注目の5作品❗️映画感想文|『マインクラフト』『ファイト・クラブ』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『ラム・ダイアリー』『デビルクエスト』
5作まとめての薄口感想文、
今回は、アマプラ見放題終了間近作品多めです。
※『ファイト・クラブ』などは、結構ネタバレ。
『マインクラフト/ザ・ムービー』(2025年)
マイクラ世界の冒険アクションコメディ。
大好きなジェイソン・モモアに、ジャック・ブラックが組み合わされるレア感が気になって、JAL機内で視聴。
マイクラに特別な思い入れはない私にとっては、気軽に楽しめるエンタメ作品だった。

EIKOさんの実況見て、
マイクラ始めようかな。
ジェイソン・モモアは、過去の栄光にしがみつく元ビデオゲームチャンピオン役。
ピンクの革ジャンでドスドス走る姿が、キュートです!
とった杵柄(連打技術とか)的な場面が出てくるのかと期待したが、それはなかった。
マイクラ世界の案内役ジャック・ブラック(『スクール・オブ・ロック』でおなじみ)は、いつも通りの強烈キャラで、ひたすら喋っていた。
こんな髪も髭もモジャモジャなおじさん2人が、全面に一緒に出てくることってある?
現実世界で冴えなかった5人が、冒険を通して自信を手に入れていくお話。
ストーリー的には、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023年)には劣るが、こちらは実写なので仕方ないか。
次回は、大好きな狩野英孝の吹き替えを聞きたい。
『ファイト・クラブ』(1999年)
『セブン』と同じ鬼才デヴィット・フィンチャー監督の、世紀末に強烈なインパクトを放った映画史に残る1作。
20年以上経て改めて見ても、古さを感じさせない。
緻密に計算されたメタファーや伏線、風刺に満ちているので、2回見ないと十分理解できないかもしれない。

美容整形で廃棄される人間の脂肪を盗み、
石鹸を作って富裕層に売るという風刺。
その脂肪で爆弾も作ってた。
公開当時は興行成績は振るわなかったものの、2001年9.11事件を予見したかのような内容で、再評価されたカルト的人気を博す作品。
時代を先どりしすぎたワケですね〜。
エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボタム・カーター出演。
すぐオチに気づく作品が多い中で、上手なミスリードの方法で、当時の私には衝撃だった。
タイラー(ブラピ)が、別人格だったと知った瞬間とか。
エドワード・ノートンの一人ファイトクラブシーンとか。
別人格のタイラーに気に入られていた容姿端麗ジャレット・レトが、本人格のノートンにボコボコにされてもなお、無惨な顔で仕えていたのが印象的。
高度消費社会で物質的に満たされるものの、精神的な空虚さを抱えて不眠症に悩まされるエリート主人公が、暴力や自己破壊を通して生きている感覚や本能を取り戻し、自己を解放していくストーリー。
様々な解釈があるが、2度目の私の感覚だと、マーラも主人公の別人格で(原作者同様に主人公もゲイで)、最後は主人公も死んだと考えるのが1番しっくりくる。
サブリミナル映像やセリフの意味が、より見えてきて、とても興味深かった。
当時の流行した『23人のビリー・ミリガン』などの多重人格ノンフィクション本を思い出しながら、
眠っている間に、別人格に自分の体を乗っ取られる恐怖に思いを馳せる。。
大人気キャラに君臨する、男の憧れる男タイラー役のブラピも要チェック!
『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994年)
こちらも、全米が震えたバイオレンス映画の超問題作!

