自分を責めるクセは、「思考」を書き出すことで少しずつ変わった|自己対話ノートの力
仕事で小さなミスをしたとき。
「私って、なんでこんな簡単なこともミスしてしまうんだろう。」
職場の人が挨拶をしてくれなかったとき。
「もしかして、私が何か嫌われることをしてしまったのかな。」
夫が不機嫌そうに見えたとき。
「知らないうちに、私が気に障ることを言ったのかな。」
私は、人の顔色ばかり見ていました。
だから、相手の態度や自分のミスを見ては、
「全部私のせいだ」と決めつけて、自分を責めていたんです。
でも、そのことが当たり前すぎて、
自分では気づいていませんでした。
ある日、こんなことを言われました。
「はるみさん、自分のこと責めてない?」
その一言で、私は初めて気づきました。
「あれ? 私って、いつも自分を責めている。」
あなたも、私と同じように、
相手の態度や自分のミスで
自分を責めてしまうことはありませんか?

自己対話ノートで教えてもらったこと
自己対話ノートを学んだとき、最初に教えてもらったのが、
「事実と感情(思考)を分けて見ること」
でした。
最初は、
「どういうこと?」
と思いました。
でも、この考え方を知ったことで、
自分の心は少しずつラクになっていったんです。
例えば、
私は仕事でミスをした。
職場の人が挨拶をしなかった。
夫が不機嫌そうだった。
ここまでが事実です。
ただ起こった出来事を書き出すだけ。
そこに、
「嫌われたのかな。」
「怒っているのかな。」
「私が悪かったんだ。」
という考えを乗せないこと。
実は、この「嫌われたのかな」「私が悪かったんだ」
という部分は事実ではありません。
私が頭の中で作り出した思考なんです。
もしかしたら相手は忙しかっただけかもしれない。
考え事をしていただけかもしれない。
体調が悪かっただけかもしれない。
本当の理由は、私には分かりません。
それなのに私は、自分にとって一番苦しくなる答えを
勝手に選び、「私が悪い」と決めつけていました。
つまり、自分を責める世界を、自分で作っていたんです。
思考を書き出すだけで、見え方が変わった
このことに気づいてから、
私は何かあるたびにノートを開くようになりました。
「これは事実?」
「それとも私の思考?」
そう問いかけながら書いていくと、
今まで当たり前だと思っていた考え方の
クセが見えてきました。
私は、
「嫌われたくない。」
「ちゃんとしなきゃ。」
「完璧に仕事をしなきゃ。」
そんな思い込みをたくさん抱えていたんです。
だから、少しの出来事でも自分を責めてしまっていました。
でも、思考を書き出すことで、
「本当にそうかな?」
と、一歩引いて考えられるようになりました。
8年間ノートを書いて変わったこと
私は8年間、自己対話ノートを書いています。
もちろん、今でも落ち込む日はあります。
自分を責めそうになる日もあります。
でも、昔のように何日も自分を責め続けることは、
ほとんどなくなりました。
「あ、また私は自分を責めようとしているな。」
そんなふうに、自分の思考に気づけるようになったからです。
自分を責めるクセは、一日では変わりません。
でも、思考を書き出すことを続けるうちに、
少しずつ見える景色は変わっていきます。
自己対話ノートは、
自分の本音に気づき、自分を理解し、
大切にしてあげるためのノートです。
もし今、自分を責めることが当たり前になっているなら、
一度ノートに書いてみてください。
「今起きた事実は何?」
「私は今、どんなことを考えている?」
その二つを書き分けるだけでも、
心は少しずつ軽くなっていくはずです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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