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lazy_planet
本物なら、何年経っても色褪せない#26
先月、
10年ぶりくらいに学生時代の友達と会った。
高校の同級生で、同じ部活動をしていた。
来る日も来る日も、一緒に汗を流し、
時には笑い、時には涙した。
仲間でもあり、大切な友達。
卒業後は、それぞれ違う道に進み、
その後ほとんど会っていなかった。
そんな友達から久しぶりに連絡がきて、
一緒にご飯に行くことになった。
正直、私は怖かった。
私は結婚して子どももいて、
あの頃の自分とは何もかもが違う。
その友達も、
変わってしまっているかもしれない。
あの頃みたいに笑い合えるのだろうか。
そんな思いで待ち合わせ場所に向かった。
でも、会った瞬間、
あの頃の温度に戻った。
「アオじゃんー!
都会の女みたいになっちゃって〜。笑」
その一言で、
一気に高校時代に引き戻された。
ああそういえばこの子はこうやって
冗談言ってくれる子だった。
明るくて楽しくて友達想い。
そんなところが私は大好きだったんだ、
と改めて思った。
気づいたらいつもの、母親とか妻とか、
役割の中の私はいなくなってた。
ゲラゲラ笑って、いつもより少し口の悪い、あの頃の私がいた。
本当に、時が戻ったような楽しい時間。
気づいたら、閉店間際だった。
「え、もうこんな時間?」
なんて言いながら、
まだまだ話は尽きなかった。
私は、役割の中にいない私を、
久しぶりに見た気がした。
この記事を出先で書いていたまさにその時、
高校の当時の先生を見かけた。
こんな偶然があるんだ!って。
すぐに友達にLINEした。
そこでまた、あの頃の話で盛り上がった。
そして、近くまた会う約束を交わした。
本物なら、何年経っても色褪せない。
ふとした瞬間、
あの頃に戻ることができる。
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