鳥人戦隊ジェットマン、第32話「翼よ!再び」
前話、マリアの正体が分かった竜。
彼女にどんなに傷つけられても、竜が反撃をする事は無かった。そして、傷ついた体と心で竜はスカイキャンプへ帰ってくる…。

「長官、喜んでください!
リエが生きてたんです!
今、呼んで来ますから!」
「何を言ってるの!? 彼女はまだマリアなのよ!
バイラムの幹部!」
「…違う。リエは元に戻ったんだー!」

雷太に抑えてもらわないと爆発してしまう衝動。
ただ…本当の事は竜もたぶん分かっていた。
そして…そんな自分の気持ちには嘘はつけなかった。
″リエを信じたい気持ちに…″
一方、ジェットマンを離れた凱と香にもある想いが出てきていた。

船上のカフェテリアでの食事中。
物想いにふけていた凱に香が尋ねる。
「…何を考えてんだ?」
「多分、あなたと同じ事を…。」
「ハッ、俺はお前の事を考えてたんだぜ?」
「嘘。分かるわ、あなたの考えてる事ぐらい。
竜の事を、皆の事を…。」
「やめろ!俺たちはもう自由なんだ!
ジェットマンの事なんざ忘れろ!忘れちまえ…!」
凱の中にある想い…それは、自分の居場所…そして、共に戦った仲間を大切に想う気持ち…。
一方、テトラバスターを受け、瀕死の状態になったゴーグを…ラモンは自らのエネルギーにしようとする。

ラモンにもゴーグと叶えたい夢があった。
夢破れたゴーグの想い…″ラモンとの地上征服″。
ゴーグはラモンの中で叶えようとしていた。
叶えようと…
しかし、そこに現れたのはラディゲ…そしてグレイだった。

「あれ程の攻撃を耐え抜く生命力。欲しい。貴様たちを我が配下に。」
…ゴーグにラディゲがしようとした事、それは次元虫を寄生させる事だった。
そう、吸収したラモンを強力な次元獣にする為に…。
そんな企みも、竜の耳には入らない…。

階段の途中に座り込んで現実から逃げようとする竜。
竜からは完全に赤い正義の色は抜け落ちていた…。

「竜!」…脳内でリフレインするリエの姿と優しい声。
リエもまた色を失っていた。

「竜、目を覚ましなさい!あなたはジェットマンのリーダーなのよ!何があっても戦わなければならないの!」
…小田切長官の叱咤も竜の心には入らなかった。
竜から完全に失われた″バイラム″と戦う意味…。
そんな竜を他所に、ラディゲは着々とラモンを操り人形にする準備を進める。

次元虫を寄生させたゴーグの死体をラモンに効率よく吸収させる為、ラモンの攻撃を受け倒れた…ふりをするラディゲ…。
ラモンの過信…。
そんな過信により、ラモンは足元を掬われる。

「かかったなラモン!我がしもべとなるがいい。」
ラモンは心を持たない次元獣へ姿を変える。
そう…全てを奪われた竜のように…。

そんな竜を助けたい…。雷太とアコは、凱と香に救いを求める。
「ハッ、竜の奴に言っとけ。公私を混同するなってな。あいつが普段から言ってる台詞だ。」
と、雷太に話した凱だったが…。
雷太の「そうなんだよ。いつも偉そうな事言ってる割には、てんで情けないんだ。」の言葉に怒りを露わにする。
「竜の悪口を言うんじゃねぇ。良いか、世界中で奴を…竜を貶して良いのは俺だけだ!」
周りから見放される想いが一番分かる凱だから…。
そして、凱にとっての竜は、″大切な仲間″だから。

雷太の手からクロスチェンジャーを手に取り、凱が向かった先…。
街を次元獣化したラモンが破壊をする中、凱が向かったのは、″仲間″という言葉を教えてくれた「親友」。
そこには、リエの幻覚と戯れる凱の中には居ない竜の姿だった。

凱と香の姿を見つけた竜からは、
「凱、香…。紹介するよ。俺の恋人、リエだ。」と。
唖然とする凱と香に竜は続ける。
「何だよ、2人とも?挨拶ぐらいしてやってくれよ。な?」
竜の中で完全に失われた″戦士″としての想い…。
そして、仲間と刻んできた歴史も…。
今話のキーワードは″色をつける事″

「てめぇ…!お前は戦士だ!根っからの戦士のはずだ!こんなお前なんか見たかねぇぜ!」
凱は必死に竜を叱咤するが、竜の心は動じない。
…クロスチェンジャーから聞こえた街の人々の悲鳴も竜には届かなかった。
そんな竜へ色をつける凱の心の底からの叫び…。
そして、今話の神セリフとして、まーぼんが切り取る言葉🎬

