暮らしと、カメラと、さくら|film 17
日々の暮らしや、旅や、散歩のひととき。

今年は、ちょうどいいタイミングでお花見ができました。
学生のころからの友人と、その子どもと3人で、お弁当を持ってピクニック。
やわらかな春の空気の中で、何気ない会話をしながら過ごす時間が、とても心地よく感じられました。



桜はすぐに散ってしまうイメージがあるけれど、見頃の時期にお天気が崩れたり、予定が合わなかったりして、毎年なかなかうまくタイミングが合わないものです。
10年ほど前、応援に入っていた事務所が、たまたま桜で有名な公園の近くにありました。
駅のホームに咲いてる桜並木も見事で、2階にあった事務所の窓からは、目の前いっぱいに桜が広がっていました。
毎日、窓から桜を見ているうちに、「あ、つぼみがひらいた」と気づく日があり、少しずつ景色が変わっていくのを、静かに見守るような時間が流れていました。
そのとき、はじめて思ったのです。
桜は、思っているよりも長く咲いているのだと。
一瞬で過ぎてしまうものではなく、ちゃんと、日々の中に寄り添うように咲いている。
そう気づいてから、桜を見る時間が、少しだけ変わりました。
今年のあの一日も、 きっとゆっくりと。
心の中で咲き続けてくれる気がします。
──暮らしと、カメラと、さくら

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(制作中)

