できないときは
「情報不足」とは限らない
迷っているとき、
・もっと調べれば決められるはず
・もっと理解できれば進めることができるはず
そう感じることがあります。
でも、実際には
情報がたりないというよりも、
「判断の基準がまだカタチになっていない」
ということも多いです。
たとえば、
・やりたいかどうか
・安心できるかどうか
・納得できるかどうか
・続けたいものかどうか
どれを大切にしたいのか、によって、
選び方は変わってきます。
▶判断の基準を整理するときの3つの視点
迷っているときは、
視点をいくつかに分けて眺めてみると、
整理しやすくなります。
1.やりたい気持ち
これは『興味・関心』に近い部分です。
・少し気になる
・試してみたい
・本当はやってみたいと思っていた
小さな気持ちからで大丈夫です。
2.現実とのバランス
いくらやりたい気持ちがあっても、
現実を無視することはできません。
たとえば
・時間 ・体力
・環境 ・お金
・いまの優先順位 など
ここを無視すると、
精神的にもかなり苦しくなることがあります。
3.納得できる感覚
意外と見落とされやすい部分ですが、
・自分の言葉で決められているか
・誰かに合わせただけになっていないか
・少し引っかかる感じがないか
を見つめ直してみることも、
自分のチカラで進んでいくための
土台となっていく部分でもあります。
100%の納得はないにしても、
自分でつかもうとする感覚の手ざわりは
大切にしたいですよね。
▶学べば学ぶほど、
動けなくなることもある
わたし自身にも言えることなんですが…
学びを重ねれば重ねるほど、
動けなくなることがあります。
ビジネス攻略本などでは
「頭でっかち」と表現されて嫌悪されたり、
避けるべきことといわれることもあります。
が、
実はものすごい成長のタネ撒き中なんですよね。
新しいことを知るほど、
・まだ判断できない部分
・理解しきれていない部分
・見えていなかった選択肢
これらが見え始めてくるからです。
自分が「知らない」ということを
知っている状態、
「無知の知」で知られる
古代ギリシャの哲学者、
ソクラテスも言ってましたし。
学ぶ前よりも、わからないことが増えた、
と感じるとしたら、
それは止まっているのではなくて、
見えるものが増えている途中だということ。
「納得しながら進みたい」
そんな思いがある人ほど、
この状態を経験しやすいように思います。
▶整理するための問い
もし、迷っていることがあるときや、
進めない、動けないと感じているときには
こんな問いを自分にしてみてください。
・「やりたい」から迷っている?
それとも「やるべき」だから迷っている?
・「いま」やること?
それとも「いつかやりたい」と思ってる?
・誰の期待に応えようとしているんだろう?
自分?まわりの誰か?
・もし、誰にも知られないなら
選択肢は変わりますか?
答えはすぐに出なくてもいいんです。
悩んでいることを別角度で見てみること、
分解してみることで、
「あ、これなら進めていけそう」という
足がかりを見つけるきっかけになります。
▶判断の基準は少しずつカタチになっていく
判断の基準は、
最初からはっきりしているものではありません。
迷いながら、選びながら、
少しずつカタチになっていくものです。
状況によって、
大切にしたいものは変わることだってあります。
でも、だからこそ、止まっている時間を
「決められない時間」として扱うのではなくて、
「整理している時間」なんだと受け入れてみてください。
決めたいのに決められない、と
悩んでいるときの一助になると幸いです。
では、また。
今回の記事も、最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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