見出し画像

「白黒ポテチ」が告げる終焉——ナフサショックの連鎖は止まらない

「ポテチのパッケージが白黒になる」というニュース。これを単なるデザインの変更だと思っているなら、想像力が欠けている。
小生が以前から本noteで訴え続けてきた「ナフサショックの連鎖」が、ついに目に見える形で売り場を侵食し始めたのだ。

• パッケージは「氷山の一角」:

包装から色が消えるのは、インキやフィルムの原料となるナフサ由来の化学材料が限界に達し、製造現場が「なりふり構っていられない」状況にある証拠だ。
またこんな呟きもあり、マクロデータだけでは分かり得ぬ状況である。

5/13付では豆腐のトレーにまで及んでいる。


• 2026年3月の決定打:

中東情勢の悪化によるホルムズ海峡の事実上の閉鎖は、日本のエネルギー供給だけでなく、製造ラインの維持そのものを揺るがす「存立危機」を招いている。

• 露呈する「部材」の脆弱性:

半導体は石油に依存しないと言われるが、製造に必要なフォトレジスト(感光材)やウェハーを磨く洗浄剤、そしてチップを保護する封止材(樹脂)の多くはナフサを源流としている。ポテチの袋に起きた「材料不足」は、いずれ精密機器のサプライチェーンにも波及する構造的なリスクだ。

「在庫は確保されている」という政府の言葉を鵜呑みにしてはいけない。これは日本の製造業が直面している、静かなる「断末魔」の前兆だ。

いい加減にしろ。今こそ、この現実に目を向けるべきだ。

いいなと思ったら応援しよう!