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カメレオンな私は、何色なのか #126

私はカメレオンだと思う。

相手によって色を変えてしまう。

八方美人と見られるかもしれない。

家族の前では、  
テンション高いお母さん。  

親友の前では、  
ちょっと口悪い笑上戸。  

子どもの先生の前では、  
愛想良い普通のお母さん(…になりたい)。

そんなふうに人によって、  
細かく、細かく変わっていく。


人によって変えるなんて、  
感じ悪いなと思う人もいるかもしれない。

正直これは、  
やろうとしてやっているわけではない。

もう私のクセのようなものだ。

やめようと思って、  
やめられるものでもない。

だからある程度は、  
開き直って生きている。

それでも時々、わからなくなる。

どの自分が本当で、  
どの自分が“合わせているだけ”なのか、  

その境界線が。

苦しくてもニコニコ笑っていたり、  
辛くても冗談を言っていたり。

本当の私は、  
一体何色なんだろうと考えてしまう。


そうやって考えて、気づいた。

全部、本当の私の色なのかもしれないと。

擬態しているカメレオンだって、  
緑じゃないからといって偽物じゃない。

その場に合わせて色を変えるのは、  
生きていくための自然なことなのかもしれない。

よく言えば、その場その場で、
適切に振る舞っているだけ。

危険なのは、
コロコロと色が変わることじゃなくて、
本当の自分を殺してしまうことの方だと思う。

だからきっと、どんな色であっても、
本当の自分で呼吸できている限り、
それは全部、本当の自分の色だ。

たとえ作り出した色でも、  
それはきっと、私の色。

だから今日もまだ、
私はカメレオンのままで生きている。


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