バイオレンスなパッケージ。
(赤メガネにJ・ルイスが映り込んでいる)
ウディのカリスマ性が出てますね。
悲劇的な背景を持つ、大量殺人犯カップルの逃避行の話(ほぼフィクション)なのだが、実際に模倣犯が出て、コロンバイン高校銃撃乱射事件にも影響を与えたっていうくらい社会的インパクトを与えた作品。
監督はオリバー・ストーンで、原案はクエンティン・タランティーノ。
1番の見どころは、マスコミの過激報道や大衆の関心によって、殺人犯が英雄視され、さらなる犯罪を助長していく皮肉的構図。
ウディ・ハレルソン、ジュリエット・ルイス、ロバート・ダウニーJr.、トミー・リー・ジョーンズと、それぞれ強烈な奇人役を演じているも見どころ。
俳優ってスゴい!と思わせてくれる。
特にウディ・ハレルソンは、実際に父親が殺し屋で、服役中に亡くなっているという驚きの生い立ちを持っている。
最近だと『ゾンビランド』のタラハシー役が大好きで、この作品をずっと見ずにきたことを後悔したくらい。
狂気を散りばめた斬新で多様な映像表現は、賛否両論ありそう。
少し、見づらいのでね。
メディアのあり方を考えさせられるので、今こそ見るべきか。
『ラム・ダイアリー』(2011年)
ジョニー・デップが、友人であり亡くなったジャーナリズム界のロックスター、ハンター・S・トンプソンの自伝を映画化した作品。
ジョニー本人のその後の人生を狂わせた(長年に渡る泥沼離婚)、因縁のアンバー・ハードとの共演作でもある。
タイトルのラムはラム酒のこと。
アル中テンションOKの、マニア向けかな?

乗り回したくなる映画。
車好きなら見て欲しいシーン。
なにせ、終始盛り上がりに欠ける淡々とした場面、微妙にコミカルな要素もあるけど、ずっと酒の匂いがつきまとうスローで奇妙な空気感。
最も驚愕するのは、ラスト。
「まさか…!これで終わり?」って感じの唐突さ。
ただ、プエルトリコの魅惑的で危険な香りのリアリティと、謎のオシャレさはあるんだな。
「ボーラレ」が流れる冒頭の真っ赤なセスナ、真っ赤なオープンカーのコルベットやオースチン・ヒーレーのシーンに、思わずうっとり。
ストーリーを要約すると、新天地でラム酒漬けのイカれた記者仲間とつるみ、不正に金儲けを企む実業家に誘われ、なんやかんやあってドラッグで覚醒して、真のジャーナリズム精神を取り戻す話。
メイクなしの、素顔の汚めと綺麗めジョニーが両方出てくるので、ジョニー・デップファンなら、どうぞ。
原作のトンプソンは20代らしいから、49歳ジョニーは、だいぶ雰囲気違うんだけどね。
残念ながら、アンバー・ハード(当時26歳)は美しかったです。。
他のアクアマンやら何やらで見た彼女はどれも全然魅力的じゃなかったけど、この作品では美の化身でした。
この美貌にやられちゃったか〜、無念すぎるぜジョニー!
『デビルクエスト』(2011年)
我らがニコラス・ケイジの、中世ホラーファンタジー・アクション映画。
つまらなくはないけど、盛り上がらないラストにがっかりする。
ニコラス・ケイジ好き以外には、おすすめしないね。

ポスタービジュアルの右下にもネタバレ登場。
作品の出来以前の問題続出。
ケイジの相棒は、『薔薇の名前』でも強烈な個性を放っていた、クセつよ顔のロン・パールマン。
この2人だけでまあまあ見てられるけど、キャラに深みがないのは確か。
舞台は、黒死病(ペスト)が蔓延する14世紀のヨーロッパ。元十字軍の戦士が、魔女の疑いのある少女を、修道院に護送する任務を遂行する話。
見た目は華奢な美少女で、最初は魔女じゃないと信じていたが、時折スゴい怪力を発揮し、だんだん怪しさを増していく…
原題は「Season of the Witch(魔女の季節)」なのに、邦題が大胆ネタバレしてヤル気のないところが、作品のポンコツさを象徴している。
ラストに登場する悪魔CGが薄っぺらで、ちょっとだけ出てくるペスト感染の枢機卿爺さんに、存在感でも下回ってしまう残念さ。
実在した魔術書「ソロモンの鍵」が出てくるものの、呪文がとんでもなく長くてて、その間にみんなやられててウケる。
主要キャラを全滅させたドリフのコントのようなラスト、ぜひ見てほしいなあ。
気になった作品、みんな見てね〜♡
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