フローレンスの駒崎さんが燃え盛る要因の分析(世間からズルいと思われてそうなことランキング)

2025年10月21日
(10/23 「1」の下部に枝記事へのリンク追加)
(11/3 「1」の「4位」のところにおやこ基地シブヤの件の記事のリンクを追加)

ご無沙汰しております。貧乏暇なしで仕事に追われており、色々と書きたいことはあるものの、最近は記事を書けていませんでした。

ようやっと落ち着いてきたので何か書こうかなと思った矢先、Xという動物園を舞台にいつもの調子でフローレンスの駒崎さんが燃えているところに出くわしたので、フランス革命前夜みたいなリプ欄や引用postを眺めつつ、隅っこから少し薪をくべたり水をかけたりしていました。

小さい会社を経営しながら個人で様々な企業のコンサルをしている私にとっても炎上というのは無関係ではありませんし、また過去記事でフローレンスを扱ったこともあり、その振り返りをどこかでしようかなと思っていたところでもありましたので、せっかくの機会ですし記事にしてみます。

さて、慈善・福祉方面の燃えるツインタワーといえば片方はたかまつななさん、もう片方はフローレンスの駒崎さんを連想する方も多いのではないでしょうか。
このお二方は最近だと立てば炎上、座れば炎上、歩く姿もすぐ炎上という悲惨なことになっています。もしかしたら最近の夏が暑く長くなっている一因かもしれません。

お二人への批判は言いがかりや誹謗中傷も多く、95%ほどお気の毒に思う反面、「せやかてアンタもアンタやで」と思う気持ちも5%ほどはあります。

たかまつななさんの炎上については少々分析したことがあります。

彼女に関しては「ワクワク助成金」等の例があるように、おそらくお育ちの良さに基づく無自覚な庶民煽りがお口の悪い方々をピキピキさせているんだとは思います。誰か注意したれよ。

私が観察したところ、たかまつななさんに対しては「『持ってる』側の世間知らずなお嬢ちゃんが何言ってんだ」(※)的な冷めた論調が多いのに対して、フローレンスの駒崎さんに関しては「ズルして俺たちの税金をかすめ取りやがって!許せねえ!」(※)という熱い論調が多い様子なので、お二人とも一般大衆をピキらせているという共通点はあるものの、その炎上ベクトルはどうも違うようです。
※ もちろん事実ではありません。そう考えている方々が多そうだなという私の観察結果です。

これはもちろん実際はそんなことはないんでしょうが、『こいつらのような色んな既得権益を持っている連中のせいで俺たちが苦しんでいるんだ!』という誤解に基づく怒りが炎上を呼んでいるようにも見受けられます。

主人公たちが悪役が創り出したツインタワーによって弱らせられる図。
俺たちの青春ダイの大冒険より。令和版のアニメも良かったね。

たかまつななさんのケースは言い方を改めれば良いと思うんですが、フローレンスさんのケースは誤解だ、実際は違うんだと叫んだところで彼らの怒りは収まりません。
なぜなら、ピキってる方々は何らかの事象を見聞きして「フローレンス(≒駒崎さん)はズルいやつ」というご判断をなさっている様子だからです。
彼らは何を見てそんなことを思ったんでしょうか?では、フローレンスさんはどうすればいいんでしょうか?というのを考えてみました。

なお、私はたかまつななさんも色々なご苦労を経験しておられる方だと思っていますし、フローレンスの駒崎さんも優れたビジネスセンスをお持ちの経営者として尊敬しております。

あくまでも世間一般の方々が何を材料にピキってるのかを分析し、これを他山の石としたいと考えているだけで、他意はありません。

1、フローレンスさんが世間からズルいと思われそうなことランキング

  • ということで、公開情報を基にフローレンスさんがズルいことをしてる!と思われそうなことを改めて列挙してみます。ランクは私の主観です。

5位 休眠預金活用事業でお金をもらったのに情報公開の義務履行は微妙

  • これはあまり有名な話ではないです。詳細は過去記事で

  • フローレンスさんは休眠預金活用事業の実行団体に採択されています。まあ補助金的なものをもらってらっしゃると理解してくれれば構いません。

  • 休眠預金活用事業では各種規程の情報公開が定められており、フローレンスさんもそれに従って当該公開をしているのですが、、、

  • 当該ページにいたるためのリンクは同社のHPのどこにもなく、辿り着くのが非常に困難です。

  • 検索サイトの仕様上、内部リンク等の相互の結びつきがないとクローラーが発見し難く、現に2024年1月時点では「規程類 フローレンス」と検索しても当該ページにはたどり着けませんでした。
    (今は引っかかるようになってますね。もしかしたら私の以前のNote記事に直リンクが貼られたことでクローラーが当該ページを見つけたのかもしれません)

