1か月頑張っても痩せなかった。それでもやめなくてよかった
結論から言うと、体重がほとんど減らない1か月があっても、そこでダイエットをやめる必要はありません。
なぜなら、今月の数字だけでは、その努力が成功だったのか、失敗だったのかは判断できないからです。
私は2025年6月11日、108.8kgからダイエットを始めました。最初の半年ほどは少しずつ体重が落ち、2025年12月には90kg台前半まで減りました。
「このままなら、もうすぐ80kg台に入れるかもしれない」
そんな期待を持って迎えた2026年1月。しかし、思っていたようには進みませんでした。
1月4日は90.8kg。そこから90.6kg、90.3kg、90.0kgと少しずつ減り、1月11日には89.4kgになりました。
ようやく80kg台です。
体重計に表示された「89.4」という数字を見たときは、本当にうれしかったです。90kg台から抜け出せたことが、大きな前進に感じられました。
ところが、その後は89.8kg、89.5kgと行ったり来たり。1月28日には90.4kg、30日には90.5kg、31日は90.2kgでした。
月の初めが90.8kgで、月末が90.2kg。
約1か月続けて、減ったのはわずか0.6kgです。
しかも、一度は89.4kgまで減ったのに、最後はまた90kg台へ戻っています。
当時の私は、正直かなり落ち込みました。
せっかく80kg台に入ったのに、また戻ってしまった
ダイエットを始めたばかりの頃は、「頑張れば、体重は毎週少しずつ減っていく」と思っていました。
食べる量を意識した。以前より歩いた。食べすぎない日も増えた。
それなのに体重計へ乗ると、前回より増えている。
「今までのやり方では、もう痩せないのかな」
「ここが私の限界なのかな」
「頑張っても変わらないなら、好きな物を食べたほうがいいのでは?」
そんなことまで考えました。
特につらかったのは、一度89.4kgを見ていたことです。
最初から90kg台が続いていたなら、まだ「少し停滞しているだけ」と思えたかもしれません。しかし、一度達成した数字から戻ると、自分の努力まで巻き戻されたように感じます。
89.4kgから90.5kgへ。
数字だけを見ると、1.1kg増えています。
「また太った」「失敗した」と思いそうになりました。
以前の私なら、ここで投げ出していたと思います。
体重が減らないことを理由に食事への意識が薄れ、「どうせ増えたから」と食べすぎる。そして、体重計にも乗らなくなる。
たった数日の増加をきっかけに、ダイエットそのものを終わらせていました。
体重が減らないことと、何も進んでいないことは違う
それでも今回は、完全にはやめませんでした。
毎日完璧な食事をしたわけでも、急に運動量を増やしたわけでもありません。
食べすぎた日は次の食事を少し軽くする。外食をした翌日は、いつもの食事に戻す。運動できない日は、大学やアルバイトの移動で少し多く歩く。
できることだけを続けました。
体重が減らないと、「今の方法には意味がない」と思いやすいです。しかし、体重は食べた物の重さや水分量、塩分、排便の状況などでも変わります。
昨日より増えているからといって、昨日までの努力がすべて脂肪に変わったわけではありません。
それでも、体重計に数字が表示されると、そんな当たり前のことを忘れてしまいます。
だから私は、1日ごとの数字ではなく、もう少し長い期間で見ることにしました。
「今週痩せたか」ではなく、「数か月後も続けられているか」。
「昨日より減ったか」ではなく、「ダイエットを完全にやめていないか」。
判断する基準を変えたのです。
あの1か月でやめていたら、その後の数字はありませんでした
1月末の体重は90.2kgでした。
しかし、そこからも続けた結果、2月末には88.1kgになりました。3月末は86.6kg、4月末は85.3kg、5月末は83.0kg。そして6月末には80.2kgまで減っています。
1月末の90.2kgから見ると、5か月で10kg減りました。
2025年6月11日の108.8kgからは、約1年間で28kg以上減ったことになります。
もちろん、その後も毎日きれいに減ったわけではありません。
6月18日は81.3kgでしたが、翌19日は81.4kg。23日に80.7kgまで減ったあと、24日と25日は81.0kgへ戻っています。
減る日もあれば、増える日もありました。
それでも、長い期間で見ると、体重は確実に下がっています。
もし1月に「1か月頑張っても痩せなかったから、もう無理だ」とやめていたら、2月の88kg台も、3月の86kg台も、6月の80kg台もありませんでした。
あのときの私は、停滞していたのではなく、次に減るまでの途中にいただけなのかもしれません。
私が停滞している間にやらなかったこと
体重が減らないと、何か特別なことを始めたくなります。
もっと食事を減らす。急に長時間運動する。好きな物をすべて禁止する。
しかし、焦って厳しいルールを増やすと、体重より先に気持ちが限界を迎えます。
そこで私は、次のことをしませんでした。
* 食事を極端に抜く
* 毎日激しい運動をする
* 増えた翌日に自分を責める
* 一度の食べすぎで全部を諦める
* 短期間で結果を出そうとする
その代わり、「これ以上悪化させず、普段の生活へ戻ること」を優先しました。
停滞しているときは、前へ進むよりも、後ろへ戻らないことが大切な場合もあります。
減らない時期にも続けていたからこそ、体重が動き始めたとき、その流れに乗れたのだと思います。
なお、私の減量では食事や日常活動の見直しに加え、医師の診察を受けながらマンジャロを使用しています。2025年6月11日に2.5mgから開始し、医師と相談しながら用量を変更しました。2026年2月11日には10mgへ変更しています。
そのため、この体重変化を生活習慣だけの結果として伝えるつもりはありません。また、薬の効果や体重の減り方には個人差があるため、使用や用量変更は必ず医師への相談が必要です。
ただ、マンジャロを使っていても、体重が一直線に減ったわけではありませんでした。停滞も増加もあり、そのたびに「もう減らないのでは」と不安になりました。
薬を使っているかどうかにかかわらず、数字が動かない時期にどう向き合うかは、ダイエットを続けるうえで大切だったと感じています。
減らなかった1か月も、無駄ではありませんでした
ダイエットでは、体重が減った月だけが成功に見えます。
しかし、本当に大切なのは、減らなかった月にやめなかったことかもしれません。
1月の私は、目標に大きく近づいたようには見えませんでした。一度89.4kgまで減ったのに、月末は90.2kg。記録だけを切り取れば、「ほとんど痩せなかった1か月」です。
それでも、あの1か月は無駄ではありませんでした。
食べすぎても戻ること。増えた数字を見ても、すべてを投げ出さないこと。結果が見えなくても、できることだけは残すこと。
私はその1か月で、「体重を減らす方法」だけではなく、「減らないときにもやめない方法」を少しずつ覚えました。
もし今、体重が変わらず苦しくなっているなら、今月だけで自分のダイエットを失敗と決めないでください。
増えてしまった日があっても大丈夫です。停滞しているように見えても、これまでの積み重ねが消えたわけではありません。
ダイエットは、毎月必ず結果を出せた人だけが成功するものではありません。
結果が出ない月にも完全にはやめず、また次の日へつなげられた人が、少しずつ先へ進んでいくのだと思います。
1か月頑張っても、ほとんど痩せなかった。
それでも私は、あのときやめなくて本当によかったです。
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