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【映画感想文】Michael/マイケル

あの人の面影をずっと探してしまう。
そんな、映画体験でした。

マイケル・ジャクソン。
才能って、カリスマって、彼のための言葉だ。

チープな言葉だけど、それしか言えない。
独特のブレスと、完璧なピッチ、歌声。
キレのあるダンス。

存在そのものが、楽器のような人。



やっと、映画「Michael」を観ることができた。

他のnoterさんの記事でもちらほら拝見していて。
逸る気持ちを抑えて、DolbyCinemaの
プレミアムシートを予約した。

最初に『Wanna Be Startin’ Somethin’』の
ビートが流れてきただけで、涙が……。

これぞフライング涙!@適温より1℃低めさん

でもね、涙の理由は分かってる。
だって、マイケル、もうこの世にいないんだもん。

曲や、歌声が流れるだけで、
失われたものを想像してしまうのですもん。

ストーリーは、少年時代から、
【1988年ロンドン】ウェンブリー・スタジアム
でのパフォーマンスまで。

いわば黄金期の途中までとなっている。

わたしは
リアルタイム世代ではない。

けれど、
映画『THIS IS IT』は劇場に観にいったし、
MVやCDを何度もリピートしているくらいの
ファンではある。

その後の闘病とか、バッシングとか、
そういうものの、断片も知っている。

それを、予め感じてしまうんだ。

ひと言で言うと、本作はファンのための、
ミュージック・ビデオのような映画だった。

『スリラー』でMVの先駆けを作った
マイケルだからね。

でもね、それの何が悪い?

『ボヘミアン・ラプソディ』のように、
栄光も挫折も、
ありのままに描く伝記映画も素晴らしい。
もちろんわたしも感動した。

けれど、『Michael』のように、
描かれていないその先を感じながら観るのは、
強烈な余白なんだと思う。

スターダムを駆け登っていく興奮を、
素晴らしい音楽、映像、ダンスとともに体験し、
その影で、消滅した星を思った。



主演のマイケルの甥っ子、
ジャファー・ジャクソン。

声や骨格、ダンス。
似ている。似すぎている。

たぶんすごく努力されたんだと思う。
本当に、違和感なかったもの。

もちろん、ジャファーならではの
また違った魅力もたくさんあった。

でもね、
ジャファーのマイケルを見る度に、
本物のマイケルの面影を探ってしまう。

歌声を聴くたび、ダンスを見るたび、
本物の歌声やダンスを、後ろに浮かべてしまう。

その姿は、もう帰っては来ないのに。

映画にどっぷり浸かったわたしは、
帰宅後マイケル三昧の時間を過ごした。

やっぱり最高だな、って思いながら。

ありがとう、マイケル。

あの世からも、
わたし達に魔法を見せてくれるなんて、
やっぱりあなたは、
最高のエンターテイナーだよ!



◆映画『Michael』公式サイト


◆適温より1℃低めさんの作品
「フライング涙と誰かの子」

作品の序盤から、泣くエピソードもないのに
号泣してしまう場合に、
フライング涙という言葉が浮かぶようになったのは、適温さんのエッセイの影響です。

この言葉がすごく面白くてしっくり来て、
つい使ってしまいます。


◆好きな曲はたくさんあるけれど、
単純にイントロからカッコイイ『Billie  Jean』


◆劇中歌が登場順に紹介されているサイト✨



続編は嬉しいけれど、
お手柔らかに、お願いします(笑)
泣いちゃうからさ。



ありがとうございます😊




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