【減衰デバッグ-3回目?】アベニールのリアが「ぼよんぼよん」するバグを追え!ラルグス車高調・32段調整の『おいしい領域』を見つけ出す
こんにちは!Re:Tech JapanのRe:NISSANです。いつも読んでいただいてありがとうございます。
久しぶりに我がガレージに帰ってきたアベニール、通称「安倍さん」。
季節が暖かくなってきたせいか、それとも久しぶりにステアリングを握ったせいか、どうにも足回りの「減衰」に違和感を覚えるようになりました。
とりあえずフロントを少し締めて+5クリックして( -9/32 に設定)、うん、フロントは少し良くなった。
しかし、段差を越えたときのリアの挙動が、どうしても「ぼよんぼよん」と波打って収束しない。
アベニール乗りなら誰もが頷くポイントですか?・・・この車、リアのサスペンション調整がマジで鬼門(バグ)なんです。全然決まらない。
今回は、このリア減衰という名の「地獄の減衰デバッグ」に終止符を打つべく、泥臭く調整を繰り返したライフログをお届けします。
Ryoucyanさんの減衰調整記録。これは参考になりました。
ラルグス車高調(日産 アベニール・W11)by Ryoucyan - みんカラ
(実は調整後w)アベニールの先輩Ryoucyanさんのミンカラに詳細があったんです!このページ・・・前にも見てたハズで・・・ここまで減衰調整が細かく書かれていることにもっと早く気づいていれば・・・リアを3回も脱着しなくて済んだかもしれません。でも「これくらいで良かったんだ!私の調整方向は間違っていなかった!」と強く背中を押してもらえました。ありがとうございます。
🛠️ 【減衰デバッグ】アベニールのリアが「ぼよんぼよん」するバグを追え!ラルグス車高調・32段調整の『おいしい領域』を見つけ出す
📐 【仕様検証】フロント7kg・リア12kgという極端なレバー比
安倍さんにインストールしているのは、国内最安クラスの車高調「LARGUS(ラルグス) Spec S」です。ラルグスの新品車高調をデプロイするのは人生で2回目。
実はこの車高調、メーカーのデフォルトバネレートが以下のようになっています。
フロント:$7\text{ kgf/mm}$
リア:$12\text{ kgf/mm}$
フロントよりリアの方が圧倒的にバネが硬い。この数値からも分かる通り、アベニールはリアのレバー比(サスペンションの取り付け角度と作用点)が大きく異なる特殊なアーキテクチャをしています。(前の車はF6k-R4kだったっぽい。バネレートは構造によるので数値だけで実際の乗り心地が硬いとか、柔らかいというのはわかりません。)
純正のショック自体も相当に硬い仕様だったので、車高調化すればさらにピーキー(キツい目)な挙動になるのは避けられない運命(仕様)だったのかもしれません。

💔 【いわく付きの過去】ショップへの感謝、そして信頼エラーからの「DIYハードモード」選択
「メーカー推奨値(吊るし)の減衰力はいくつなのか?」
最初に取付を依頼したプロショップに聞けば済む話なのですが、流石に2月の施工内容を今さら聞いても忘れられている可能性が高い。
そもそも、納車された直後から悩まされていたフロントの「コトコト音」の原因がアッパーマウントにあると見抜いてくれたそのショップに、深い感謝とリスペクトを込めて車高調の取付を依頼しました。
結果としてコトコト異音は完全に解消(デバッグ成功)したものの、車高調の仕上がりに不満があり、信頼関係にエラーが起きてしまいました(下請け作業のいわく付きの愚痴は過去ログをご参照ください)。
結果として、「後の作業はすべて自分でやる」というDIYハードモードプロトコルを自ら選択することになったのです。我ながら、わざわざ茨の道を選んでいる気がしてなりません(笑)。

