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今夜FOMC議事録が出る。俺が「読む前に決めていること」

今夜FOMC議事録が出る。俺が「読む前に決めていること」

今週月曜に「水曜が今週の山場」と書いた。

いよいよその日が来た。今夜、FOMCの議事録が公表される。FOMCというのはアメリカの中央銀行が金利を決める会議のことで、その会議でどんな議論があったかの記録が今夜明らかになる。

先週の雇用統計が予想の半分以下だったこともあって、この議事録の中身が「タカ派(利上げ方向)」か「ハト派(慎重)」かで、今後のドル円やJP225・US30の方向感が変わる可能性がある。

でも俺が今朝一番に考えたのは、「何が出るか」じゃなかった。「出た後にどう動くか」だった。

議事録を読む前に、もう決めていること

正直に言う。俺は今夜の議事録の中身を「予測」しようとしていない。

タカ派の内容が出るかハト派の内容が出るか、どちらになるかは誰にも分からない。それなのに「きっとタカ派だからドル高になる」と決め打ちしてポジションを持つのは、ギャンブルと変わらない。先週の雇用統計の時も、予想の半分以下という弱い数字が出たのにドルが大きく売られなかった。相場は教科書通りには動かない。

だから俺が議事録を読む前に決めていることは一つだ。

「出た後の初動に飛びつかない」

議事録が出た直後の数分間は、相場が両方向に激しく振れる。上がって下がってまた上がる、あるいはその逆。あの時間帯は方向感がなく、値段だけが乱暴に動く。ここで飛びつくと、初動の偽ブレイクに引っかかって損切りになるケースが多い。

俺がポジションを考え始めるのは、最初の乱高下が一段落して、チャートに方向感が出てきてからだ。

「タカ派だったらこうなる」を事前に整理する

ただ、「何も考えない」わけじゃない。出てきた数字に対してどう動くかのシナリオを、事前に整理しておく。

タカ派の内容だった場合
「インフレを抑えるためにもっと引き締めが必要」という議論が多かった場合、ドルが買われやすい。ドル高・円安方向に動くなら、ドル円は162円台後半を再び試しにいく可能性がある。JP225は円安が輸出企業の業績期待につながって上昇しやすい面もある一方、金利上昇懸念から売られる場合もある。

ハト派の内容だった場合
「様子を見ながら慎重に」という空気が議事録に出ていれば、先週の弱い雇用統計と合わさってドル売りが加速しやすい。ドル安・円高ならJP225にとっては重荷になりやすい。ただし昨日確認したように、円高でも日本の内需・賃金上昇が支えになる面もある。

どちらが来てもシナリオを持っていれば、動いた後に「次に何を見るか」の判断が速くなる。

昨日のJP225が教えてくれたこと

昨日のJP225は良い賃金データが出たのに69,737円で反落した。あの動きの後に今朝チャートを見て思ったのは、「まだ上昇トレンドは崩れていない」ということだ。

昨日の下落は7万円という大台付近での利益確定と、今夜のイベント前の様子見が重なった結果だと見ている。上昇トレンドの中の押しとして見れば、むしろ「今夜の議事録を通過した後にどう動くか」の方が重要だ。

タカ派で円安→JP225が堅調を保てるなら、この押しが押し目になる可能性がある。ハト派で円高→JP225がもう一段押される可能性もある。どちらになるかは今夜次第だから、今はまだ判断しない。

US30・GER40も同じで、今夜の議事録後に方向感が定まってから、自分の手法の型が出るかどうかを確認する。出れば動く。出なければ動かない。それだけだ。

なぜ「待てる人」が勝てるのか

ここで少し立ち止まって考えてみたい。

「待てる」という能力は、トレードを始めた頃の俺には全くなかった。大きな発表がある日は興奮して、発表前からポジションを持ちたくてたまらなかった。「早く参加しないと出遅れる」という焦りがあった。

でも今は分かる。大型イベントの直前と直後は、一番判断が難しい時間帯だ。相場が一番振れる時間帯だから、一番損切りになりやすい時間帯でもある。その時間帯を意図的に外すことが、口座を守る上で一番効いてくる技術だった。

パチスロで500万溶かした俺が変われたのも、「この台は触らない」という判断ができるようになったからだ。全部の台に座ろうとするから失う。今夜も同じ。全部の動きに乗ろうとしない。型が出た時だけ動く。

今日の動き方

今日は夕方まで相場の動きを観察する。今夜の議事録は日本時間で深夜帯になる。

観察するポイントは「議事録前に市場がどういう動きをしているか」だ。議事録への期待感でドル高・株高が先行しているなら、発表後に「材料出尽くし」で逆に動く可能性がある。逆に静かに推移しているなら、発表後の動きがよりクリーンに出やすい。

発表後の最初の10分は見るだけ。そこから方向感が定まって、JP225かUS30かGER40に自分が見ている形が出てきたら、初めて動くことを考える。

今夜の議事録が出たら記事で振り返る。

今回の学び

①大型イベントの直前に「何が出るか」を予測するより、「何が出たらどう動くか」を事前に整理しておく方が大事だ。

②イベント直後の初動には飛びつかない。最初の乱高下が落ち着いてから、チャートに方向感が出てから動く。

③「待つ」は何もしないことじゃない。動くタイミングを絞るための積極的な判断だ。

こういう「いつ待って、いつ動くか」の基準をルール化して毎回同じ判断ができるようにしている。その考え方をJP225・US30・GER40に落とし込んだものが有料記事にまとめてある。イベントのたびに迷う人にはぜひ読んでほしい。

今日の一言
「答えは今夜出る。でも俺の動きは、チャートが形を作ってから決まる。」

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