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「加藤セチと女性科学者たち」            北大最初の女子学生・加藤セチ


「美人すぎて、科学者には向かない」と言われながら、
 著名な化学者として成功した、
 北海道大学 最初の女子学生・加藤セチ。

 本日は、その伝記本のご紹介。


 ――とは言っても、大人向け、児童向けひっくるめて、
 今のところ、セチの伝記本は、
 ひとつしかありません。

 我田引水とは、このことなので
 恐縮なのですが――


 このシリーズコラムの初回に、
 ご紹介した拙著
「加藤セチと女性科学者たち」玉川大学出版部
 です。

 玉川大学出版部さんが、
 シリーズで刊行されている伝記本の一つで、
 書かれている偉人本人が、自らの人生を語る、
「一人称語り」の小説形式
 という面白い趣向です。

「加藤セチと女性科学者たち」も、
 セチが、自分の生涯を、
 読者に語りかけるように、
 書きました。

 この本は、児童書ですが、
 対象年齢は、やや高め(小学校高学年~中学校)。

「大人が読んでも面白い」との書評もありますので、
 よろしければ、ぜひご一読ください。

 ちなみに、このシリーズ、
 私の他には、
   池内了さん「寺田寅彦と物理学」
   小泉凡さん「小泉八雲と妖怪」
 など、11巻が既刊です。


 ——などと、自著の宣伝になってしまい、
 申し訳ありません——


 もともとは、
「美人すぎて、科学者には向かない
 ー女性科学者・加藤セチものがたりー」

 として、大人向けの伝記を書き進めており、

 その冒頭3万字ほどを、
 個人のHPに公開していたところ、


 玉川大学出版部さんが見つけて下さり、
「児童書として、出版しませんか」
 と、お誘いいただきました。

 そうして、上梓したのが、
 先述の児童書「加藤セチと女性科学者たち」
 です。



 一方、
 オリジナルとも言える大人向けの
「美人すぎて、科学者には向かない」
 は、今のところ、
 出版の予定はありません。

 こちらは、
 三人称多視点の群像劇で、
 やはり小説形式で書いています。


 完全なノンフィクションの評伝を、
 なぜ書かなかったか、と言えば——

 戦前は有名人だった加藤セチも、
 残念ながら、
 現在は、ほぼ忘れられています。

 私が関係する研究者コミュニティでも、
 その名前を知っている人は、
 ほとんど、いませんでした。

 学術寄りの評伝など書いても、
 たぶん、「そもそも誰?」
 と、思われるだけでしょう。

 そこで、とにかく、
「スイスイ読める」
「楽しく読める」
「背景知識が無くても読める」
 小説形式の伝記ものがたりとして、
 わかりやすく世に送ろう、
 と考えたわけです。

 大人が読むなら、
 児童書の10倍は面白い、
 と、自負しています。


 どのような形で、お送りできるか、
 まだ分かりませんが、
 当コラムをお読みくださっている皆様に、
 ご高覧いただけますよう、
 つとめて参ります。


「北大最初の女子学生・加藤セチ」については、
 第1回「美人すぎて、科学者には向かない」を、
 下記リンクよりご参照いただければ、 
 より詳しくお知りになれます。

 第1回「美人すぎて、科学者には向かない」

(タイトル画像は、AI彩色および高解像度化したものです。
 挿絵は、AIに生成させました)


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