気ままにゆるnote #76 -弱いところがあってもいい-
こんにちは、立竹落花です。
子どもの頃、両親や学校の先生など、自分より長く生きている人や目上の人というのは、なんでもできる強い人だと思っていました。
知らないことはなんでも教えてくれて、自分が弱っているときにはそっと手を差し伸べてくれる——その人たちに自分のような弱さはないものだと。
ですが、もちろんそんなことはありませんよね。
人間である以上、どんな人にだって弱い部分はあります。
それを改めて感じた出来事がありました。
先日、3月まで一緒に働いていた同僚とご飯に行ったときのこと。
元々同僚と2人でご飯に行く予定だったのですが、せっかくなら館長も誘いたいという意見で一致し、声を掛けたらお忙しい中来て下さったのです。
その館長は、僕にとって最も尊敬できる図書館司書です。
図書館のこと、利用者のこと、そして僕たちスタッフのことを全力で考えてくれる懐の深さ。それだけではなく、図書館でもっと面白いことをしたいという野心と茶目っ気に溢れた魅力的な方です。
一緒に働いたのはたった1年でしたが、図書館司書として、人として大事なことを教えていただきました。その学びをエッセイにしたこともあります。
いつでも気丈。いつでも溌剌。この人がいれば間違いない。
そう思わせてくれる、図書館の大黒柱のような方でした。
が、そんな館長は、新天地の図書館に色々思うことがあるようでした。
僕たちといたときのような溌剌さは影を潜めていましたし、集合したときから新天地への若干ネガティブな発言まで飛び出していました。
か、館長、もしかして、弱ってらっしゃる……!?
ビールとたくさんの中華料理に囲まれながらの宴会。
これからの図書館の在り方や問題などを話す中で、館長は新天地の図書館やそこにいる職員・スタッフへの問題提起を僕たちに話してくれました。
そして、それまで聞いたことがなかった愚痴も飛び出したのです。
それを話しているときの、館長の苦悶の表情——!
それを見て、これだけ司書としても、人としても能力の高い館長でも悩むことがあるのか、弱ってしまうことがあるのかと驚いてしまったんですね。
「なんか僕の愚痴ばっかりでごめんよ」
宴会終わり、館長はそう言いました。
もちろん僕たちは一つも悪い気はしませんでした。図書館で働くことへの楽しさをたくさん教えてくれた館長ですから。
そして、後日このようなメッセージをいただきました。
「現場のトップが愚痴れる環境なんてなかなかないですよ」
そこには僕たちへの感謝の気持ちを汲み取ることもできました。
それが本当に嬉しかったんですね。微力ながらも、愚痴を聞くことしかできないけれど、館長の支えになれたことが。
生きていると、人は歳と重ね、徐々に責任が重くなっていきます。
その責任の重さが人を成長させてくれますし、強くもしてくれます。
ですが同時に、弱さを出しづらくなってしまうのかもしれないと思いました。両親や先生も、絶対に弱った瞬間も苦しんでいた時間もたくさんあったと思うんです。ただ、子どもである僕には見せなかっただけで。
館長に対してはもちろんですが、自分の大切な人の弱さを、より受け止められる人間でありたいなと強く感じる経験でした。
それと同時に、僕も弱さを曝け出していきたいな、とも。
弱いところがあることは、決して恥ずかしいことではありません。
人間、誰だって弱い部分はありますし、弱ってしまう時期もあります。
それを隠さないことは、一つの強さなんじゃないかと思うのです。
人間ですから、弱いところがあってもいいですよね!
弱い自分を隠さず、出していきたいですね。
いつも読んで下さっている皆様、スキやフォローをして下さっている皆様、本当にありがとうございます。
どんなに弱っているときでも、皆様と支え合っていけますように。
~マガジン追加のお知らせ~
★アクシスNWチーム広報部さん
「気ままにゆるnote #75 -自分は大丈夫、と過信しない-」を追加していただきました。素敵な企業さんに追加していただけて光栄です。
ありがとうございます!
