【超簡単】ハグで子育ての悩みを解消!ポリヴェーガル理論と効果|【ととのえマガジン】
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最近「一番安心できて幸せな時って、家族とハグしている時だなぁ」と思うリケジョママです。こんにちは。
皆さんは、
「子どもとハグしてますか?」
「パートナーとハグしてますか?」
私と同じように、ハグをすると「安心感」や「多幸感」を感じる方も多いのではないでしょうか?
ハグをすると
・オキシトシンが出るから
・副交感神経が優位になるから
などと、その効果を語る記事は多いですよね。
そんな中で、私が最も納得したハグの効果を裏打ちする理論が「ポリヴェーガル理論」です。
この理論は、自律神経には「交感神経」「副交感神経」の他に第三の「社会交流システム」が存在する、と考えます。
これだけ聞くと難しそう…と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。実際、私もそうでした。しかし、知っておくと
・自分自身のメンタルの安定に
・親子の信頼関係を構築するために
・子どもの癇癪の理解に
・子どもの発達の促進に
・家庭の雰囲気を温かくするのに
幅広く役に立ちます。
私も一度、難しそうと嫌煙し関連本を読むのを諦めてしまったのですが…(笑) 理解することで、自分も周囲の人にもポジティブな変化が沢山ありました。
ということで、本日は「心身を整える」ために大事な理論「ポリヴェーガル理論」を小学生でも分かるよう、簡単にご紹介したいと思います・・!

◆ポリヴェーガル理論ってなぁに?
私たちの体には、「自律神経」がありますよね。この自律神経が、「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられることは多くの方がご存知だと思います。
ポリヴェーガル理論では、副交感神経がさらに「背側迷走神経系」と「腹側迷走神経系」に分けられると考えます。
名前の通り、背中側にある副交感神経と、お腹側にある副交感神経で役割が異なることを提唱しているのです。
漢字の羅列が続くと、難しそうなイメージがあるので、「背側迷走神経系」と「腹側迷走神経系」を今日はあえて「背中側の副交感神経」と「お腹側の副交感神経」と呼ばせて頂きます。

◆ストレスを受けるとどうなる?
交感神経
背中側の副交感神経
お腹側の副交感神経
この3つの役割を理解するのに役立つのが「ストレスを受けた時の反応」を考えることです。それぞれの役割や反応をご紹介します。
1. 交感神経:闘争・逃走反応
役割:
ストレスや危険を感じた時に活性化
身体を「闘うか、逃げるか」の状態にする
心拍数、呼吸数、血圧を上昇させ、筋肉への血流を増やし、エネルギーを供給する。
反応:
心臓がドキドキする
呼吸が速くなる など
2. 背中側の副交感神経:凍りつき反応
役割:
極度のストレスや危険を感じ、闘うことも逃げることもできない場合に活性化する。
身体を「凍りつき」状態にし、エネルギー消費を最小限に抑え、生存の可能性を高める。(うつや酷いトラウマの状態)
反応:
心拍数、呼吸数、血圧が低下する
感覚が麻痺する
思考が停止する
3. お腹側の副交感神経:社会交流反応
役割:
安全で安心できる環境で、他者とのつながりを感じる時に活性化する。
心身をリラックスさせ、社会的な交流を促す。
反応:
心拍数、呼吸数が安定する
穏やかな気持ちになる
ストレスを受けた時の反応の順序
ポリヴェーガル理論では、ストレスを受けた時に、この3つのシステムが下記の順番に反応すると考えます。
社会交流反応(お腹側の副交感神経):
まず、安心・安全を確保するために、他者とのつながりを求めます。
闘争・逃走反応(交感神経):
社会交流反応がうまくいかない場合、闘うか逃げるかの行動をとります。
凍りつき反応(背中側の副交感神経):
闘うことも逃げることもできない場合、最後の手段として凍りつき反応を起こします。
ポイントは「安心・安全」というところです。私たちは、ストレスがかかっても「安心・安全」を根底に感じていれば、周囲の人と協力しながら穏やかに乗り越えていけるように設計されています。
でも「安心・安全」の範疇を超えてしまったら…。
「戦うか逃げるか」という激しい感情・行動に出て、さらにそれも不可能になった時には「フリーズ」してしまう生き物なのです。

◆ハグが私たちに与える影響
さて、話は戻って「ハグをすると安心感・多幸感が得られる」という現象を紐解きましょう。
ハグは体全体、特にお腹側を使ったスキンシップで「安心・安全」を感じる行為です。だからお腹側にある副交感神経が活性化するのです。
すると、どうなるでしょう?
「社会交流反応」が促されます。そして、私たちは顔の表情、声のトーンまで優しく、穏やかなコミュニケーションに適したものに無意識に変化します。
さらに、オキシトシンという「愛情ホルモン」が分泌され、心が満たされ、多幸感を感じるのです。
すると、自分にも周りにも良い変化があるのは、言わずもがなですよね。

◆ポリヴェーガル理論を子育てに活かす
この理論を知っておくと、子育てにもとても役立ちます。
例えば、子どもが癇癪を起こしている時を考えてみます。
癇癪は交感神経が優位になっている状態と理解することができますよね。つまり・・・
→「安心・安全」が足りていないための反応
→安心できる空間に移動し、落ち着くまで寄り添ってあげる
→「安心・安全」が確保されれば、社会交流システムを活性化され落ち着いて話せるようになるかも
と子どものことを理解し、今まで以上に心にゆとりを持って寄り添ってあげることが可能になるのではないでしょうか。
また、日頃から子どもとハグをしたり、スキンシップをとることで、子どもの社会交流反応が育ち、情緒が安定しやすくなります。
これは、子どもの発達を促す上でも、非常に重要なことです。

◆パートナーシップにも活かせる
もちろん、パートナーシップにも良い影響があります。
日頃からハグをする習慣のある夫婦は、そうでない夫婦に比べて、幸福度が高いという研究結果もあります。
「いつもありがとう」
「大好きだよ」
言葉で伝えるのも大事ですが、時にはハグに気持ちを込めて伝えてみるのもおすすめです!

◆まとめ
ということで「ポリヴェーガル理論」についてご紹介しました。
「安心・安全」を感じられると、より良い人間関係を築くための神経が活性化する
って面白いですよね。今まで理論として知らなかった方も、体感的になんとなく実感してきた方も多いのではないでしょうか?
専門用語ばかりだと難しく感じる理論ですが、知っておくと、自分自身と、大切な人たちとの関係をより良くすることができます。
ということで、これを読んだ後、家族と会ったらぜひハグをしてみてくださいませ!あなたから、世界がちょっぴり「安全」で「幸せ」になるはずです。
ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。
どうぞよしなに。
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