📊 【ログ解析】2月から7月までの減衰力アジャスト履歴
初期値が分からなくなってしまった中、手探りでクリック数を調整し続けた私のデバッグログ(調整履歴)がこちらです。
調整時期走行距離リア減衰力設定調整のトリガー / メモ
2月36,388 km-32段ショップ取付時の初期設定(最もソフト側)
5月38,628 km-11段DIYにて初のアジャスト
6月39,025 km-16段先輩のアドバイスにより調整幅の中央値へ
7月(今回)39,463 km-10段1人でじっくり現物合わせのデバッグ
※減衰力の表記は、最もハード(固い)な状態を「0(起点)」とし、そこから戻したクリック数をマイナス表記しています。

🚗 【実走テスト】「おぃおぃおぃ、良いじゃないか!」ついに見つけた、なんとか乗れるベストセットアップ
今回のリア -10段(フロントは改めて確認したところ -9/32 でした)の状態で、いつもの5kmの試走コースへ繰り出しました。
走り出した瞬間、「おっ、今回はなんか良い感じかもしれない」と直感。
よくよく過去ログを見返してみると、実は5月の数値(-11段)とほぼ同じセッティングに戻ってきています(笑)。おそらく、あの時とは車高のセッティングが微妙に違っていたか、フロント側(-9段)とのシンクロ(相性)がカチッとハマったのだと思います。
そのまま、地元の山(かしきりな山)を抜け、博なオーバルコースをぐるりと1周。
わざと路面がガッタガタに荒れているセクターに安倍さんを突っ込んでみましたが……。
「おぃおぃおぃ、まぁまぁ良いじゃないか!」
不快な「ぼよんぼよん」という余分なピッチングは一発で収束し、路面をしっかり捉えている感覚。もっと硬め(二桁前半)に振っても良いくらいですが、この「しなやかさ」を残した状態が非常に気持ちいい。これでしばらく通勤して、同僚がこの変化に気づくかどうかテストしてみたいと思います。
今回のデバッグで痛感したのは、「減衰力が32段あっても、実際にそのバネに対して使える“おいしい領域”は±数段程度しかない」ということ。しかも今回はラルグスのファクトリー設定のバネに対してかなり硬い位置がメーカーの初期推奨位置という結果になりそうです。(たぶんw)
乗り心地を良くしようとバネに対して減衰を柔らかくしすぎると、ダンパーがバネの動きを制御できず、逆に「ぼよんぼよん」とした不快な乗り心地のバグを引き起こすのです。

⚙️ 【今後のアップデート】初期レートを下げたい。Swiftスプリング導入と「バネID」の罠
現在の減衰バランスにはひとまず満足範囲ですが、将来的には「バネ自体をワンランク柔らかくしたい」と考えています。
初期レートが低めで、しなやかに動くスイフト(Swift)のスプリングは昔からDIYerの間で大人気です。
しかし、ここでラルグス特有の仕様制限(バグ)が立ち塞がります。
ラルグスの車高調はスプリングの「ID(スプリング内径)」が一般的な規格と少し異なるようで、他メーカーの直巻スプリングをポン付けデプロイする場合、専用のアダプターが必要になるらしいのです。
国内最安クラスの車高調だからこそ、こうした拡張パーツの「現物合わせ」もDIYの醍醐味。どこかを攻めるつもりもありませんが(笑)、安倍さんとの快適なストリートクルージングを目指して、ボチボチと足回りデバッグを楽しんでいきます!
特にリアは純正より柔らかいくらいを目指したい気がする
【Re:Tech Japan の製品・情報検証について】
Re:Tech Japan のブログで紹介されている機材や考察データは、主にRe:NISSANがガレージライフの維持と自身のシャーシ(住環境・愛車)延命のため、一般論 of バイパスを通りながら自腹の時間と脳内メモリをアロケーションして現物合わせでリサーチ・体験したライフログです。Re:Tech Japan のブログで紹介されている機材は、主にRe:NISSANが自腹で購入し、施工・検証したものです。Re:Tech Japan はAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
※警告: 正しい使用方法は必ず取り扱い説明書を遵守せよ。DIYという名の挑戦は、常に自己の責任において行われるものである。
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