  • また、詳説は省きますが規程類PDF本文への「検索避け」も施しているので、Google検索等で例えば「役員報酬規程 フローレンス」等で検索しても当該PDFファイルは発見できません。

robot.txtより
  • 確かにネット上に情報は公開なさっているんですが、当該情報は通常導線では辿り着けない位置にあり、情報公開の透明性を重要視している制度の受益団体としては望ましいとは言い難く、「カネはもろとくけど付随する義務の履行はこっちの解釈でやらせてもらうで」というのが同社の考え方なのだと誤解されかねません。賭博黙示録カイジの利根川さんじゃねえんだからさ。

  • この話は特に有名ではないですが、こういう「確実にルール違反とまでは言えないけど、ちょっと、なんか、ねえ?」ということが多い同社の姿勢を象徴するかのような事象であり、ランクインさせました。

  • 関係ない話ですが、皆さんもよく知るColaboさんはこの休眠預金から1億円をもらってアパートを建ててるんですが、この情報公開ルールをガン無視するというストロングスタイルを貫いています。

4位 地縁は薄いが区長との関係が深い渋谷区からふるさと納税で資金調達

  • これは割と有名ですね。詳細は過去記事で

  • フローレンスさんは2022年から渋谷区のふるさと納税から選ばれて、それなりに魅力ある返礼品と社会的な意義を武器に2022年は106百万円2023年は80百万円の寄附を集めています。

  • 2025年もやってるっぽいですね。

  • 問題はフローレンスさんは千代田区が本社の会社で、渋谷区と特に地縁が深いわけでもなく、また資金使途は「全国にむけた活動全般」の費用であり、特に渋谷区のために使うというわけではないことです。

フローレンスの募集ページのアーカイブより
  • ふるさと納税ってその地域のためにしてもらう制度じゃないの?これじゃただのフローレンスさんの集金ツールじゃない?ということが問題視されたのが一昨年~昨年です。

  • また、浜田聡元参議院議員も質問主意書で問題提起しています。

  • 「うちはおたくが本拠の事業者じゃないし、集まった資金は別におたくの地域向けってわけではない活動全般に使うけど、おたくのふるさと納税にいっちょ噛ませてよ」と自治体に声をかけて、『集金』させてもらえていることについて、「ズルい!」と感じる方は多かったようです。

  • ただまあ、普通はそんな舐めたこと言っても門前払いになりますよね。

  • 併せて注目されたのは、渋谷区長の長谷部健さんと駒崎さんとが古くからの非常に親しい間柄であることです。

  • 対談でも少し触れておられますが、長谷部健さんが作ったNPO green birdの理事に駒崎さんがついていた時期があったりと、中々関係が深そうな様子がうかがえます。

グリーンバードさんのHPより
2013年度活動報告書
同2016年度活動報告書
  • 有り体に言うと、2017年頃のおやこ基地シブヤ設置に係る便宜供与や本件ふるさと納税にいたるまで、長谷部さんと駒崎さんの個人的な関係がフローレンスさんへの『厚遇』に繋がっているんではないかと世間から疑われた様子です。

  • 誹謗中傷や決めつけはどうかとは思いますが、その人脈活用?も含めて「ちょっと、なんか、ねえ?」と思われることについてはやむを得ない部分もあるかなと個人的には感じます。

  • ちなみにおやこ基地シブヤの件はこの記事の後で突然燃え出したので記事にしました。

3位 個人が認定NPOに「名義貸し」しているように見える政治活動

  • さて、これも有名なことです。詳細は過去記事で。

  • 同社の駒崎さんは昔から政治活動には非常に熱心です。上述の『厚遇』の見返りかどうかは知りませんが、2023年の統一地方選の時も先述の長谷部区長さんの応援を熱心にやっておられました

  • もちろんご本人は「団体とは関係のない個人の活動だよ!」と仰ってはいますが、NPOの代表理事(2022/9からは謎の「会長」)の活動をどう評価するのかというのは、なかなか白黒つけにくい問題です。

  • それだけにその「政治活動費」を誰が出していたのかというのは重要です。

  • 元記事や上記postに詳細は貼っていますが、要は「政治活動」の情報発信を中心に行ってきた駒崎弘樹さんの個人HPはフローレンスさん名義で契約され、フローレンスさん名義で広告も出稿されていた様子です。(過去の話ですよ、念の為)

  • これだけを見ると「団体の活動」と捉えるのが自然なような気が、、、

  • こういうルールのグレーゾーンを狙った?活動が「なんかズルそうなことをしている」というイメージや、直截な言い方をすると「政治家を使って利益誘導をしている」というイメージを持つ方を増やしているのかもしれません。

  • そして事実はそうでなくとも、そう誤解されている以上、今後は政治活動は控えられた方が御身とフローレンスさんのためではないでしょうか。

2位 謎の「会長」職を新設し、お金の動きを不透明化?

