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3.11。Twitterが見せてくれた奇跡

2011年3月11日。
当時の私は某ダム関連の職場で働いていた。
今より気力体力ともに充実していた頃。
大好きなインディーズミュージシャンのライブを観るため、全国を飛び回るのも苦じゃなかった。14年も経った今だからこそ言えるけど、その為に決めたような職場であり、当然暇を持て余しTwitterを弄ってた。
確実にツイ廃だった時期…

そんなツイ廃が突如役に立った日。

相互フォローのTLが一斉に荒れた
“揺れた”“本棚倒れた!”“地震⁉︎
そして最終的に、
“みんな、大丈夫!?”
と、そう声を掛け合う環境がスマホの中にあった。

職場でSNSこっそり見てる人間なんて私のくらいのもので、本来だったら黙っている状況のはずが思わず声を高める。
「テレビつけていいですか!?」

本当にまわりの職員は気づいてなかったのだ。
今実際に同じ日本で起きている悲惨な出来事に…

そこには現実離れした世界が広がっていた。
普通に道路を走っている車たちが、後ろから恐ろしいほどのスピードで追いかけてくる波に丸呑みされていく。
浜に打ち寄せる波が家屋ごと刮ぎ取る。

テレビの前で呆然と立ち尽くすしかなかった。

そんななか、Twitterだけが互いを思いやり声を掛け合い、現地の友人・知人の安否を気にかけていた。
SNSなんて暇つぶし、と、ずっと遊んできたのに、こんなに心の支えになる日が来るなんて思ってもみなかった。

実はその頃のメインアカウントは、今は完全に削除してしまった。音楽関係の友人が多かっただけになんてことをしてしまったんだろう、と頭カチ割りたくなるくらい後悔している。


そして。
Xへと成り果てた現在、最早、極右や詐欺アカの温床でしかない。
でも一番嫌だったのはツイッター時代から徐々に勢力を伸ばしてきた、ツイッター=大喜利の場の如く使用する人たちが蔓延るようになったこと。
上手いこと言ったモン勝ち、万バズ取ったモン勝ちみたいなクッソみたいな世界、私は望んでなかったのだ。

だからこそ、余計に3.11の時を思い出す。

電話回線はパンクし連絡すら取れずやきもきする中、Twitterやその他のSNSが起こしてくれた、特別な奇跡の瞬間を。

———————    2025.3.13 追記    ———————

その時のツイッターアカだが、なぜか松尾貴史さんからフォロバされてて。
生きてきて多分5本指に入るくらい嬉しかったのを覚えている(どんだけサブカル好きなんだよ)
松尾貴史(キッチュ)さんといえば、マニアックな趣味とキッチュさんならではのユーモア溢れる政治批判で、一部のオタクやリベラルから絶大な支持を得ている。
単なる自慢です、ふふふ…
(だからこそ、アカ削除してしまった自分を悔いています…)


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