見出し画像

心を整えてくれるから、梅仕事をする

何だか心も身体もモヤモヤしてしてスッキリしません。

まるで時差ボケのように、病院生活でズレた数時間の体内時計。

身体に大きな問題はないはずなのに、重たい身体や頭は、すぐにベッドに帰りたがります。

梅雨入りのニュースが拍車をかけている気がしますね。


県外に住むおばが、文字通り飛行機で飛んできてくれていたおかげで、入院中も退院後も家の中は荒んでいないし、快適なくらい。

感謝しかないです。


「いいから、大人しくしていてちょうだい!!」

むしろウロウロしていたら椅子に縛り付けられそうで怖いです(汗)


そんな時に生協から届いたのが、立派な青梅。


「梅シロップつけなくちゃ!!」


どんよりした心に、晴れ間が見える(笑)
そうして今年も、いそいそシロップをつける準備を始めるのです。

⋯⋯準備したのはおばですが。

「ひとりでやるなら、梅、没収するわよ」

と言われたので、仲良くテーブルを囲んでうめしごとです。


こちらの記事で登場するドラマ「しあわせは食べて寝て待て」の主人公も3話で梅シロップを漬けていましたね。


梅仕事には憧れるけれど、難しそうで……。


私も最初はおっかなびっくり。
失敗したらどうしよう……なんて不安に思いながらシロップを漬けていました。


でもドラマを観た方なら、
「えっ、こんなに簡単でいいの?」
と驚いたはず。


一言でいうなら、
「洗って水につけた梅を、拭いて、氷砂糖と一緒に瓶に入れるだけ」


「あっ、私にも出来るかも?」
と思った方にはぜひ挑戦してもらいたいです。

お酒の方がいいなと言う方は、それにホワイトリカーというお酒をドボドボ注ぐだけで梅酒が出来ちゃいますよ。

【梅シロップに必要なもの】
①青梅1kg
完熟梅でも出来るそうですが、エキスが出にくいので出始めの青いものを使うのがオススメです。
そろそろ完熟梅が出始めているので急いで!

②氷砂糖1kg
基本、梅1kgに氷砂糖が1kgです。

③保存瓶
長期で保存するので、瓶は殺菌した方がいいのですが、私はお湯で洗ってしっかり乾かすだけにしています。
熱湯で殺菌できる瓶をご利用なら、熱湯消毒がオススメです。

④ホワイトリカ―50cc
本来、シロップなのでお酒は必要ないのですが、私はカビ対策のために50ccだけ梅と氷砂糖と一緒に入れています。
梅をお酒で洗う人などつける人によって様々ですので、なくてもOKです。

⑤キッチンタオルと竹串
清潔なふきんを用意するのが面倒なので私はいつもキッチンタオルで梅をふきます。
竹串は梅のヘタをとったり、梅に串うち(梅に串を突き刺してエキスを出しやすくする)に使います
……がヘタを取ったり串うちをしなくても梅シロップは出来上がるので、これもなくても大丈夫です。

【梅シロップのつけ方】
①青梅を洗う
出来れば流水で洗ってください
②あく抜きをする
梅が全部つかるぐらいのたっぷりのお水に1時間はつけてあげてください。
③梅の水分をふき取る
ここで水気をちゃんと取っておかないとカビやすくなります。私はここでキッチンタオルを使います。
ココだけは頑張ってきちんと水分をふき取りましょう。
④梅のヘタとり&串うち
梅の頭の部分にあるヘタをとったり、梅の表面を竹串で刺して穴をあけておくことで、エキスが出やすくなったり仕上がりがきれいだったりと利点があります。
いつもはめんどくさくて、省いてるのですが今回は、丁寧にヘタを取って串うちしました。
⑤梅と氷砂糖を交互に入れる
一番最初に氷砂糖を入れると良いと、私は教わったので皆さんにもそれをおすすめします。
氷砂糖➡梅➡氷砂糖➡梅➡氷砂糖➡梅➡氷砂糖
みたいな感じで、丁寧に入れていき、最後に氷砂糖で蓋をするようにしてください。
⑥ホワイトリカ―を振りかける
私は、最後にいちばん上からホワイトリカ―を円を描くように振りかけています。
中の梅を取り出してからだいたい10ヶ月、冷蔵庫に入れず涼しい場所で保管して少しずつ飲んでいますが、今まで傷んだりカビたことはありません。
⑦冷暗所で保管する
日の当たるところ、暑いところはNGです。
シロップが上ってくるまでは2~3日おきに瓶を振ってあげてください。
⑧オススメの飲み時は2~3週間後。
このころには中の梅も取り出して、扱いやすい少し小さめの瓶に移すと良いと思います。
余裕があるなら冷蔵庫に入れましょう。
小さなお子さんに飲ませてあげるなら、やはりお酒を入れずに、梅を早めに取り出して冷蔵庫保管がいいと思います。

梅酒にしたい人はこれにホワイトリカ―1.8L(1本)を注いでください。
なので大きめの瓶が良いですね(笑)

私が子供のころ、祖父母の家には大きい梅の木があったので、毎年この季節には梅落としをやっていました。

大きなブルーシートを引いて、梅の枝を揺らして梅を落とす。

転がり集まってきた梅を集めるところからが、梅仕事でした。


70歳を過ぎた祖父(今思うと凄い足腰の強さ)と私の兄が木の上に登り、枝を揺らす。

女性陣はしたで梅の実を拾う。


当然、虫も大漁です(汗)
子どもだったから、楽しんで梅を拾えていたんですね。

虫だけでなく、兄が枝ごと落ちてきてからは、あまり大々的に梅落としをしなくなりました。

さらに庭仕事が趣味だった祖父が寝たきりになってからは、手入れされず梅の木もだんだん弱っていき、

近頃は、大きな木はご近所から苦情が来ることもあって、小さく切ってしまいました。


もう、梅も数えられるような個数しかしかなりません。

従兄弟に代替わりしてからは、お庭に勝手に入ることも出来ないので、

残ったのは大事な記憶と梅の味だけ。


子供の頃の幸せな思い出は、大体が祖父母にもらったもの。


おばと、おしゃべりしながらやった、梅仕事でそんな昔のことを思いだしました。

あの、黙々と作業するのも良いんですよね。

気がつくと無心になってくり返す同じ作業。


心が整うと言うのは、きっとこういう事。


梅シロップが飲み頃になる頃には、マイナス脱却していると良いな。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集