金刀比羅宮 奥社|1368段の先で出会った天狗と、心に刺さった御神籤の言葉
香川の金毘羅宮へ
香川へ行くなら、観光地として考えていた「こんぴらさん」ーー。
先日、金毘羅神社 大物主命とのご縁について気づき、あらためて調べたところ、金刀比羅宮にはさらに奥へ続く「奥社」があると知りました。
そうなると、行かずにはいられない。
そんな必然のような感覚でした。
【参道から本宮へ】
参道から石段を一段一段登っていきます。

大門が見えてきました。



鳥居をくぐり、さらに石段を登ります。

登りきった先にあらわれたのは…。
<旭社>
御祭神:天御中主神をはじめとする八百万の神々。
御由緒:江戸時代に建立された、金毘羅大権現の象徴的な建物


ここから、さらに登っていきます。

階段の先に、見えてきたのは…。

<三穂津姫社>
御祭神:三穂津姫命。
由緒:大物主神の后神。
高天原から五穀の種を持って降りてきた農業の神様。


向かって、右側に進むと・・・。
<本宮>
ご祭神:大物主神
崇徳天皇。由緒:海の神様として信仰されている
商売繁盛や医薬、技芸の神


本宮脇の展望台からの眺望です。

785段登りました
【奥社への道とアブの洗礼】
本宮で御朱印をいただいていると、あちらこちらで「あぶに刺された!」とざわざわする声。
見ると腕が赤く腫れている方が。
アブのことをはじめて知って、驚きました。
昔、フライングキラー(誰も知らないか…)という映画を見てから、鳥とか虫の羽音がとても恐怖です。
帽子を耳までかぶって、その場を離れました。
本宮の脇道、看板のあるところから、奥社に向かって進んでいきます。

厳魂神社(いづたまじんじゃ)へと続く道が始まります。





長い石段を登り切った先に、赤い社殿が見えてきました。
<白峰神社>
御祭神:崇徳天皇
御由緒:この地を愛した崇徳天皇を祀る場所。

緑も映えてます








合計1,368段、登り切りました!!
静寂に包まれた石段を登りきると、ついに厳魂神社(奥社)が現れます。

標 高 :421m
<厳魂神社(奥社)>
御祭神:厳魂彦命(いづたまひこのみこと)
金毘羅宮の再興に尽力した金剛坊宥盛御由緒: 自ら天狗となってこの山を永遠に守ることを誓ったと言い伝えられており、願いを叶える神様として崇められている。

本殿に手を合わせ、たどり着けたことに感謝をお伝えしました。
そこで、ふと横の切り立った岩壁を見上げるとーー。


右: 天 狗

やはり、天狗さまだったーー。
感無量の気持ちで見上げていると、社務所のあたりがまた騒がしくなっています。
社務所に近づく人が、アブに付きまとわれていました。
まるで、ご神域を護っているかのように。
黒い服をきた人は、鳥居を出て、しばらく下るまで追い回されていました。
後から知りましたが、アブは黒くて動くものに寄る習性があるそうです。
山はアブ対策も必要なのですね・・・。
【御神籤の言葉】
アブを警戒しつつも、何とか御神籤を引かせていただきました。

"琴”が入っていました。
学業・仕事
御神籤に書かれていたのは
「平穏に背を向けて、動き出すときーー」
という言葉。
長く張り詰めた日々を越え、ようやく落ち着き、ぬるま湯の中にいた当時の自分の胸に優しく沁みるように、それでもしっかり刺さる言葉でした。
【神椿カフェで休息】
御本宮まで戻り、立ち寄りたかった神椿カフェへ。
資生堂パーラーが手がける、金刀比羅宮の境内にある小さなカフェです。

冷たいレモンのかき氷をいただきました。
外の景色を見ながら、石段の疲れを忘れさせてくれる、ひと時でした。

【朝食で讃岐グルメ満喫】
宿泊した金毘羅宮近くのホテルでは、朝食バイキングをいただきました。
香川・讃岐のグルメが網羅されていて、全部食べたい…!と目移りします。

地鶏卵の食べ比べも贅沢です。

香川の伝統的なお菓子 パステルカラーの「おいり」をちりばめたソフトクリームまで♡

朝から、土地の食べ物を全ていただき、贅沢なエネルギーチャージとなりました。
【その他金毘羅宮について】
今回、ご紹介しただけでなく、金毘羅宮の境内社は他にもたくさんいらっしゃいます。
階段を登る途中でも、たくさんのお社がありました。

金毘羅宮の公式サイトで、可愛いこんぴら狗(いぬ)が、石段を登りながら見どころもわかりやすく教えてくれるので、参考にしてください。
※こんぴら狗とは・・・江戸時代、病気などで参拝できない主人に代わってお参りをした犬のこと。
