負荷をかけることと無理をすることの境目はどこにあるの?
友人からの質問
自分に負荷をかけることと、無理をすることの境目はどこにあるのでしょうか?
所属しているグループでのWorkShopでこんな質問が投げかけられました。
面白く、興味深い質問ですね。
人は負荷をかけることで成長するものなのか?
負荷をかけすぎると、潰れたりはしないだろうか?
その境目を見定めることを、確かに必要な要素だと思います。
質問者は、以前に負荷がかかりすぎて、体調を損ねた経験があったようです。身体に異常を呈してまでしなければいけない業務は、明らかに過剰負荷ですね。
とはいうものの、同じ負荷でも個人個人の忍容性が違います。同じ業務内容でも、人によっては楽々とこなす人もいれば、耐え難い仕打ちと感じる人もいて千差万別。
考える上で、この3つに分けてを検討する必要がありそうです。
A:負荷をかけられる人
B:自分で自分に負荷をかける人
C:負荷をかける人
◇
パワハラって言葉が定着して、かなり経ちますが、上司が部下の成長を信じて課す業務には、負荷の解釈によって、パワハラかそうでないかが分かれます。セクハラも一緒だよね。プレッシャーかける人と、かかられる人の受け取り方次第。
境目ってどこだよ???
つまり、個人の力量によって変わるので、総じて話すのが難しいので、個人の場合に置き換えた方が良いでしょう。
ということで、私の例でお話しします。
私自身の境目について。
境目を判断するには、境目まで負荷を掛け続けました。外圧として会社からプレッシャーと自分自身でかけるプレッシャーがありました。
A:負荷をかけられる人
会社からのプレッシャーが大部分なのでしょう。一般的には、会社や上司からの課題が辛くて押しつぶされる例が多いと思います。
私は、どういう訳が、頑張れば、乗り越えて達成出来る喜びが味わいたくて、プレッシャーに耐えれきれる事が多かったです。ストレスに負けて体調まで壊す事はなかったのです。
① 上司が私に対するプレッシャーの背景をちゃんと説明してくれた場合
どんな過酷な状態でも乗り越えることができました。達成の喜びを上司とチーム員と味わいたかったから。
② 上司の説明が、いいからやっとけ、みたいな負荷の場合
ちょっと手を抜くことを覚えて、ハードルを勝手に下げることで、乗り越えてます。なので、体調を崩す境目までいきません。
◇
ほとんどのケースは①なので、半分冗談、半分本当の対策を共有しますね。本当に功を奏したんですよ。
それは、30半ば、管理職昇進の祝いとして、ダイバーズウォッチ(自動巻きIWCアクアタイマー)を買いました。
なんと水深1000メートルまでの水圧に耐える事ができます!
いかなる重圧にも耐える事が出来、その過酷な状態でも、正確に時を刻むことができる時計。つまりゲンカツギ。
その時計のおかげで、見事、鬼のバイスプレジデントからの、難攻不落の課題を、体調を壊す事なくこなす事が出来ました。
対策は、ダイバーズウォッチを買うこと!
