Dear My Friend 桑田佳祐
サザンオールスターズライブ、THANK YOU SO MUCHの参戦に向けて、多くの楽曲を弾いてみたいなーと思って、気になった曲をギターを抱えて弾き語っているこのごろです。
先日、駒込にあるサザン好きが集まるバーに入ってみました。そこで「Dear My Friend」を聞きました。桑田佳祐さんのソロ曲。ものすごく好きな曲だったので、その場で涙ぐんでしまいました。
早速帰ってきて、ひとりで弾いてみましたが、やはり泣いてしまいました。
いい年したおっさんがギター弾きながら、歌いながら泣いてるなんて全く冴えない光景ですが、部屋にはネコ二匹しかいないので、好きなだけ感傷に浸りました。
4月です。出会いと別れの季節。
そんな時にぴったりの曲なんです。
春は多くの人たちが新しい人生に向かって飛び出す時期。ぜひ、そんな時に遠くで見守っている人がいることを噛み締めながら、この曲を聞いてみるといいんじゃないかなぁと思って今日は記事にしました。
優しさと切なさを併せ持つコード進行
「Dear My Friend」は、Dの曲です。桑田さんのDの曲は名曲ばかりです。大ヒットした曲に隠れて、ほとんど知られてない曲です。
それでも、私には強烈な思い出の曲。15年くらい前の曲だと思いますが、今でも聞くたびに、一面に咲いている菜の花が浮かび、甘く切ない思い出が蘇ります。
歌詞の世界
前職で数年前、新人研修のトレーナーをしていました。毎年のことですが、トレーナーと数名の新人は、宿舎で3ヶ月ほど一緒に過ごします。親鶏とひよこの関係です。
そして、3ヶ月後、旅たちの日が必ず来ます。
私は親鶏です。ひよこたちには、『たったひとりは心配だけど、出会いのすべてがときめきと夢模様』と送り出す気持ちでした。
これから別々の道を歩むけれど、君たちの幸せを願っている、そしていつでも待ってるよという親心が込められています。深い思いやりにあふれています。まさに、春の卒業や転勤、引っ越しといった「区切り」の季節にぴったりの内容です。
メロディの魅力と桑田さんのボーカル
桑田佳祐さんの歌声は、温かみと包容力を持ちつつ、どこか少年のような純粋さも感じさせます。「Dear My Friend」では、その声が切々と語りかけるように響き、聴く者一人ひとりの心に寄り添います。
メロディは、サビで大きく開くように上昇しながら、次のフレーズでは、お得意のクリシェ、優しく降りてくるという構成。これはまさに「希望と寂しさの交差」を象徴する動きで、聴くたびに胸が熱くなります。
「春」は魔法使いみたいです。桜が咲き、景色が一変させちゃいます。出会いと別れ、新生活の始まりなど、多くの感情が交錯するタイミングでもあります。「Dear My Friend」は、そうした春の風景にぴったりの1曲であり、何年経っても「当時のあの気持ち」を思い出させてくれる魔法にでもかけられた気分になります。
まとめ
人生の節目にそっと寄り添ってくれる、まさに“人生の応援歌”です。コード進行やメロディには音楽的な美しさと感情の揺れが詰まっており、春の旅立ちや別れにふさわしい、心の琴線に触れる一曲です。
新しい一歩を踏み出すあなたに、そして今誰かと別れを経験しているすべての人に、そっと背中を押してくれるような温かなエネルギーを、この曲は届けてくれます。
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