『琥珀の夏』の実写化キャストを考えてみた(著:辻村深月)
こんにちは。
JANKAです。
今回は少し重めのテーマながら、読み始めたら止まらなくなる一冊『琥珀の夏』を題材に、もし実写化されたら——という視点でキャストを考えてみました。
物語の中心は、いわゆる“カルト団体”。
その言葉だけで怪しげな印象を持ってしまうけれど、作中ではそこに惹かれていく人々の理由も丁寧に描かれています。
「悪」ではなく、ほんの少し「正義」がズレただけなのかもしれない。
そんなことを考えさせられる作品でした。
あらすじ
「団体施設跡地で女児の白骨遺体が発見された」——そんなニュースを目にした弁護士・典子は、小学生の夏の日々を思い出す
夏休みを過ごした〈ミライの学校〉という施設で出会った仲間たち。
あの白骨遺体は、もしかするとあの時のあの子かもしれない——。
そんな中、「白骨遺体は自分の孫かもしれない、調べてほしい」という依頼が典子のもとに舞い込む。
再び“ミライの学校”に関わる人々のもとを訪ねるうちに、封じていた記憶の扉が少しずつ開いていく。
遠い記憶をたどりながら事件の真相に迫る典子。
その先で彼女が見出した「真実」とは——。
主なキャストと選んだ理由
近藤典子:波瑠~過去と現在の葛藤にもがき苦しむ弁護士
誠実でひたむきな姿がよく似合う波留さん。
典子も同様で弁護士と言う職業に誇りを持ち、依頼人にも真摯に向き合う。
そんな典子が直面する苦悩を、波留さんの実直な演技で表現されることで、より物語に深みが出るかなと思います。
近藤典子(子供時代):永瀬ゆずな〜周りとの同調に神経質幼少期
ミライの学校の夏期合宿に参加し、ミカやヒサノ、シゲル達と共に過ごす。
頭は良いけど思ったことを口に出せず、友達付き合いが苦手。
主人公の幼少期でもあり大事な役。
ミカ:岡本望来〜一匹狼であるがゆえに優しさが滲む
ミライの学校の人気者。一匹狼なところがあるが、一人になって寂しそうな典子に声を掛けるなど優しい面もある。
典子が参加した3回目の合宿で姿が見えず、典子は白骨遺体がミカなのではと疑念を抱く。
ヒサノ:三上さくら〜施設の子と一線を画す
ミライの学校に所属しているが、通常の学校、作品の中で言う「麓の子達」とも交友関係を持ち、ミライの学校の子とは少し考えが違う面がある。
ちょっとひねくれた女の子なので、演じるのは難しいかも。
シゲル:小林優仁〜少し年上のお兄さん的存在
ミカやヒサノ、典子より年上でミライの学校内でも頼れるお兄さん。施設内外で人気者。
イイ人感溢れ出る役者さんの演技を磨いてもらいたい。
水野先生:小日向文世~子供達を温かく見守る校長先生
原作では幼等部校長だけど、実写化する時は幼等部の話は割愛して小等部からでいいと思うし、そこの責任者と言う設定でいいと思う。
そして、この水野先生には見た目も温和で優しい上司の役が似合う小日向文世さんに演じてもらえれば安心。
けん先生:中村蒼~どんな子供にも平等に接する実直な先生
「一人も、誰のことも、置いていかない」
ミライの学校の活動で、周りに馴染めず浮いていた子が仲間外れにされかけた時の一言。
ミライの学校でも特に実直に子供と向き合っていたけん先生は、中村蒼さんのイメージにぴったりだと思います。
さちこ先生:瀧内公美〜先生間での考え方相違が垣間見える
ミライの学校での子供達への接し方でけん先生に詰められてしまう場面。
そのシーンでの動揺と怒りを瀧内公美さんなら上手く演じてくれると、ミライの学校の本質みたいな部分が垣間見えるのではないだろうか。
近藤瑛士:木村昴~典子を支える理解ある夫
典子と同じ弁護士。お互いの仕事や家事に深い理解があり典子を支える夫には、深みのある声で声優としても活躍している木村昴さん。
ジャイアンとは一味違う心強い男を演じてくれるでしょう。
山田:門脇麦~事件の何かを知っている団体の窓口担当
どことなく影がある部分を滲ませる演技が上手い門脇麦さん。
団体の広報担当的な役割で事件の窓口となる山田だが、典子への対応から何かを知っていることをプンプン匂わせる。
能面のような応対を続けるが、典子のある一言で高らかに笑うところなんかの豹変ぶりを門脇さんがどう演じるかも注目したい。
沖村:勝地涼~団体と距離を置いて生きる世界とは
かつてミライの学校に所属していた沖村。
ミライの学校から距離を置いた経緯や考え方は、物語が展開していく上で欠かせない。
人柄はサバサバした所もあるし、勝地涼さんのいい意味で癖のないイメージも沖村と重なるところがあるように思います。
おわりに
今回は、物語の鍵を握る“子供時代”がとても重要。
その分、子役の配役は特に悩みました。
皆さんなら、どんな子役を思い浮かべますか?
コメントでぜひ教えてください。
それでは。
