頑張ることしか知らなかった私が、肩の力を抜けるようになるまで
私は長女であり、看護師です。
その影響もあるのか、責任感がとても強く、
息をするように頑張れてしまう人でした。
頑張ることが当たり前。
人の倍は働いていたと思います。
でも、「楽しかった?」と聞かれたら、
答えは「NO」です。
当時の私には、「頑張らない」という選択肢は
1ミリもありませんでした。
頑張ることが普通。
頑張ることが正しい。
だから、立ち止まることなんて
考えたこともありませんでした。
でも、体は正直です。
頑張り続けていると、ある日、
体が強制終了をかけてくるんです。
「このままじゃ、本当に壊れてしまうよ。」
そんなふうに教えてくれていたのだと思います。
私も体調を崩し、休まなければいけなくなりました。
それでも、頑張り屋さんは休んでいる自分を責めます。
「迷惑をかけてしまった。」
「もっと頑張れたんじゃないか。」
「私が弱いからだ。」
私も、そんなふうに自分を責め続けていました。
そんな私の転機になったのは、
仕事を心から楽しそうにしている人との出会いでした。
その人は、いつも目を輝かせながら、
「こんな仕事をやってみたい。」
「今度はこんなことに挑戦したい。」
そんな話をしていました。
そして、こんな言葉をかけてくれたんです。
「頑張らなくても、仕事はできるよ。」
私は、その言葉に衝撃を受けました。
仕事は頑張るもの。
頑張らなければ認められない。
そう思って生きてきた私には、
想像もできない考え方だったからです。
ちょうどその頃、
私は自己対話ノートを学び始めていました。
「仕事って何だろう。」
「頑張るって何だろう。」
「頑張らなくても働くって、どういうことだろう。」
そんな問いをノートに書いて、
自分の心と向き合いました。
そこで気づいたのは、
「私は、頑張らないと価値がないと思っていた。」
ということでした。
でも、本当にそうでしょうか。
頑張っている私も、頑張れない私も、どちらも私。
頑張ることで、私の価値が増えるわけでも、
頑張らないことで、私の価値がなくなるわけでもありません。
そう気づいた瞬間、目の前がふっと明るくなりました。
「頑張らなくても大丈夫。」
「もっと楽しく働いていい。」
そう自分に許可を出したとき、
ずっと入っていた肩の力が、すっと抜けたんです。
今でも頑張りすぎてしまう日はあります。
でも、そんな日はノートを開いて、自分に問いかけます。
「今日は、何をそんなに頑張ろうとしているの?」
「誰の期待に応えようとしているの?」
すると、少しずつ心が落ち着いて、
本当の気持ちが見えてきます。
頑張ることは悪いことではありません。
でも、頑張り続けることだけが正解でもありません。
もし今、
「頑張ることに疲れたな」
「少し休みたいな」
そんな気持ちがあるなら、
その心の声を無視しないであげてください。
あなたは、頑張っているから
価値があるのではありません。
あなたは、あなたという存在だけで、
もう十分価値があります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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