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半身一枚。その潔さが忘れられない|鯖カレー(100)【製造終了】

ご当地レトルトカレー No.100
|青森県・八戸市

※現在は販売終了しています。

「半身一枚入り」

その文字だけでも十分驚くが、
実物はさらに迫力があった。

さばの片身を、
カレー粉でまぶして焼き、
そのまま豪快にのせたレトルトカレー。

見た目のインパクトだけでは終わらない、
丁寧な仕事を感じる一品だった。

封を開けた瞬間、
まずサバの香りが立ち上る。

ルーは果実の甘みを感じる、
やや甘口寄りの味わい。

桃やりんご、あんずのピューレが入り、
どこかやさしいコクがある。

そして主役は、
もちろんサバ。

半身一枚がそのまま入っているだけでなく、
ふっくらとやわらかい。

カレー粉をまぶして焼いているためか、
魚臭さも気にならず、
サバの旨みだけがしっかり伝わってくる。

見た目だけの商品ではない。

ちゃんと美味しい。

そんな印象が強く残った。



オープンした三年半前に扱っていた頃は、
八戸前沖さばを使用した
ブランド感のある一品だった。

その後、不漁の影響で青森県産サバ、
そしてノルウェー産へ変更。

さらに製造元も事業を終了し、
今では手に入らなくなってしまった
ご当地カレーだ。

ここ数年で
状況が大きく変わってしまったことを、
このカレー画像を見るたびに思い出す。



ご当地カレーは、
地域の食材や人の営みと一緒に生きている。

だから同じものが、
いつまでも当たり前に残るわけではない。
特に海産物は変化が激しいのかもしれない。

そんなことまで考えさせられる、
印象深い逸品だった。

■ 今回の逸品

・半身一枚入りの圧倒的な存在感
・カレー粉をまぶして焼いた丁寧な仕上がり
・果実の甘みを感じるやさしいルー
・ふっくらとしたサバの旨み
・今はもう手に入らない記憶の逸品



今はもう販売されていません。

「ご当地カレーには、
一期一会の出会いがある。」

この鯖カレーは、
そのことを特に強く感じた逸品でした。

だからこそ、
記録として残しておきたい。


ごちそうさまでした。




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■ 管理用メモ
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