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【学校教育】公立高入試で「デジタル併願制」検討へ。自動的に合格先を割り振り【高校入試】


公立高校の入試で一つの高校しか受験できない「単願制」の見直しと、複数の高校を志願でき、志望順位と入試の点数などに基づいて自動的に合格先を割り振る「デジタル併願制」導入の可否を検討する。


というニュースを読みました。

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私の本業である社会保険労務士を含め、多くの士業の資格取得試験は、年に一回の開催です。

士業という資格の性質上、取得するにはそのぐらいの緊張感・緊迫感・重要感が必要な難易度でなくてはいけないですし、それを乗り越えた者が資格者となることが出来る、ということも分かりますが、実際に受験していた者としては、年に一回のみであればもう少し内容を考えて頂きたいと思っていました。

(最近は社労士試験でも受験科目の一部免除制度が出来、こういった制度は良いと思います)


何度も受験することが出来る・大人の試験でさえそう思いますし、救済制度もあるのですから、年に一回しか開催しなく・選択肢が一つしかない学生の受験制度において、単願制はあまりよろしくないと思います。

ですので、この取組みが上手く仕組化したときに、複数受験出来る(恐らく2~3高校でしょう)のは、大きなメリットだと思います。

しかし、これが全面的に良いことと言えるかどうか、ということについてはちょっとした問題点があります。

それは、


現在の学生は、高校の選び方が多様化している


からです。

以前(私の時代)でしたら、大学に合格するために「出来るだけ偏差値が高い高校」に合格することを目的とした学生が大多数を占めていました。

しかし、最近では、

留学制度やホストファミリーとして外国人を受け入れるなどの異文化交流がある。
学校ごとに違う探究活動の内容。
実習活動として民間企業との連携強化。

など、偏差値に現れにくい学校ごとの特色が色濃くなってきました。

ですので、偏差値の高い高校を第一志望とするが、そこがダメだった場合には、民間企業との連携が密である高校に入学したい、など学生によって多種多様な高校選択になることが目に見えています。

しかし、ニュースによると、

生徒が複数の志望順位をあらかじめ決めておき、入試の点数や内申点、面接、部活動の成果などを基に、デジタル技術を活用したアルゴリズム(計算手法)で生徒を順位付け、合格基準を超えた高校を合格先として自動的に割り振る仕組み。

そして、デジタル処理するため学校現場の負担も少ないそうです。

さらに、都道府県で一律導入ということは無いということですので、このままの考えで進むとメリットが大きい制度のように思います。


以下については、高校のあり方についての私見になります。

私は、以前から記述していますように、福島県立安積高校入学から国公立大学に入学し就職という流れでした。

世間一般と同じく、高校受験と大学受験を経て高校生・大学生になりましたが、学生時代・さらには二十代の頃に「将来的なこと」を具体的に考えて行動しているわけではありませんでした。

私は運よく、二十代の若手の時代にある程度のスキルを身につけることが出来、自分に合っている・興味がある仕事を見つけ(=人事労務系・法律系)、そのための資格も取得出来た(社労士)ということもありましたが、全員がそのように運が良いわけではありません。


ここからは、私の友人の息子さんの話になるのですが、

息子さんは、サッカーで県内ではトップレベル(県大会ベスト4以上)のチームのレギュラーでした。

しかし、プロでサッカーを出来るレベルでは無いと本人も納得しているうえ、学力(偏差値)としては県内上位高校である安積黎明を合格できるレベルでもありました。

ただし、勉強だけで大学に進学出来るかというと微妙な感じな上、自身も家族もそれが向いているようには思えない。

という状況でした。


そこで、その息子さんは、(スカウトされたこともあり)県外の私立高校に進学しました。

その高校は、サッカーを三年間頑張り、学力も優秀であれば(=校内で上位順位を獲得すれば)指定校推薦で大学に進学出来る実績があり、スカウトもそのように話しそれが魅力的に感じたからです。

そして、息子さんだけでなく家族も、指定校推薦で大学進学、そして就職という形を考えています。

息子さんは現在二年生になり、一年生から継続して学校内で一番上クラスに所属することが出来、サッカーでもベンチ入り&途中出場も出来ているという、中々良い状況のようです。


学習塾塾長を経て、今も年に数回お手伝いしておりますと、


勉強だけが全て(偏差値が高いことだけが全て)


という考えだけで学生を指導することは良くないことが多い、ということが身に沁みます。

そして、生徒も様々な性質があるので、全員が学力を上げ・大学に進学することが全てでは無いと思います。

ただ、偏差値を取れるための学習方法を身につけることは重要です。

しかし申し訳ないのですが、

体育科=偏差値は低めの方が行く高校

となってしまっている現状があります。

ただ、体育科の学生(健康な身体を持っている学生)には、警察官や消防士・自衛隊など、公務員の就職先もありますし、

その他、一般企業でも、体力があり頭の柔軟性もある学生ということで引く手あまたです。


私が今までの学習塾経験で感じたことは(仙台市・郡山市)、

サッカー・バスケ・バドミントンなどの部活をしっかり行っている・県大会以上の成績を残している生徒は、学力がとびぬけて良い生徒も多いですが、全体的に学力は高めになっている。

そして、そのスポーツをしていて現在偏差値が低い生徒たちは、ただ単に、

勉強する時間が足りないか
勉強の仕方が分からない

ということが大変多く、学習塾に通学することで、簡単に偏差値をアップさせることが出来ている

ということです。

(スポーツと学力は、やはり何か関連がありそうです)


保護者の立場としては、どうしても、

学力が優先順位が上であり、
勉強をきちんとした上でスポーツをしっかりやりなさい。

という姿勢になるのは当然です。
そして、それが悪いという訳では全くありません。

ですが、お子さんの性質によっては、スポーツの優先順位を上にしても良いのではないか、と思います。

そして、それを実現するためには、

偏差値高めの体育科高校

があって良いのではないかと思います。

学校教育は今、過渡期を迎えていますが、様々な可能性や手段を学生に提供出来るような形にしたいものです。



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今回の画像は【つむぎ】さんからお借りしました。ありがとうございます。


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モチベーター講師P206|学校教育と読書レビューとスイーツも 記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。