学校にヨガを取り入れたら、心理症状が改善し、認知機能が上がる。 #18
4才息子(ASD)と2才の娘を子育て中。夢が叶い、療育施設でヨガの提供が出来ることになったリケジョママです。
お越しいいただき、ありがとうございます😊
ヨガ・瞑想と発達障害の研究
について、特集しています。
まえがき
ヨガと瞑想の講師であり、研究論文を調べるのが好きなリケジョママが、ヨガ・瞑想と発達障害に関する研究論文を分かりやすく要約してお届けしています。
ヨガや瞑想に関する発達障害への効果は、国内ではいまだ「メンタルの安定に良い」といった一般的な見解が、少し紹介されている程度にとどまります。
しかし、海外文献を読んでみると、ASDやADHD特有の困りごとに幅広く効果があると示唆されています。
一つ一つの文献を紹介していき、ヨガと発達障害に関する文献の図書館のような場所を目指して参ります。
文献を探す時は、こちらから ▼
◆学校ベースのヨガをやった結果…
さて、本題です。今日ご紹介するのは、スウェーデンで行われた研究(2024年発表)です。※スウェーデンの研究は、以前もご紹介しましたね ▼
今回の研究は、レビュー文献と言って、様々な文献の内容を収集・整理・分析した文献です。
①対象
5〜19歳の1000人以上の子供と青年の過去10年間の16の文献
②結果は?
ヨガの5つの効果が示された。
うつ・不安の緩和
自制心の向上・問題行動の減少
認知機能の向上
リラックス能力の改善(睡眠の改善・ストレスの緩和)
幸福度の向上
◆もう少し詳しく
レビューされた研究によると、ヨガの練習をすると脳の構造が変わることが一貫して示されたとのことです。
灰白質の体積が増え、特に前頭前野が活性化されるそうです。
前頭前野は、感情の調節や意思決定において重要な役割を果たすことから「自制心の向上」や「認知機能の向上」などの効果が期待できるんですね。
◆リケジョママから一言
ということで、子どもに対するヨガの効果をまとめた文献をご紹介いたしました。
合計で1000人以上の子どものデータを解析したものです。中には、ADHDやASDのお子さん、知的障害のある子も含まれています。
ヨガは、不安、うつ病、注意力の問題、衝動性などのメンタルの問題を改善することで、学業成績や実行機能をも向上させることが期待できるのですね。
さらに、自制心を高め、感情のコントロールができるようになることで、ストレスも減って・・・ゆくゆくは人生の「幸せ」や「満足度」につながると結論づけられていました。
感情や衝動に振り回されていては、本当にやりたいことに集中できない・・という状況は、やはりその子にとって不幸なことだと思います💦
だからこそ、幼い頃からメンタルマネジメントの手法を教えることは、その子にとって生涯にわたってメリットのあることだと思います。その手法の一つにヨガを。
ということで、「発達障害×ヨガ・瞑想」のエビデンスを毎週ご紹介しています。他の論文を探すときは、こちらから ▼
こういった研究結果を元にした記事執筆などの仕事も請け負っています。
ご興味ある方はこちらをご覧ください ▼
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改めて、
「〇〇が出来ない」「問題のある子」「困った子」
というレッテルを貼られてしまう子が
1人でも減りますように。
このまとめが役に立つことを心より願います。
どうぞよしなに。
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📖ご紹介した文献はこちら ▼
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0022395624006368?via%3Dihub#bib31
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