「老後」は待つものではなく、始めるもの
「老後のために今は我慢」って言葉を耳にします。老後っていつから? 我慢して何したいの? 今日はそんなことを考えてみます。
「老後のために」という呪文
「老後のために」、そんな言葉は新興宗教のように唱えられている気がしますw。だって何度も耳にしてきたから。老後のための我慢しても、それで本当に報われるのが疑問を感じています。
無駄遣いをせず、趣味も控え、旅行も先延ばしにして日々を過ごす。1,000円安い米のために何時間も並ぶとか、部屋は暗いままで電気代を節約するとか、、、
悪いことじゃないと思うけど、そうやって節制している人は、「いつか老後になれば、その努力が報われる」と信じているようです。そんなエビデンスはあるのかな?
「定年退職後に、夫婦で旅行できました、楽しかったです」って記事を読みますが、そんなに楽しい旅行なら、毎年すればいいのに、一回きりみたいですね。
実際、我慢を続けてきた人たちが老後を心から楽しめているケースは、意外なほど少ないように感じます。
そもそも、老後っていつから始まるのでしょう?
老後っていつから?
一般的には「老後=65歳から」とされることが多いようです。これは公的年金の支給開始や定年退職の年齢を基準にしているからでしょうね。企業によっては、定年を70歳へ延ばす動きもあり、制度上の「老後」はどんどん後ろへずれていっています。
人生の節目を制度が決めることに、私は違和感を覚えます。
私は自分で「55歳から老後」と定義しました。理由は二つあります。ひとつは、かつて日本の定年が55歳だったこと。もうひとつは、身近な人の死を経験したことをきっかけに、「人はいつまでも元気に生きられるわけではない」と強く感じたからです。健康寿命も限りがありますからね。
健康で体力のあり気力が満ちているうちにこそ、自分の人生を楽しむべきだと思うんです。
悠々自適という幻想
「老後は悠々自適に暮らしたい」と口にする人は多いです。でも、その“悠々自適”とは、具体的にどんな生活なのでしょう?
抽象的な言葉としては魅力的ですが、それを現実の行動として描けている人は少ないように思います。ただ言葉を唱えるだけでは何も変わりません。
私が考える悠々自適は、
・誰とも比較しない
・他人の評価を気にしない
・自分のやりたいことを、自分のペースでやる
・毎日を自分の意思で充実させる
・新しい自分を探す
って感じです。
たとえば、本を読みたいときに読む、ギターを弾きたいときに弾く、旅に出たいと思ったら出かける、そんなふうに誰にも縛られず、自分らしい時間を過ごすこと。それが私にとっての「悠々自適」であり、老後のかたちです。
各自が考える悠々自適の定義でいいと思うのですが、定年退職後にすぐに移行できるものではなく、現役時代から実践しておく必要があります。週末の過ごし方はセカンドライフの練習に持ってこいですよ。土日には、朝寝坊して、昼からビール飲んでるだけじゃ、悠々自適に移行できないかもよ。
お酒飲んで、ゴロゴロテレビを見ることが悠々自適なら、それで構いませんけどね。
セカンドライフという考え方
老後という言葉には、どこか老化や停滞といったネガティブイメージがつきまといます。縁側でひなたぼっこして、猫を撫でながら、日本茶飲んでるような印象かもしれません。
だから私は、老後ではなく「セカンドライフ」という言葉を使うようにしています。会社員としての第一の人生を終え、自分の意思で新しいページを開く。それがセカンドライフです。
「いつかやりたい」「そのうち叶えたい」と考えていても、その “いつか” は永遠に来ないかもしれません。体力も好奇心も、そしてチャンスも、時間とともに少しずつ失われていくものです。
だからこそ、大切なのは今この瞬間から人生の後半を始めることです。

@大崎上島
私は、56歳でセカンドライフをスタートさせました。誰かに言われたからではなく、自分の意思で始めました。誰からも賛同されない持論ですが、会社が決めた定年退職日じゃなくて、退職日は自分で決めることです。
だって、退職日は自分の人生をスタートする日なんですよ。他人(会社)に従う必要なないでしょ。と、私は強く信じているので、そうしました。
「老後」は待つものではなく、始めるもの
老後とは、制度や年齢が決めるものではなく、自分で決めるものだと思います。若いころの我慢が、必ずしも老後の幸せにつながるとは限りません。
むしろ、我慢癖が身についたままでは、自由な時間が訪れても何をしていいかわからなくなるかもしれません。だって、今でも週末は、ビール飲んでるだけでしょ?
「老後のために」と言って今を我慢しているその人こそ、もしかしたら、いや確実に既に老後に入ってますよ。
老後は未来のどこかにある理想の時ではなく、今この瞬間から始めるものです。老後っていうからネガティブで人生終わった後って印象なら、セカンドライフが気軽に使えます。今この瞬間からセカンドライフを自分の意思で始めちゃえばいいんですよ!
セカンドライフの過ごし方の情報はこちら本が参考になります。
関連記事↓
Amazonアソシエイトプログラムに参加しています。
出版書籍→ https://amzn.to/4czN51O
いいなと思ったら応援しよう!
NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。
私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。
子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします!
ホームページ→ https://daredemohero.com