ラモンの元へ連れてこうとする凱に対して「嫌だー!俺はここにいるんだ!リエと一緒にここにいるんだー!」と抵抗する竜。
それに対する、凱の優しさが″神セリフ″
今話の神セリフ
「この野郎が!好きにしろ!だが俺は待ってる!俺たちはお前を待ってるぞ!」
なかなか人を信じる事ができなかった凱。
どんなに抵抗されても、そんな凱を優しい笑顔で包み、待ち続けた竜が掛け続けた言葉″待ってる″。
記憶の中から出られなくなった竜に″居場所″を与える言葉をかけた凱。
凱からは仲間を越えた″深の友情″を感じられた。
…深い所まで知り尽くしてるからこその親しみ…″親友″。
竜を信じて凱はラモンの元へ向かう。
ちなみに…

ラモンの所へ向かう凱から出た言葉
「香、俺も馬鹿だな!どうしようもねぇぜ!」
それも、めちゃくちゃカッコいい😢✨
凱たちがラモンと激戦を繰り広げている中、竜も激戦を繰り広げていた。

まだ戦意を取り戻せない竜に襲いかかるマリア。
竜は繰り返しマリアに訴える。
「よせ!お前はバイラムじゃない!リエなんだ!藍リエなんだ!やめろー!」
竜も戦っていた幻影のリエとの決別。
そして、激戦の末に外れたクロスチェンジャーの裏側に貼られたリエの写真を見た竜に流れたのは、凱によって開かれた正義の心から流れた″リエからのメッセージ″。そして、今話の心に刻みたいもう一つのセリフ。

心に刻みたいセリフ
「戦って、竜。戦士として。私のために」
戦士としての″色″を取り戻した竜。

ネクロッドを逆に引っ張りマリアを引き寄せた竜。
「リエ、俺が必ず元に戻してやる。だが今は、やらなければならない事がある。ジェットマンのリーダーとして!」の言葉から滲み出ていたのは″新たな決意″と″過去からの決別″。
仲間の元に降り立った新たな翼には、親友の想いの波動に纏われていた。

親友たちがつけてくれた″赤″は、竜に一番似合う色。
そして、″真の正義″への想いが形になったリーダーとしての色。

そして、そんな彼らが織り出すのは決して混ざり合わない5色の虹。
そんな真の絆で繋がれた彼らに勝るモノは無い。

巨大化したラモンへも彼らは新たな翼で挑む。

バードガルーダとイカロスハーゲンの合体技、ハイパーGアタックによって、貫かれたのは彼らが破れずにいた、卵の殻だったのかもしれない。

⚪︎Another talk
三魔神編の三本は個人的にジェットマンの神回だと感じています。
今話の主人公である竜の心の変化が
衣服の色や揺れる草木やブランコ、更にはリエの写真が裏についているクロスチェンジャーも通して、表しされている所に、演出の凄さを感じました。
…できる事なら、皆様にも実際の映像作品として、三魔神編を観てもらいたい…。
また、竜に対する凱の全力の優しさ。
幾度も拳を交合わせてきたからこそ、そんな竜を抱きしめたシーンは、私の涙腺を崩壊させました。
人が駄目になった時に必要なのは叱咤でも激励でも、鼓舞でもありません。
必要なのは″信じている″の言葉と優しさで包む事。
落ちぶれていた凱を全力の優しさと、屈託の無い笑顔で何度も信じた竜だったからこそ、凱の全力の優しさに心が動かされたのだと、個人的には強く感じました。
また、人が前に進む為には思い出の人との気持ちの別れが必要です。
マリアが話した「戦って…私の為に。」の言葉、前話で出ていた″怖い″からは180°違う言葉。
これは凱が開けた竜の正義の心から出た言葉でした。
波動を纏いながら次元獣化したラモンへ向かっていく姿は優しさに″真の強さ″を加えた英雄そのものでした。
また、ジェットマンは戦隊名を5人が言う場面は多いんですが、個別の名乗りはとてと少ない戦隊な印象があります。
″真の絆″で結ばれた彼らの名乗りは、正直…圧巻を通り越して泣けます。
特に…ラストシーンでの竜と凱の握手。
竜が差し出した手を何度も突っぱねた凱が初めて結んだ″絆″でした。

「これから始まるのかもしれねぇな。俺たち5人、ジェットマンとしての本当の日々が…。」

凱の言葉で一つになるジェットマン…。
この感動…、是非映像で感じて頂きたい!!
# いつものやつが始まったぞい(笑)
そんな、彼らの硬い絆、何度も言いますが映像で観てあげて下さい✨
もう、東映さんの回し者と言われても良い!!笑
少しでも興味が出たかたは、是非とも利用登録を宜しくお願いします🥹笑

⚪︎今回のアコちゃん
今回のアコちゃんは心を閉ざした竜を思ってのアコちゃん🎬

そして、セリフは
「無理ないよ…。私だったら死んじゃいたい。…愛する人がバイラムに…。」
…僕ならバイラムにならないよ!
、、、感動の後に変な事を言ってしまいすみません💦笑
…っという所で、ちょっと強引ですが💧
今回もこの辺で(笑)
ではでは、青空さえも夢を見るそんな明日へ!
(せーの)バイバイ👋