エンジニアさん向けの記事を投稿されているアクシスNWチーム広報部さん。最初に対象読者が書かれているのもわかりやすいですね!
自分のレベルに合わせて読むことができます。エンジニアの方やそれを志している方は是非読んでみて下さい!
★丁寧な暮らしさん
「気ままにゆるnote #75 -自分は大丈夫、と過信しない-」を追加していただきました。ありがとうございます!
「久々にコメント返信を記事にする」という記事を読ませていただきました。まさかの前回の記事に書かれていた「のこり毛」の詩が再登場するとは……! そしてAIって詩を作ることもできるのですね。誰々風と指定すればできるなんて、すごい世の中です。
★ひいろさん
「気ままにゆるnote #75 -自分は大丈夫、と過信しない-」と「#361 人生はおかわりができない」を追加していただきました。ありがとうございます!
「日常に隠された、奇跡のかけ算。」という記事を読ませていただきました。こちらもAIへの質問と回答に関して書かれていますが、自由にクリアファイルを選べる国が10%以下というのは、驚きではありますが、納得です。
普段当たり前なことが、世界にとってはそうではないことって多いですよね。それこそ奇跡の掛け算をすると、驚くべき数字になりそうです。
★YeKuさん
「気ままにゆるnote #75 -自分は大丈夫、と過信しない-」と「#361 人生はおかわりができない」を追加していただきました。ありがとうございます!
「フォロワーさんが100人でも1000人でも、自分の庭の花を大切にしたい。」という記事を読ませていただきました。
今はやっていませんが、他のSNSで数ばかり気にして、メンタルが削られた経験があります。もちろんnoteでも気にしてしまうことはあります。
ただ、この記事にある通り、キリがないんですよね。だからnoteにおいては、何らかの数字を目標にしないように心がけています。
★稲穂さん
「#361 人生はおかわりができない」を追加していただきました。ありがとうございます!
「スピッツ「フェイクファー」購入!」という少し前の記事なんですけど、いいアルバムですよねぇ……。このアルバムは音源もさることながら、ジャケットも好きです。スピッツのアルバムって、女性がジャケットを飾っているのが多いですよね。「ひみつスタジオ」然り、「ハチミツ」然り。なんかそれが自然とスピッツらしいと思わせている気がします。
その中で僕は「名前をつけてやる」がお気に入りです。ジャケットは猫なんですけどね。
★RIKAさん
「気ままにゆるnote #74 -我慢しすぎず、声を上げる-」を追加していただきました。ありがとうございます!
大根もちの記事を読ませていただいたのですが……いやぁ、相変わらずよだれが滴ってしまいましたよ。もう写真だけでも食感がイメージできましたもん。こういうの本当に好きなんですよね……!
しかもキムチと合わせちゃったら、もうビールが止まりません!
大根おろしだからか夏に食べたいですね!
★真夜中のカフェさん
「#361 人生はおかわりができない」を追加していただきました。ありがとうございます!
「夏を感じた。」という記事を読ませていただきました。
記事中の3枚のお写真。どれも夏を感じさせる素敵な写真ですね!
不思議なんですが、なぜか夏って和室とか縁側をイメージしちゃうんですよね。特段僕はそういうところで育っていないのに……なぜでしょう。
最後のジェラートも可愛らしい! 塩ミルクとな。今まで味わったことはありませんが、舌鼓を打つ自分は鮮明に想像できます。(笑)
★ペリンさん
「#361 人生はおかわりができない」を追加していただきました。ありがとうございます!
「みんな同じシロップ持って戦ってるんやから。」という記事を読ませていただきました。
どのシロップも味が一緒というのは僕も聞いたことがあります。それを知ったときは、人はいかに視覚と脳でものを食べているかと思いました……!
いかなることもそうですよね。目の前にある出来事に対して、人によって見え方も捉え方も違う。それは自分の視覚や自分の脳に左右されているから。
有体に言えば先入観かもしれません。そういうのを取っ払って、いろいろなことにチャレンジして、視野を広げていきたいですね。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートをしていただけるととてもとても嬉しいです! 読書と勉強の糧にさせていただきます!