「ありがとう」だけで終われなかったのは、受け取ることができなかったから
「ありがとう」
その一言だけで終われたらいいのに。
私は昔から、それができませんでした。
誕生日プレゼントをいただいたとき。
旅行のお土産をいただいたとき。
食事をごちそうになったとき。
職場で「どうぞ」とお菓子をいただいたとき。
嬉しい。
そう思った次の瞬間には、
「何をお返ししたらいいんだろう。」
そんなことばかり考えていました。
受け取るより先に、
返すことを考えてしまう。
それが私には当たり前だったんです。
思い返せば、
私は自営業の家庭で育ちました。
祖父母や両親は、
お中元やお歳暮はもちろん、
何かいただいたら必ずお返しをする。
そんな姿を、私はずっと見てきました。
きっとその当時、
その地域では、
それが自然なお付き合いだったのだと思います。
だから、
それが良いとか悪いとかいう話ではありません。
ただ私は、
その感覚を、
すべての人間関係にまで
広げてしまっていました。
何かをいただいたら返さなきゃ。
喜んでもらわなきゃ。
そうしないと申し訳ない。
そんな思いが、
いつの間にか当たり前になっていたんです。
そんな自分に気づいたのは、
記事にいただいた
コメントへの返信を書こうとしたときでした。

コメントを読んだ瞬間、
私は本当に嬉しかったのです。
「私が伝えたいことが伝わった」
そう感じたからです。
でも、
返信を書こうとすると、
手が止まりました。
「何て返そう」
「何か返さなきゃ」
そんなことばかり考えていました。
……そこで、ハッとしたんです。
私、また何か返そうとしてる。
私が一番嬉しかったのは、
「私が書きたかったことが伝わった!」
そのことだったのに。
だったら、
私が伝えたかったことも、
何かを返すことじゃなかった。
「伝わったことが嬉しかった」
その気持ちを、
そのまま伝えればよかったんです。
勇気を出して届けてくださった想い。
その想いを受け取って、
「伝わったことが嬉しかった」
それだけで十分だったんです。
そのとき、
もう一つ気づきました。
私は、
「何か返さなければ」
と思っていたのではありませんでした。
本当は、
そのまま受け取ることが怖かった。
なぜなら、
どこかでずっと、
「私は、そのまま受け取る価値がない」
そう思っていたからです。
受け取る
それだけではいけない。
そう思っていました。
だから、
何かを返すことで、
ようやく受け取る資格ができる。
そんな感覚でずっといたのでした。
でも今は、
少しずつ変わってきました。
「ありがとう」
そう言って受け取るだけでよかった。
私は、
何かを返さなきゃ。
喜んでもらわなきゃ。
そうやって、
「受け取ること」よりも、
「返すこと」を先に考えていたんです。
でも今は、
「ありがとう」
そう言って受け取ることが
相手が届けてくれた想いを
大切にすることなんだと、
いただいたコメントから教えていただきました。
だから、これからは、
「ありがとう」
その一言を、
まず伝えようと思います。
以前の私は、
「私は私でいい」
なんて思えませんでした。
でも、
安心できるようになってから、
人生の見え方が少しずつ変わっていきました。
そのことを書いた記事です。
もう少しお話ししたい方へ
ここでは書ききれなかったことや、
日々の気づきは、
公式LINEでもお届けしています。
記事を書きながら見えてきたこと。
対話の中で教えていただいたこと。
そして、
「私は私でよかった。」
と、自分に安心して生きるための視点を、
日々綴っています。
もし、
「もう少し、この続きを読んでみたい。」
そう思っていただけたら、
よかったら、こちらでもお話ししましょう。

もしかしたら、私も?
そう感じてくださる方が、
一人でもいたら嬉しいです。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
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