ステレオタイプ
昨日の記事後半で取り上げたKaufman医師の投稿への返信が、格好の記事ネタだったので取り上げます。
Kaufman医師の投稿はこちら。
排毒の印:咳、鼻詰まり、痰、熱、発汗、疲労、痛み、発疹、金属の味がする、感情の起伏が激しい。何かに「罹った」んじゃないですよ。皆さんの身体が、皆さんがいる環境に対応して排毒しているのです。症状を、解決すべき問題とみなすのではなく、治癒過程の一環と捉えてください。皆さんの身体は、常に皆さんの健康に寄与すべく任務を果たしているのです。

それに対するある医師からの返信。

いえ、排毒の印なんかではありません。通常、それらはすべてウイルスによる感染と戦っている印です。僕は、それらの症状の一つ一つの病態生理を説明できますが、本物の医師であれば病態生理についてわきまえて、排毒などという素人用語を使わないで欲しいものだと思いますけれどね。精神科医は、基本的な組織学、病理学、生理学を忘れてしまってるようですが、僕たち一般医は、よくある上気道感染の症状や兆候は常に頭に入っています。なんせ日に何十件も扱ってますからね。
GPというのは、general practitionerの略で、専門医に対して一般医、いわゆるかかりつけのお医者さんという感じでしょうか。この方はアイルランドの方の様なのでGPと言う表現を使い、アメリカではprimary care physicianと言う様です。
なんとこの方、コロのアレは打たないという立場を貫いて色々悶着があった方の様で、アレがやばいことはよくご存知、でも病原体仮説の嘘はご存知ない様で、残念!それとも、controlled oppositionなのかもね。
さて、私が情報を取るときに必ずしていることがあります。情報と情報源は分けて考える、と言う事。
どう言うことかと言うと、多くの方は、ある情報源が少しでも正しいことを言っていると「味方」と思い、その人が言っていることすべてが正しいと思う様なのです。「んなこたーないだろう」です。その人が全知全能の神なのかい?って話。例えばある人は、「アレがやばいことを一生懸命発信してくれた。だからその人の言うことはすべて正しい」…わけないですよね。
今では多くのネット民が知る、ある有名な医療関係者さん。2020からずっとアレのヤバさや騒動の背景なんかを発信してましたので、よくYouTubeなんか聞いてました。話術巧みなエンターテナーって感じで。
でもエクソソームの話を聞いた時に、「それ違うわ」と思いました。病原体仮説の嘘について述べてませんでした。エクソソームの話は出すのに、病原体仮説(の嘘)について触れない。その時点で、私の中では「そのカテゴリー」の方ね、となりました。その後、「甘いもの」についてもちゃんと区別せずに話をしているので、ああそうなのね、と。
で、その方が、わざと嘘を言っているのか、無知でそう言っているのかは、わかりませんし、あまり興味もありません。なぜなら、私が情報に触れた時に求めているのは情報の真偽であり、情報源の善悪は二の次だからです。
とは言え、善き心を持つ方からの情報が一番ですし、無機質の情報を求めているわけでもありませんから、自分の考えに近い方から発信される、心のこもった情報からは、パワーをもらえます。たとえネットであっても、長く発信をフォローしていれば、人柄や思いが滲み出ているのがわかるものです。もちろん直に会えば、よりわかるのですけれどね。
で、最初の話に戻りますと、コロのアレ拒否では頑張ったご様子の医師の方ですが、Kaufman医師に対してのコメントは頂けません。最もお粗末な部分、それはステレオタイプで判断する発言。
・素人用語を使わないで
・精神科医は、忘れてしまっているんでしょうが
Kaufman先生は元精神科医ですが、疑問を抱いて現代医療から離れた人で、コロ騒動から病原体仮説の嘘についてずっと発信してきている多くの医療関係者の一人です(だからと言って、先生の発信全てを鵜呑みにはしませんし、もしかして、ひょっとして??と言うのも一応は弁えています)。
病原体仮説の嘘について、直接これまでの文献に当たり、歴史を振り返り、具体的に説明してくれているterrainグループの話を少しでも聞いて、理解したことがあれば(例えば、CPE〈細胞変性作用〉を「ウイルス」の存在証明としていることのナンセンスについて私でもすぐに理解できたんだから、生物を学んだ事のある人…と言うよりは、ロジカルシンキング・論理的思考ができる人なら誰でもわかる筈でしょう)、「精神科医だから」と言う発言にはなりませんし、「排毒が素人用語」だと一刀両断にはしないでしょう。
Kaufman先生は、Kaufman先生自身を含め、多くの医学部生が習って覚えてきたその病態生理などの基盤となる病原体仮説に疑問を呈している(否定している)んだから、そもそも土俵が違うのよ。なぜ、そこに気づかないのかな???
科学的思考ができる人であれば、理論面で反論し、発信者の資格や使う用語で揚げ足取りをするような発言はしない筈ですよね。
この、理論面では何も言わず、「僕は説明できます」とか、「毎日症例を見てます」とか、そう言う話だけになる人は全く情報源にならない。以前も「僕は〇〇教授と働いていた、そう言えば十分だ」と言っていたコロ枠反対の医師の話を書いたことありますが、そう言う物言いを読んだ瞬間「ダメだ、こりゃ」です。「僕は情報源になりません」と告っている様なものですから。
と言うことで、理論面の反駁ではなく、発信者個人に対する揚げ足取り系の発言をする人は、情報源としてはダメだ(レベルが低い)ってわかりやすいよ、っていう話でした。
QPのワンポイント英単語
stereotype
1 ステロ(版)、鉛版(=stereo)
2 固定観念、通念、紋切り型の考え
フランス語 stéréotypeから。ギリシャ語でstereo-(固い)+ type(型)
stereo- ギリシャ語から借用の造語要素:固い、固体の、立体の
元々印刷用語で、紙型に溶融金属・プラスチック・ゴムなどを注いで作る複製版のことを指す語なんだそうですが、その版から同じものが印刷される様子から、ある人やグループに対して持つ、固定観念、紋切り型、お決まりの考え、偏見を指すようになった様です。
ちなみに、カタカナでもお馴染み、ステレオ(stereo)はstereophonicの略で、立体音響方式の意味。昔はモノラルラジオ聞いてましたから、ステレオ聞いた時は感動でしたわ〜。ステレオタイプと言う語を初めて聞いた大学一年生の時、なんで固定観念を表す語にステレオという単語が使われているのかな〜と思いつつ放置していましたが、方や「固い」の意味、方や「立体」の意味(固いから立体になる)を持つ単語だからなのですね。
まぁ、人々は、ステレオタイプ、レッテル貼りはついついしますよね。大阪人は常にオチのある話をするとか、反ワクはアタオカとか、笑。まぁ、レッテル貼りは、コントロールしたい人にとっては効果的な手法だから多用されますし。でも、科学の話をしているときに、根拠なくレッテル貼りをする人がいたら、その人こそ非科学人として、レッテル貼りしてあげるといいんじゃないかしらね。

さて、トップ画像が何かわからない若い方々が多いと思います。我が家にも似た様なものがありました。わかった方は、私と同じ世代かそれより上の可能性が高いですね!
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