  • 詳細は過去記事で。さて、同社の「顔」として活動している駒崎さんではありますが、実は2022年8月末に同社の代表理事を退任しており、現在は法的な役員ではないようです。

  • ただし「会長」として経営には携わっているとのこと。

  • 駒崎さんと言えばNPO代表者としては比較的高額な報酬をもらっていることで有名です。

  • この高額報酬がなければ「会長」就任はどうということはないのですが、、、

  • 解説しますと、前提としてNPO法人は関係者への利益配分を許さない組織です。

  • だからこそ、我々市民が上記のような公開情報を見て、NPOが役員等に適正ではない金額の利益分配を行っていないか等を監視できるような仕組みになっています。19百万円/年が適正かは知らんけど。

  • しかし「会長」職は役員(理事)ではないので、情報公開義務はありません。

  • つまり「理事ではないけれどもなんかえらそうな人」である『会長』駒崎さんへの支払いは不可視化されちゃう懸念があるんですよね、、、

  • 「『会長』報酬は外注費とか給与とかで今までと同等かそれ以上にもらってるんじゃないか?高額報酬に対する批判をかわすために卑怯なことをしやがって!」と疑う方々もいそうな気がします。

  • こういうことをするなら、無用の疑いを招かぬよう、「今までと同じように働いてもらうから今まで通りの報酬を支払うよ!」とか、逆に「代表を退任した以上は報酬はゼロだよ!」とか、お金の動きを何らかの形で明示していただいた方が、NPOに求められる透明性を確保できるのではないかと感じてしまいます。

  • 世間様からの見られ方を意識するという視点がフローレンスさんには欠けているのかもしれません。実際のところ会長さんにはナンボはろてるんですかね?

  • ちなみに駒崎さんは2025年12月末には会長職も退任されるご様子

1位 「ベビーライフ事件」無関係宣言

  • これはむしろ有名すぎるので私の記事で扱ったことはないです。

  • フローレンスさんへの攻撃がいわゆるベビーライフ事件に絡めて行われていることはかなり多いようです。

  • 「原則国内」というルールが守られず、ベビーライフさんという団体によって主に海外向けに養子縁組がなされた結果、赤ちゃんの状況をトレースすることができなくなっているという、日本を震撼させたこの事件ですが、駒崎さんは『火消し』のため繰り返しフローレンスさんとベビーライフさんは無関係だという情報発信を行っています。

  • まあ、うん。たしかにベビーライフさんとフローレンスさんは別に関連会社というわけではないでしょう。

  • しかしながら、ベビーライフさんは共同で「日本こども縁組協会」を設立した提携先ではあるわけです。

  • フローレンスさんは2018年当時から認定NPOのトップランナーだったわけですから、「フローレンスさんが一緒に協会を設立するほどの信用がある会社なんだ」という一種の『権威』をベビーライフさんに与えたわけで、それを信じてお子さんを託した方々も一定数いるんじゃないですかね。

  • 例えが適切かわからないですが、『有名パティシエがお弁当屋さんと提携して弁当に入れるスイーツを提供することになったけど、そのお弁当屋さんの衛生管理が最悪で、食中毒事件を起こした』みたいな感じですかね。

  • そのパティシエが「いやー俺は関係ないけどアイツ最悪っスね」って言ったら、「いや、おまえ、協業相手がちゃんとした先か事前に調べなかったんか?こっちはおまえが協業する相手やから信じたんやぞ」と憤る方々は多そうです。

  • 繰り返し無関係を叫ぶのではなく、その内情を見抜けないまま提携してしまったことを率直にまずごめんなさいしていれば、ベビーライフ事件を延々擦られ続けることもなかったのではないかなと考えてしまいます。

  • 一種の道義的責任をスルーすることも、やはり「ズルい」というイメージを持たれる原因ではないでしょうか。

番外編1 駒崎さん個人 休眠預金活用を呼びかけてルールメイカーになるも突如プレイヤーに転身(失敗)

