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誕生日が、少し寂しくなったのはいつからだろう。

〜8月8日、またひとつ歳を重ねて〜


8月8日。

今年も、僕の誕生日が終わりました。

子どもの頃は、
誕生日って特別な日だったんですよね。

朝起きた瞬間から、

「今日は俺の誕生日だ」

って、それだけでちょっと嬉しかった。

学校に行けば、

「今日、誕生日なんだ!」

なんて自分から言ってみたりしてꉂ🤣𐤔

晩ごはんは何かな。

ケーキはあるかな。

プレゼントは何だろう。

いつもと同じ一日なのに、
自分だけに小さなスポットライトが当たっているような気がしていました。

でも、大人になると不思議なもので。

誕生日が来ても、
朝は普通にやってくる。

時計はいつも通り進むし、
やらなきゃいけないことも減ってくれない。

「誕生日だから今日は全部お休み!」

なんて世界は言ってくれませんꉂ🤣𐤔

そして気づけば、

「またひとつ歳とったなぁ……」

なんて、
ため息とも笑いともつかない言葉が出る。

昔はあんなに待ち遠しかった誕生日が、
いつの間にか、

“これまでの時間を数える日”

になっていた気がします。

少しだけ寂しいですよね。

あと何回、
こうして誕生日を迎えるんだろう。

あと何回、
夏の暑さに文句を言うんだろう。

あと何回、
家族と一緒にご飯を食べられるんだろう。

そんなこと、
若い頃の誕生日には考えもしませんでした。

誕生日は、
これから大人になっていくための日だったから。

でも今は違う。

後ろを振り返る時間が、
少しずつ増えてきました。

「あの頃は若かったなぁ」

「あの頃は無茶したなぁ」

「あの頃は、こんなことで悩んでいたなぁ」

そして時々、

もう二度と戻れない時間があることに気づいて、
胸の奥が少しだけキュッとなる。

けれど。

今年の誕生日を終えて、
ふと思ったんです。

僕には今、
昔の自分にはなかったものがある。

それが、

子どもがいる誕生日。

自分の誕生日なのに、
気づけば主役は自分じゃなくなっている。

子どもが笑えば、
そっちを見る。

子どもが何かすれば、
そっちに気を取られる。

ケーキがあれば、

「食べるかな?」

なんて考えてしまう。

昔ならケーキの一番大きなところを狙っていたはずなのにꉂ🤣𐤔

いつの間にか、

「これ、食べる?」

って差し出す側になっている。

……不思議ですよね。

自分が生まれたことを祝ってもらう日だったはずなのに、

いつしか、

この子がここにいてくれることを嬉しく思う日

にもなっていました。

子どもの頃の誕生日には、
プレゼントがありました。

大人になった今も、
もちろんプレゼントは嬉しい。

でも、
昔とは少し意味が違う気がします。

小さな手。

何気ない笑顔。

家の中から聞こえる声。

散らかったおもちゃ。

「もう片付けてよ〜💦」

なんて言いながら過ごす、
なんでもない日常。

そんなもの全部が、

何年も何十年もかけて届いた
誕生日プレゼントなのかもしれません。

そして、もうひとつ。

子どもがいるからこそ、
誕生日に思うことがあります。

自分も昔は、

誰かにこうやって歳を数えてもらっていたんだな。

ということ。

「1歳になった」

「もう4歳だね」

「大きくなったね」

そんなふうに、
自分の成長を喜んでくれた人がいた。

自分では覚えていない誕生日にも、
きっと笑ってくれた人がいた。

写真を撮ってくれた人がいた。

ケーキを用意してくれた人がいた。

「元気に育ってくれればそれでいい」

そう願ってくれた人がいた。

子どもの成長を見ていると、
それが少しずつ分かるようになります。

だからでしょうか。

大人になってからの誕生日は、
少し寂しい。

でも、

昔よりずっと温かい。

若い頃のような、

「やった!誕生日だ!」

という派手な嬉しさではありません。

もっと静かで、
もっと小さくて。

胸の奥にポッと灯るような幸せ。

今年も生きて、
8月8日を迎えられた。

そして、

家族がいる。

子どもがいる。

笑ったり、
怒ったり、
疲れたりしながら、

今日も一緒に暮らしている。

それだけで、
十分なのかもしれません。

誕生日が終わった翌日は、
驚くほど普通の日です。

ケーキもない。

特別な予定もない。

「おめでとう」と言われることも、
昨日よりずっと少なくなる。

カレンダーは、
何事もなかったように次の日へ進んでいく。

でも、それでいい。

誕生日という一日は終わっても、

歳を重ねた僕の人生は、
そこからまた続いていくのだから。

そしていつか。

子どもが大人になって、

「誕生日って、昔ほど嬉しくなくなったなぁ」

なんて言う日が来るのかもしれない。

その頃の僕は、
今よりずっと歳を取っているでしょう。

そのときは笑って言ってやりたい。

「そうか? 大人の誕生日も悪くないぞ」

って。

だって、

歳を取るということは、

失っていくことだけじゃない。

守りたいものが増えたということでもあるから。

子どもの頃は、
プレゼントを開けるのが楽しみだった。

今は、

隣にいる人たちの笑顔を見ることのほうが嬉しい。

そんなふうに変わっていくのなら、

大人になるのも、
歳を取るのも、

案外、悪くない。

8月8日。

またひとつ、
歳を重ねました。

少し寂しくて、

それ以上に、

温かい誕生日でした。

そしてまた来年。

同じように、

「また歳とったなぁꉂ🤣𐤔」

なんて笑いながら、

大切な人たちと8月8日を迎えられたら。

きっとそれが、

今の僕が欲しい、

いちばんの誕生日プレゼントです。

🌸最後に


大人になってから、
誕生日の意味って変わりましたか?

昔は「自分がお祝いしてもらう日」だったのに、

家族ができたり、
子どもができたり、
大切な人が増えたりすると、

いつの間にか違う景色が見えるようになります。

もしよかったら、

「子どもの頃の誕生日の思い出」
「大人になって変わった誕生日の感じ方」

コメントで聞かせてください🍀

誰かの何気ない思い出が、
別の誰かの懐かしい記憶を連れてきてくれるかもしれません。

今年も無事、
ひとつ歳を重ねられたことに感謝して。

また今日から、
ぼちぼち歩いていきます🎈

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