【旅するフードコーディネーター】#09🇫🇷アヴィニョン編「アヴィニョン魅惑の屋内マルシェと垂直庭園の理由」
先週から本日までに、コングラボードとやらを6回いただいて嬉しいゆきんこです。
文章を書いていると、自然と読書欲も高まるのですね。ここ数年、仕事に関連する本ばかりを読んでいましたが、久しぶりに、旅や食のエッセイを探して、移動の時間や寝る前に読書を楽しんでいます。
#DAY09(5/25 SUN)アヴィニョン
アヴィニョン2日目は、両親と街を把握しようと、まずは朝からアヴィニョンの住民たちの台所、常設の屋内マルシェ『|Les Halles d'Avignon《レ・アル・アヴィニョン》』をのぞきに行きます。

森のような垂直庭園のマルシェ
市場の正面玄関、北側の壁面には、植物学者パトリック・ブランの『垂直庭園』の建築技術が取り入れられており、植物に覆われた壁が、とても素敵。
壁面には、プロヴァンスの気候に適した100種類以上の植物が植えられています。
パトリック・ブランは、土を使わずに壁面で植物を育てる『垂直庭園(ムール・ヴェジタール)』の先駆者として世界的に知られています。
フェルト地と灌漑システムを組み合わせた独自の技術は、熱帯雨林の岩場などで土がなくても育つ植物の生態から着想を得たといいます。
日本の金沢21世紀美術館や、太宰府天満宮、GINZA SIXなど、世界中の建築物で彼の手がけた緑の壁を見ることができますが、ここアヴィニョンでは、マルシェという、住民の日常生活と周辺環境に溶け込んだ建築物として、他の建築物にはない素朴な親しみを感じるのは私だけではないはず。
本来無機質なコンクリートの建物に命を吹き込むようなその手法は、都市のヒートアイランド現象を和らげる解決策としても注目されているのだそうです。

この美しい建物に足を踏み入れた瞬間、私は心に決めました。
アタシ、マイニチココニカヨウ、ゼッタイ。



屋内には、ブーランジェリー、肉屋、魚屋、八百屋、チーズ、惣菜、スイーツ、ハーブ&スパイス、ワイン、バーやカフェ、レストランなど、40以上のユニークな専門店がワンフロアに軒を連ねていて壮観!




量り売りのため、3人の必要な量を少しずつ、いろんなものを試してみられるのがとても良いですね。
こちらのぺしゃんこの桃がこの時の旬でした。

【Les Halles d'Avignon】
午後はアヴィニョン観光
屋内マルシェでたんまり食材を買い込んだら、午後はベタですが、街の全体像を把握するために、教皇庁広場を出発し、旧市街、城壁沿いなどを40分ほどかけて1周してくれる『トロリーバス』に乗りました。
狭い城壁ギリギリの路地を走行したりと、意外とスリル。



市場の『垂直庭園』もそうですが、アヴィニョンの城壁内は、街中にも、公園にも、アパルトマンの敷地内にも、随所にある植栽がとにかく美しい。
プロヴァンスの日差しをたっぷり受けた木々たちは驚くほど大きく育ち、アパルトマンの壁面を覆う植物が色とりどりの可憐な花を咲かせています。
日が長く、石造りの建物が密集するアヴィニョンの城壁内は、夏場は石が熱を持ち、非常に気温が上がりやすいため、街全体で積極的に植樹を行い、木陰を作ることで温度上昇を抑える工夫がなされているのですね。





この日の中央市場満喫ディナー
観光を終えて、この日のディナーは、屋内マルシェで買ったプロヴァンス料理『カイエット』と、ドライトマトのキッシュに、新鮮なホワイトアスパラガスを茹でて付け合わせにして、眺めの良いテラスのテーブルにて。






アヴィニョンは観光地ですが、Airbnbのアパルトマンがある城壁沿いは、観光客はほとんどいない、静かな居住エリアです。
周囲には緑が豊かで雰囲気の良い公園があり、アパルトマンの敷地内にもたくさんの木々が植えられています。
城壁付近には、プロヴァンス地方特有の強風「ミストラル」から建物や街を守るために、古くから『糸杉』が防風林として植えられてきたのだそう。
ニースで2度のスリにあい、楽しいながらも治安の悪さにビクビクしながら滞在していた私たちは、アヴィニョンの柔らかな緑に包まれる生活環境に、どこか実家の田舎を思い出し、心からの安らぎを感じるのでした。
アヴィニョン、素敵。
【この日食べたおいしいもの】
⬛︎MORNING
目玉焼き、ヨーグルトと無添加桃のジャム、サラダ、バゲット
⬛︎LUNCH
屋内マルシェで買ったドライトマトとオリーブのキッシュ
⬛︎DINNER 屋内マルシェで買ったカイエット、サラダ、バゲット
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いただいたチップはおいしいものに…やがてゆきんこが摂取するカロリーに…ひいては体重の増加に繋がっていくでしょう。