見出し画像

ペーパーウェル16参加小説後日談の頒布、始めました|宣伝とか裏話とか

ペーパーウェル16にて配信した小説『台風の目の中は晴れている』(略:天気組)。
その後日談にあたる小説『旅の薄曇りはかきすて』の頒布を開始しました!

……まぁ、頒布を開始したといっても、実は開始してから現時点で1週間近くが経っているのですが(冷や汗)

「頒布する前に告知・宣伝記事を書かないとなぁ」と思いながらも、結局その時間を取ることができず、先に頒布することになっちゃいました。
詳しくは創作進捗記の方をご覧ください。
93回目ぐらいから後日談制作の進捗を載せ始めているので……。

というわけで、あらためまして、天気組後日談のお話です。


頒布物の詳細

今回はBOOTHのみでのデータ頒布となっています。

本編同様に無配
つまり0円頒布です!(0円頒布って、なんか語呂がいいな)

▼頒布先のBOOTHページ


小説は2種類のデータでご用意してあります。
ダウンロード後に印刷・製本して読む冊子版と、PCやスマホ、タブレットでそのまま読めるPDFデータの2つです。

本編自体が、印刷データ配信の創作イベントであるペーパーウェル16参加作品だったので、そちらにあわせてデータで頒布した形になります。

冊子版にくわえてPDF版を追加したのは、今回もちょっとページ数多めになっちゃったので、製本が面倒な方は面倒かなぁと(苦笑)
製本が面倒な方は、ぜひPDF版をお楽しみください。

そして今回は、なんと初の試みとして「お布施セット」なるものをご用意してみました!

こちらもデータ(PDF)配布となります!


その名の通り、お布施をしていただくためのセットです。

お礼品として、天崎・櫻井制作時のキャラクター基本情報(プロフィールや2人の出会い、『あの日』の後日談等の小ネタ)をまとめたデータを添付しています。
作品を気に入ってくださった方が読んだら、また作品の掘りが深まるデータなんじゃないかなと思ったり。

よければぜひお布施してあげてください。

お布施セットの補足

前述しましたが、添付しているキャラクター基本情報は、あくまでも「キャラクター制作時のもの」となります。

つまり、これまでに公開してきた『Herec』や『書籍館』のようなプロフィール形式ではなく、制作時に思いついた情報をまとめたデータということ。
なので、各キャラのプロフが読めるというよりは、「制作メモが読める」といった感覚に近しいデータだと思われます。

「こういう感じでキャラクター制作してるんだ、この人。ふ~ん」ぐらいのノリで読んでもらえれば幸いです。

もちろん読めるように体裁は整え直したので、大丈夫だとは思います!
大丈夫……うん、きっと大丈夫。

…………読みづらい等あったら、こっそり教えてあげてください(震え声)

裏話①|後日談のストーリーは苦肉の策

後日談を書くにあたり、「書くならば絶対『旅行』の話にする」と決めていました。

だってね、本編の最後で次の旅行の話をしてるんですよ?
書くならやっぱりそこじゃないですか。
私だったらそこが読みたい。そこを読ませろって思いますわ。

とはいえ、後日談の制作を思い立ったのは突然のこと。
予定していた作品ではなかったので、2人の旅行先を決めたところで、その後に取材をしている余裕なんてない。

思い立ったら即行動とは言いますが、即行動と無計画ではわけが違うわけで。
「あ、無理か?」と自分のスケジュールを確認しながら、遠いところを見たのは、今は懐かしき思い出です(遠い目)

でも気持ちは後日談を書く方向で固まっていたし、なんなら(ある種いつも通りですが)自分自身が読みたいまであったし……。

悩んだ末に、「旅行先での話が書けないなら、旅行先に向かう道中なら書けるのでは!?」という結論にいたりました。

そんなわけで、今作は旅行先へ移動中の電車内での話となったわけです。

ほほほほほ、苦肉の策なんじゃよ。
良い子は真似しちゃダメだぜ?(遠い目)

裏話②|ハイライトと表紙のデザインの意図

今回も、前回同様に小説のハイライトを作ってみました

装丁カフェ 小説ハイライト

やはりハイライトがあると、なんだか一気にかっこよさが増しますね!
オシャレだ(物書きにあるまじき語彙力の感想)

横にしたのは気分でのことでしたが、これ、横にしたことでなんだか電車の車体みがあっていいですね

電車って横長だもんね。
その車体の四角い窓から空を見上げるシーンも小説内にはあるし、真ん中の四角い枠を窓に見立てれば、ほらもうこれ、完璧に電車じゃない!?(幻覚)

ちなみに、真ん中の四角い枠は実際に窓に見立てていたりします。

あと、本編のハイライトでも四角い枠を使っていたのもあって、デザインを対にしたいという思いから、この形にしてみました。
むこうでは台風の目をイメージして、このデザインを使わせていただいたんですよね〜。

▼本編のハイライトはこちらで確認できます!


