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「風」に翻弄される


筆者はかねてより綾崎隼という作家のファンである。

先日、突然の思いつきでやってみたお手紙を書く企画(企画というつもりはないのだけど、企画以外の上手い言い回しが見つからないのでとりあえず企画ということにしておく)で好きな本を聞かれた。
その時、綾崎氏の『君を描けば嘘になる』と書いたのだけれど、本当は「花鳥風月シリーズ」も読んでみてほしいと書きたかった。が、しかし、書けなかった。

何故か。

「風」という字が上手く書けなかったからだ。


「花鳥風月」という美しい言葉は、やはり美しく書きたい。が、しかし。どうにも「風」という字が格好つかない。

筆者が書いた「風」



なんというか、太ってる

「風」って、効果音で言ったら「ひゅ~」とか「ぴゅ~」とかなわけで。「ひゅ~」やら「ぴゅ~」やらが太ってるのはおかしいだろ。
やっぱり「風」はシュッとしているべきである。

しかし、風という字の「几」この部分、あまりシュッとさせすぎると、今度は中の「ノ」と「虫」が入らなくて窮屈になる。それはスマートとは言えない。
「ノ」「虫」がほどよい余裕を持って「几」の中に収まった時、それは美しい「風」になるはずなのである。



書き方のコツを調べてみると、やはり「几」は内側に曲げすぎてはいけないらしい。「ノ」「虫」は、ギチギチでもダメだし、ある程度の大きさがないと格好つかない。

シュッとさせたいけど
キュッとなるのは違う


左の払いがなぁ。苦手なんだよなぁ。これがスッとキレイに払えれば幾分マシになりそうなもんだけど。

それから右側の「ハネ」。これを結構大胆にいくべきだ。グッと下までいってガッと勢いよくハネておけば、たいていは格好良く仕上がる。(とかとか)

グッといって、ガッ なのである


でも、風って「ひゅ~」なのに、グッと力を入れて、下で一旦キュッと止めて、っていうのは、何だか解釈違いだ。
力を入れる漢字はもっとゴツいのが良いだろ。「剛」とか。「風」はもっと優雅にさらさら書けるものであれよ。

行書の「風」はなかなかに解釈一致
ひゅるる~という感じがかなりカッコイイ


草書までいくと訳わからん





ということで、2025年最初の「書く」「風」でした。

今更ですが、書道の段位は持ってないので、各字は見よう見まねです。あしからず。

「私はこの字が苦手」とか、「この字書いてみて」などありましたらぜひコメント欄で教えてください。必ずとお約束はできないですが、気まぐれにリクエスト消化していきたいと思います。

ちなみに筆者は画数の多い漢字が好きです。


▼2024年に書いたものたち


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彩野リィ 最後までお読みいただきありがとうございました!「面白ぇ女」と思っていただけたらスキ❤️やコメント、シェアのほど、よろしくお願いします。チップは私の執筆のおとも・マウントレーニア カフェラッテにさせていただきます!🙇‍♀️