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物流業界人としての矜持 #83

こんにちは、のっちです。

皆さんもご存じのように、昨日熊本で最大震度7となる大きな地震が発生しました。

夜中にも震度4クラスの余震が続いていたため、被災地の方は心休まる間もなかったことと思います。

私は物流業界員の一端ではありますが、こうした自然災害が起こると、水などの救援物資を届けるという仕事も過去にもしてきました。

ただ救援物資を届けたいというニーズがあっても、その近くにトラックが走っていなかったり、ドライバーが不足していたり、どのルートまでアクセスできるのかといった問題も出てきます。

大事なことは、こうした背景には必ず人が動いていること、そして自然災害時のみならず通常運行においても、こうした問題は今後出てくるのではないか、ということです。

現場を走ってくれているドライバー職の方々は、雨の日も風の日も、酷暑の日も極寒の日も走ってくれています。

弊社の従業員もいつもありがとう!

ドライバー職の年齢層は他産業平均と比べても高く、多くを占めるのが40~50代で、また若年層の参入が少ないのが特徴です。

こうなると先の見通しとして、2030年頃にはドライバー職の減少と、ネットショッピング等による小口配送の増加により、かなりの歪みが表面化することが予測されています。

「翌日配送」や「配送料無料」の裏側を考えたことはありますか?

荷物を運んでいるのは、AIではなく人間です。

また無料になった配送料は、一体誰が補填してくれているのでしょうか?

私も実際に現場で走ったりもしますが、簡単にトラックでアクセスできるお宅ばかりではありません。

先日はお届けする洗濯機を一人で担ぎ上げながら、石段を50段くらい上った先にあるお客様宅に訪問しました。

古くなったリサイクル家電を回収するケースもあります。

そこでドライバー職の皆さんの負担を軽減させるために、利用者としてもできることはたくさんあります。

極力荷物を初回で受け取ること。

今は専用アプリで配達日を変更することも難しくありません。

例えば、弊社の扱う荷物のルールでいうと、お客様不在時でも3日間連続で訪問しなければならない、というルールがあります。

不在票を見て、受け取り可能日時で再配達日を即座に設定し直して頂くだけでも、かなり助かります。

お仕事で遅くなるのは分かりますが、お休みの日で日中受け取ることは難しいでしょうか?

さてもう1点は、置き配設定の見直しです。

商品の大きさの兼ね合いは分かるのですが、マンションでオートロックがあるにもかかわらず、置き配設定になっているケースが最も多いです。

このように見ていくと、現システムにもまだまだ無駄があることが分かります。

ただ利用者の方々のご理解とご協力によって、まだまだ改善できる余地はあると思い、今回記事にしてみました。

最後にビジネスマンとして問います。

「御社にとっての物流とは、削らねばならないコスト分野でしょうか?それとも業績を上げていくための戦略性の高いリソース分野でしょうか?」

どちらの視点を持つかによって、御社の未来は左右されるかもしれません。

また消費者へ問います。

「ご注文頂いたその商品は、本当に配送の必要性はありますか?」

お近くのお店では手に入らないでしょうか。

我々の使命は、本当に必要とされる荷物を迅速にその方の元へ届けることだと考えています。

ご理解頂ければ幸いです。

それではまた次回、ありがとうございました!


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