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便秘気味の赤ちゃんに|離乳食1日メニューと整え方(9ヶ月目安)


赤ちゃんが便秘気味になると、
「どんな食事をだせばいい?」と悩む保護者も多いでしょう。

便秘対策では食材だけでなく、食事のバランスも大切です。

この記事では、便秘気味の赤ちゃんにおすすめの離乳食1日メニューと、食事のポイントを管理栄養士の視点から解説します。

※本記事は管理栄養士資格を有する筆者が、栄養学の知識に基づき解説しています。

赤ちゃんが便秘になる原因 

  • 離乳食開始による食事の変化

母乳やミルクなどの水分中心の食事から固形の食事へと変化するため便が硬くなりやすくなります。

  • 食物繊維の不足

食物繊維には水溶性(便を柔らかくする働き)と不溶性(便のかさを増す働き)の2種類があります。どちらが不足しても便秘の原因となる可能性があります。

  • 水分不足

離乳食が増えると自然と授乳量が減り、水分摂取量が不足し便秘につながりやすくなります。

  • 生活リズムの変化

赤ちゃんは生活や環境の変化に敏感です。ストレスが原因で、便秘を引き起こすことがあります。

便秘気味の赤ちゃんの食事ポイント

便秘対策では、食物繊維・水分・腸内環境の3つを意識した食事が大切です。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

①食物繊維を多く含む食材を取り入れる

おすすめ食材

  • さつまいも

→食物繊維が豊富で、甘みがあり離乳食に取り入れやすい

  • かぼちゃ

→食物繊維と水分が豊富

  • オートミール

→水溶性・不溶性どちらもバランスよく含む

  • バナナ

→水溶性食物繊維を含み、赤ちゃんも食べやすい

②水分補給


食事のたびに麦茶や白湯を与える習慣をつけたり、汁物をメニューに取り入れましょう。

③発酵食品の活用


ヨーグルトや納豆などの発酵食品は腸内環境を整え、便秘の改善に役立つ可能性があります。

④油脂を少量取り入れる


油脂は便を出しやすくする働きがあります。バターやオリーブオイルなどから調理に取り入れてみましょう。

便秘気味赤ちゃんにおすすめの離乳食1日メニュー


※本メニューは9ヶ月頃(離乳食後期)を目安としています。

朝食

オートミール粥+バナナヨーグルト+麦茶

【材料(目安量)】
<オートミール粥>
・オートミール 小さじ6
・水または育児用ミルク 大さじ5
<バナナヨーグルト>
・バナナ 2~3㎝ 
・ヨーグルト 大さじ2

【作り方】
<オートミール粥>
①オートミールと水を耐熱皿に入れる
②電子レンジで600Wで50秒加熱

【ポイント】
オートミールとバナナで食物繊維を補い、ヨーグルトで腸内環境を整えるメニューです。

昼食

5倍粥(軟飯)+鶏肉じゃが+味噌汁

【材料(目安量)】
・5倍粥 80g

<赤ちゃん肉じゃが>
・鶏ひき肉 大さじ1
・じゃがいも 大さじ1
・にんじん 小さじ2
・玉ねぎ 小さじ1
・だし汁 20ml

<味噌汁>
・キャベツなどお好きな野菜 小さじ1
・だし汁 適量
・味噌 小豆1/2粒大程度

【作り方】
①肉じゃが、味噌汁に使う野菜をやわらかくなるまで煮る
②野菜を細かく切る
③肉じゃがはだし汁に肉、刻んだ野菜を入れ肉に火が通るまで煮込む
 味噌汁はだし汁に刻んだ野菜を入れ、味噌を溶かす

【ポイント】
じゃがいもと野菜で食物繊維をとり、味噌汁で水分を補うメニューです。

夕食


さつまいも粥+豆腐の野菜あんかけ+りんご+麦茶

【材料(目安量)】
<さつまいも粥>
・全粥 80g
・さつまいも 大さじ1

<豆腐の野菜あんかけ>
・豆腐 40g
・小松菜 小さじ2
・にんじん 小さじ2
・だし汁 適量
・水溶き片栗粉 適量

・りんご 大さじ2

【作り方】
<さつまいも粥>
①さつまいもはやわらかく茹でて潰す
②お粥にまぜる

<豆腐の野菜あんかけ>
①野菜をやわらかくなるまで煮る
②茹でた野菜と豆腐を細かく切る
③出し汁に野菜と豆腐を入れ煮込む
④水溶き片栗粉でとろみをつける

<りんご>
①りんごは食べやすい大きさに切る(5mm大程度)
②電子レンジで30〜40秒加熱する

【ポイント】
さつまいも、野菜、りんごで食物繊維を補給。りんごには腸内環境を整える働きもあります。

赤ちゃんの便秘が食事で改善しない場合の対処法


食事の改善や水分補給などを行なっても症状が改善しない場合は

・お腹を「の」の字マッサージ
・綿棒浣腸

などの方法があります。
ただし綿棒浣腸は強く刺激し過ぎないように注意し、心配な場合は医師等に相談しましょう。

症状が長引くときや、排便時に強く痛がるなど心配な症状があるときはかかりつけ医を受診しましょう。

まとめ


赤ちゃんの便秘対策では、
「食物繊維・水分・腸内環境」を意識した食事が大切です。

今回紹介した1日メニューをベースに、無理のない範囲で取り入れてみてください。

※迷ったときにすぐ見返せるよう、保存しておくと便利です。


執筆
管理栄養士 まり
高齢者施設で栄養管理業務に従事。献立作成や栄養バランス設計の実務経験を活かし、エビデンスに基づいた正確でわかりやすい記事を執筆。専門用語をかみ砕き、読者が実践しやすい形でわかりやすく伝えることを大切にしている。



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