余談ですが、、、
IWCは自社でムーブメントを製造しています。マニアックな時計のため、得意先訪問では、スーツからチラッと見える時計に、声をかけてもらうことも度々ありました。
褒められると嬉しいもので、時計を勉強しました。こちらから先制攻撃で、得意先の時計を、「いい時計されてますね、○○ですか?」と言い当てることは、面会5秒で懐に入れます。
B:自分で自身に負荷をかける人
これの方がやっかいでした。当時は他人との比較中心で生きていたので、負けず嫌いでした。成果が出ても、オレはもっと出来るはずだ! と自分自身への負荷をやめませんでした。
誰からも責められることのない状態で、更なる成長を自分に課す事は、とても大変なストレスだったのを覚えています。
意地
根性
プライド
汗と涙
努力
上記ワードは、ビジネスをする上で、あまり好きな言葉ではありません。「合理的行動による良い結果」が好きなワードです。
つまり、意地とか根性なんて、あってもなくてもいいんですよ。目標達成において良い結果が得られればね。しかし、”何がなんでも目標達成したい! 成長したい!” と強く自分に負荷をかけるならば、上記5wordsは、好き嫌いに関わらず、実行しました。
◇
負荷をかけることと体調管理のバランスをとることが必要です。まず、負荷をかける前に、自分の体調をよく観察することが大切。疲れがたまっているときや、睡眠不足のときは、無理をして仕事をすることは避けるべき。
このことを前提にして、ギリギリのところまでは、自分を追い込んでみました。他人からの負荷よりは、自分でかける負荷は、最後には甘えや手を抜くことをしがちです。
なので、できる範囲で目標に向かって、がむしゃらにやっても、極端な話、寝ないで頑張っても大丈夫だ、ということがわかりました。
C:負荷をかける人
私が上司で、チーム員に負荷をかける時の彼らの境目について。
さて、私自身のストレスコントロールができるようになりました。今度は、部下を持ち、私がチーム員に負荷をかける番です。負荷をかけられる人の立場を考えてみましょう。
私は、どちらかと言うと、厳し目のリーダーでした。と同僚から言われました。あまり自分では自覚ない分、私の部下は、いとも簡単に、境目まで達してしまいますw
幸いメンタルをやられたチーム員はいなかったので、たぶん、たぶん、たぶんですけど、マネジメントは上手くいったのだと、勝手に思ってます。
部下の成長を信じて、負荷を弱める事はしませんでした。そのままだと、潰れてしまうギリギリまで攻めました。そして、ストレス耐性の強いNo2社員を潰れてそうなチーム員の近くでケアさせる工作を打ちました。
なかなか上司である私には弱音が言えなくても、同僚には打ち明ける事が出来るものです。
そんなマネジメントをしていました。
◇
一つ、私が負荷をかけた過去の例を書きます。
私は自社製品に対する知識は必ず持っておくべきと信じていました。だから、あるとき、自社製品の文献、108報の論文を、期日まで読んでくる課題を統括してる社員に課したことがあります。
私は、強いプレッシャーをかけたつもりはなく、ペナルティも設定しなかったと思います。それでも、受け取り方は、それぞれ。
ある社員から、後日談で、半分文句、半分感謝されたことを紹介します。
その社員は、分娩室の前で、奥さまの出産を待つ間、泣きながら論文を読んだようです。泣くほどに、辛く、苦しい思いをして、難解な医学論文を、我が子の誕生を待つ時まで、努力をしたようです。
無事、赤ちゃんとの対面で、泣いていた涙の意味が、家族には、素敵なお父さんだねと、いい意味の誤解になり家族円満だったようです。
それでも、「片時も論文を手放さないで、読み続けさせる課題のプレッシャーはやりすぎです!」 と相当文句を言われたことも事実です。
◇
この課題で多くの社員は成長したことは事実です。得意先に自信を持って面談できるスキルを得たのですからね。
とはいうものの、私は、「製品知識を覚えようとしない奴は、辞めてしまえ!」 みたいなことを平気で言っていたので、いまなら、パワハラで訴えられていたかもしれませんね。
フィリピン人の場合
自分に負荷をかけることと、無理をすることの境目はどこにあるのでしょうか? この質問は日本人ならでの質問です。一緒に業務に携わったフィリピン人や、気軽に話せる友人たちを思い浮かべて、そう思いました。
フィリピン人は、全くもって無理をしてまで仕事をする気質がありませんw。日本人からすると、負荷でもなんでもない状態から、すぐ息抜きを始めます。手を抜くことに関してはプロ並み。業務が時間内に終了しなければいけないと焦ることは無いんです。
ひとつの会社の滞在年数がとても短く、3年〜5年で転職していきます。Facebookで繋がっている友人たちが、呆れるくらい会社が変わっていきます。
まこさんnoteから参考記事↓
長い列ができているのに、平気でおしゃべりを始めたり、チャットをする販売員にはさすがに呆れて何も言えませんでした。
まとめ
自分に負荷をかけることと、無理をすることの境目はどこにあるのでしょうか?
この質問は、マネジメントのビジネス書には、総論的に書かれている内容だと思うので、個人的経験を書きました。
特に負荷をかける側としては、書籍には、多方面からのマニュアルが用意されています。コミュニケーション、コーチングスキルなどのビシネススキルを駆使することはとても重要なことです。自分に合ったいろんな方法を探してみましょう。
まとめ:実行あるのみ。
行動しなければなにも経験値は得られません。
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私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。
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