なお、この対の意識は表紙にも出ていたりします。

後日談表紙。本編表紙はBOOTHにて。

表紙について考えた時、「この小説の後日談だよってすぐにわかるデザインにした方がいいよな」と思いまして。
そこで、本編の表紙デザインの飾りをいくつかいじり、デザインが対になるように仕上げてみました。

本編では丸だった真ん中の枠を、後日談では四角に。
これは先のハイライト同様に、電車の窓を意識した形になります。
前回の丸は台風の目を意識していたので。
今回は台風の話じゃないので、別の象徴に変えました。

そして飛行機とサーターアンダギーを削除。
代わりに、今回の舞台である電車と線路を配置。
「今回は電車が関わってきますよ~」という主張として配置してみました。

最初は電車だけだったのですが、なんだかちょっとシンプル過ぎて寂しい印象を覚えたので線路も追加しました。
本編の表紙だと、色の濃いサーターアンダギーがいますからね。
その光景に見慣れて、 線画の電車だけだと物足りないように感じてしまったのかもしれません。

たぶんきっとおそらくメイビー(笑)

裏話③|今作のイメソン

さて、最後の裏話は今作のイメソンのお話です。

本編の時同様、今作にもイメソンがありますよ~。
今作はなんと、2曲あります(ドドンッ)

……いや、なんで後日談の方が本編よりイメソンが多いんだよ。
そこは逆だろ。なんでだよ( )

ま、とにもかくにも楽曲紹介。
まず1曲めは、葵木ゴウさんの『それでいい』です。

ちょっと長めの曲なのですが、めちゃ心に染みる曲なのでぜひ聴いてみてほしい。
いわゆるボカロ曲だけど、「人間のような声」と評価が高いSynthesizer Vシリーズのソフトが使われているので、ボカロ慣れしていない方でも聴きやすいかと。

今回後日談を書く上で、「晴れやかな空気で終わらし方にしたいな」という思いがずっとありました。
その「晴れやかな空気」作りの参考に聴かせていただいた楽曲です。

ラストシーンのイメソンって感じですね。
この曲みたいな空気感を目指して、ずっと書いてました。

それが上手くできたのかは、読者のみぞ知るってな。
作者としては、そうなっていることを願うばかりです(笑)

そして2曲めがこちら。
カロンズベカラズの『パンドラ』です。

さっきの曲がラストという名のエンディングに向けてなら、こっちはラストを超えた先、エンディングロールをイメージしながら聴いていた曲です。

今作は天気組の後日談なわけですが、ここで物語が終わっても彼らの人生はまだまだ続くわけで。
本編・後日談、どちらのお話も櫻井くんと天崎から見たら、人生のほんの一部の出来事でしかありません。
ここで起きた問題が解決しても、たぶん今後も似たようなトラブル、悩み、葛藤なんかに苛まれることになるんじゃないかなと思います。

実際、両者ともに家族問題に関してはなんにも解決していませんし。
問題を先延ばしにしている……ともまぁ、見えなくもなくもない。

すべての問題が一気に解決できるなんて、そんな素敵なこと、人生ではきっとなかなか起きないことだと思います。
なにかひとつ問題をクリアしたら、次の問題が出てくる。厄介なダンジョンのトラップみたい。人生って大変。

きっとこれからも、天気組の人生は大変なことの連続なのでしょうが、それでも本編や後日談でそうであったように、なんだかんだ上手くやっていけたらいいなって。

そんな物語の先にある彼らの人生に想いを馳せながら聴いていた1曲です。
この「物語の先にある彼らの人生」をまた書く日が来るのかどうかは、それこそ本当に神のみぞ知る。

【おわりに】解釈・考察はどこまでも続くよ

裏話①でも話したように、今回のお話は苦肉の策で作り上げた展開です。

……が、実際に書きあげて頒布を始めた今は、逆にこれがよかったかなとも思っています。

本編の関連記事でも話した通り、本作は「想像の余白」を多めに残している作品です。
今回のお話は肝心の旅行先でのことは語っていませんが、だからこそ、彼らにどんな未来が待ち受けているか、そこが想像の余地を残す形で終われたのではないかなと思います。
彼らの人生はね、物語を超えてまだまだ続いていくからね。
ここで終わらないのが人生というもの。

今思えば、電車という舞台も、未来に向かって進んでいるという風に見えなくもなくもないかも……?

物語という枠の先の人生に向かって、作者にも読者にも見えない未来に向かって彼らが去って行ったのだと。
そう解釈したら途端凄くエモく見えてきたような……考えすぎかしら?

これ以上の考察・解釈は野暮ということで(苦笑)
この辺りで筆を置こうと思います。

改めて、天気組後日談『旅の薄曇りはかきすて』をお読みくださり、ありがとうございました!
こんな裏話まで読みにきてくださってね、作者としては感無量の3文字です。

彼らの話はここでひとまず終わりですが、よければ今後とも彼らのことを覚えておいてくださると嬉しいです。
時々は思い出してくれたらなんてね、そんなことを願ったり。

それでは。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。


天気組の小説関連リンクまとめ

▼本編『台風の目の中は晴れている』公開先
 折本・製本を楽しみたい方はこちら→BOOTH
 とにかく作品が読みたい!という方はこちら→TALES

▼後日談『旅の薄曇りはかきすて』頒布先
 
BOOTH

▼本編の裏話をまとめた記事

▼Picrewで天気組の外見を作ってみた話
 2人の外見が気になる方はどうぞ。

▼質問箱あります!
 
天気組関連の質問・匿名で感想を送りたい等ありましたら、ぜひ使ってください。

質問箱に感想を送るのはちょっと……という方は、こちらの記事にそのほかの感想送付先をまとめてありますので、ご確認ください。

いいなと思ったら応援しよう!

勝哉道花|みちなり文庫 よければ応援お願いします! いただいたチップは創作の活動費として、大切に使わせていただきます。