  • 休眠預金活用事業の発案者の一人が駒崎さんだったわけですが、その事業を内閣府から受託して執り行う「指定活用団体」という元締めを決めるためのルール作りをする会議にも有識者として参加しておられました。

  • それが突如「指定活用団体を作るんで委員辞めます」と申し出て、退任。

  • 2018年5月16日の会議ではその件が話し合われました。

  • 『率直に申し上げて審議会の1年目の非常に重要な時期に、かつ、議論をかなりリードした委員』(原文ママ)が、突然ルールメイカーからプレイヤーに転身しようとしていることに、有識者の方々がかなり驚いている様子が見受けられます。

  • 見ようによっては「ズルい」と感じる人がいるかもしれませんね。これはあくまでも有識者である駒崎さん個人の行為ですが、駒崎さんはフローレンスさんの顔ですから、団体のイメージにも繋がるかもしれません。

  • なお、駒崎さんが作った団体は残念ながら「指定活用団体」には選ばれませんでした。合掌。

特に意味はないです。

番外編2 関連会社のこども宅食応援団 国から請けたお金配り事業で自身の勢力伸長を図る?

追記 10/23追加
フローレンスさんの資産を駒崎さんの私企業?に譲渡

  • 枝記事にしてるので詳細はリンク先にて。

2、まとめ

  • 大半が以前の記事の流用ではありますが、以上の通りフローレンスさんが「ズルい団体」だと世間から誤解されそうな要素は事実ベースで多数見受けられました。

  • お口の悪い方々がこういう断片的な情報を見聞きすることで、フローレンスはズルいことをしている → 批判を通り越した誹謗中傷をぶっ放していい(普通そうはならんやろ)という判断をなさっていることが、フローレンスの顔として捉えられている駒崎さんに関わる森羅万象が炎上することに繋がっているのではなかろうかと感じました。

  • 事実か事実でないかは別にして、フローレンスさんは「何かズルいことをしている団体」という印象が先行してしまっています。

  • これ自体はお気の毒ではあるのですが、そのイメージを払しょくすることが重要だろうと愚考する次第です。

  • 2025年12月末には経営体制が刷新されるそうですから、それを機に上記のような「ズルい」と思われそうなことを今後はやらない、また過去のことも可能な範囲で何らかの形で情報発信するということを励行すると、イメージが多少は回復するんではないかと思います。応援しておりますので頑張ってください。

  • また、フローレンスさんを批判する側の方々にも言いたいことはあります。

  • 皆さんが思うように、もし仮にフローレンスさんが本当に「ズルい」ことをする団体だった場合、雑な批判や誹謗中傷が飛び交うことは彼らの「被害者としてのポジション」を確立させてしまうことになります。それらは例えば本来公開が必要な情報を隠すことの正当性に繋がったりして、悪いことの真相究明を遠のかせることにもなってしまいます。

  • 本当にフローレンスさんは糾弾されるべきだと信ずるのであれば、事実を積み重ねた批判をするようにした方がピキってる方々の目的にも適うと思いますので、そうなさってはいかがでしょうか。

  • あ、あとビューを稼ぐ目的であえてアホを焚きつけてる連中は全員滅びればいいと思います。

以上

以下、読まなくても構わないいつものやつ。

なお、本記事は誹謗中傷や団体への批判を目的としたものではなく、『東京都における「NPO法の運用方針」』でも想定されている、市民として公開されている情報を客観的に評価し、御社にゆるく改善を期待するために執筆したものなので、フローレンス様、またその実質的経営者と思われる現会長の駒崎様においてはその点の誤解をなさらないようお願いします。

法では、「NPO法人は、自らに関する情報を積極的に公開することによって市民からの信頼を得て、市民によって育てられていくもの」との考えに立ち、広範な情報公開制度を設けています。ここでは、市民のチェックによる緩やかな監督、あるいはそれに基づくNPO法人の自浄作用による改善、発展が期待されています。

このような法の理念に照らしてみると、NPO法人に関する情報は、できる限り広く市民相互に提供され、かつ、共有されることが望まれます。これにより、市民にとって、当該NPO法人について有益な活動が行われていると認め、これに積極的に参加するという機会や、何らかの疑問を抱き、これに説明や改善を求めるという機会が提供されることとなります。

また、NPO法人にとっても広く市民からの支援を得たり、自身への疑問を払拭したりする契機が与えられます。

このような市民社会の実現に向けて、行政としても、こうした市民による選択・監視機能が一層発揮されるための環境を整備していくことが重要です。

東京都における「NPO法の運用方針」より引用

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