見出し画像

あっという間にお金はなくなるから 「足りない病」の原因と治し方

YouTubeでサトマイさん執筆書籍、『あっという間にお金はなくなるから』の発売案内をご本人がされています。

サトマイさんの書籍説明が下記の通りです。

今回の本のテーマはお金ですが、特に「経済的な自立」について書いています。ここで言う自立とは、数億円を貯めて配当金だけで暮らす「FIRE」のような意味ではありません。

私が定義する真の経済的自立とは、「仮にお金という金融資本がなくなったとしても、他の資本を使ってまたその資産を取り戻せる状態」のことです。本書はその状態を構築するための攻略本として執筆しました。

本書は、その不安と向き合いながら建設的に人生というゲームを攻略するための「戦略書」です。

そのため、一般的な節約術やFIREの仕方ではなく、もっと根源的な「超長期ゲームの中で生き抜くサバイバル能力」をどう高めるかという話をしています。

YouTube『あっという間にお金はなくなるから』より


真の経済的自立とは、「仮にお金という金融資本がなくなったとしても、他の資本を使ってまたその資産を取り戻せる状態」のことです。

この定義がとても気に入ったので、早速購入して読んでみました。




「資産を取り戻せる能力」こそが真の自立

FIRE界隈では、経済的自立といえば、4%ルール(年間支出の25倍の資産を持つこと)やFIレシオ(参考記事→資産額だけでFIREを語るな。「FIレシオ」で見る本当の経済的自立)といった数字で語られています。

「資産が◯◯円あればゴール」
「配当金だけで暮らせれば上がり」

もちろん、それは間違いではありません。しかし、それはあくまで「今の金融資本が維持されること」を前提とした、静的な安定に過ぎません。サトマイさんが提唱するのは、もっと動的で、サバイバル能力に近い自立です。

作家の橘玲さんが提唱する「3つの資本(金融資本、人的資本、社会資本)」というフレームワークがありますね。サトマイさんの書籍では、それをさらに分解・拡張し、「物的資本」「健康資本」「心理的資本」「人的資本」など、合計10個(8+1+1)の資本を駆使して、何度でも這い上がれる状態を目指すものです。

「お金がなくなっても、また稼げばいい」。そう心の底から思える状態こそが、最強のセキュリティーなのでしょう。


早期退職して気づいた「お金は意外と稼げる」

私は早期退職をして会社員という立場を卒業しました。現在は給与収入がなく、年金もまだ支給されない、いわゆる「資産の取り崩し」と「金融資本からのリターン」で生活しています。

会社員時代、会社からの給与がなければ生きていけないと思い込んでいました。しかし、タイムリッチという時間的富裕層な生活を送る中で、驚くべき発見がありました。

それは、「お金は思いのほか、容易に稼げる」ということです。

会社員時代に培ったスキルや経験の人的資本は、組織を離れても消えません。むしろ、組織のしがらみから解放されたことで、コンサルティング活動、書籍出版、アフェリエイト、note執筆など、自分のスキルを直接マネタイズする経路がいくらでもあることに気づきました。

会社という看板に頼らなくても、自分の力で小銭を生み出し続けられるという事実は、大金を稼ぐ以上に、私に心理的資本、つまり自信と安心を与えてくれました。

私は、とてもポジティブ思考だと思っています(笑)。この「なんとかなる」という心理的資本こそが、実は最も重要な資産なのかもしれませんね。

マイクロ法人というテクニック

ここで少し、私が行なっている、現実的かつ少し際どい話を書きます。 現在、ひとり社長として法人を設立しています。これは単なる節税対策以上の意味を持っています。

個人の給与は少ないので、住民税非課税となります。一方で、事業で得た収益はオーナーカンパニー(法人)に蓄積できます。 このスキームを使うことで、社会保険料や税金を合法的に最小化しつつ、アドバイス謝礼や資産運用益などの営業収益の受け皿を確保しています。

世間では、政治家の「国保逃れ」が話題になり、批判の的になってますね。私のやっていることも、見方によっては「国保逃れ」と言われるかもしれませんね。実際に、ずるいって言われてますから。

しかし、ずるいと言う人は、単にそのルールや法律を知らないか、活用する行動を起こしていないだけなんでしょ。 法を犯しているわけではありませんよ。今の日本の制度上、認められている権利を行使し、最適解を選んでいるに過ぎません。

これは、サトマイさんの言う「知識」という資本を使って、人生というゲームを有利に進めるための攻略法の一つです。 政治家のモラルとしていかがなものかという議論はさておき、現実を直視し、使える制度をフル活用して資産を守ることもまた、現代社会を生き抜くサバイバル能力の一部だと私は考えています。


M-1グランプリ「ドンデコルテ」が突きつけた現代の闇

「現実をしっかり見れば道は開けてくる」。 そう綺麗事を言いつつも、多くの日本人は現実から目を背けて生きているようにも見えます。その象徴的なシーンを、昨年末のM-1グランプリ2025で見かけました。

M1「ドンデコルテ」のネタです。

「40歳独身、厚生労働省の定めた基準によると貧困層に属します」

「国も認める低所得。私はこんな自分と向き合うのが怖いんです」

M-1グランプリ2025のドンデコルテのネタより

noteで文字にすると単なる自虐ですが、映像で見た時の破壊力は凄まじいものがありました。会場は大爆笑でしたが、あれは単なる笑いではなく、多くの人が心の奥底で感じている「不安」をえぐり出したからこその反応だったように思います。

特に秀逸だったのが電飾おじさんのネタです。 クリスマスイルミネーションの輝きに目が奪われ、その下にある樹木そのものは見えなくなる現象を利用して、「身体中を光で覆えば自分は見えなくなる」と主張する狂気。

「身体中を光で覆えば自分は人から見えなくなる」

M-1グランプリ2025のドンデコルテのネタより

このワードセンスには脱帽しました。 これは、現代社会の痛烈な風刺ですね。 私たちもまた、会社の肩書き、高級ブランドの服や宝石、住んでいる場所、SNSのフォロワー数、といったイルミネーション(電飾)を身に纏い、必死に自分というちっぽけな存在や、直視したくない現実を隠そうとしている人たちばっかりです。

しかし、電飾のコンセントが抜かれた時、つまり会社をクビになった時や、お金が尽きた時には、何が残るのかな? もし、見るも無惨な枯れ木のような自分しか残らないとしたら、それは自立とは程遠い状態です。


電飾を脱ぎ捨てて、裸の自分で立つために

ドンデコルテのネタが笑いになったのは、、現実から目を背けてる人たちや、誰もが上っ面の電飾で武装している自覚があるからなのでしょう。

サトマイさんが提唱する「真の経済的自立」とは、言ってみれば「電飾をすべて剥ぎ取られても、その樹木自体が太く、根を張り、また新しい葉を茂らせることができる状態」のことでしょう。

資産◯千万円という数字(電飾)で自分を覆っても、中身の自分が枯れ木なら意味がないです。サトマイさんの言う自立とは、電飾をオフにしても輝ける自分であることです。

金融資本(お金)は、あくまで一つに過ぎません。 人的資本(スキル)、社会資本(つながり)、そして心理的資本(メンタル)。これらをバランスよく育てていくことこそが、予測不能な「超長期ゲーム」を攻略する唯一の道なんです。

この本は、人生のための最高の戦略書となります。電飾を脱ぐのは怖いけれど、その先には本当の自由がありますから。


読書感想文 第二弾↓


読書感想文 第三弾↓


いいなと思ったら応援しよう!

まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com

この記事が参加している募集