心が引っ越した日
※ こちらは10月13日、月曜日の感情を元に書いています。詳しくはこちらをぜひ。
昨日(10/12)は感情の揺れ動きが激しかったため、夜はひとりになり、ただ気が済むまでぼんやりしていた。
朝が来て布団から起き上がるのも嫌だったが「洗濯物を溜めたくない!」という一心で自動的にジー、ガシャンとロボットのように起床。今はその洗濯も朝ごはんも終えて美味しいコーヒーを前にしている。すると昨日顔すら見なかった継父に対し、どうにも怒りのような感情が湧いて来た。というのも態度から発せられる目に見えない謎のできるジジイ目線が伝わって来ていたからだ。あくまでも私の思い込みではあるが。
実家の玄関を開けるとまず靴箱から整頓されていて、台所は掃除され、食器棚も磨き上げられていた。洗濯も済ませてあり、干し終わった衣類も片付けられていたor今片付けたか。更に鍋料理が作ってあった。
その上で、部屋を見渡す私に対して継父から、お前がいなくたってこーんなに部屋を片付けられるんだぜ、料理だって簡単に作れちゃうんだぜ、という謎の圧をひしひしと感じた。でも知ってる。台所や食器棚を磨き上げてくれたのはヘルパーさんだろう。20年以上一緒にいたら継父がどのように手伝いというものに関わるのかは判る。料理自体は昔ホルモン屋さんを経営していたくらいなのでそのくらいできるだろう。
細かいかも知れないけれどそれでも思う。あなたが快適に腰もグキッといわさず大きな洗濯物を干せる便利な部屋干し用ポールを購入したのは母の介護で毎回シーツなどを洗濯する私「が」必要だったから入手した物であり、台所の掃除しやすいステンレス排水カバーも、ぬめりが出ようが出なかろうが私「が」洗わなければならなかったので取り入れた物だし、洗濯機の横に取り付けるマグネット式の洗剤置きも全部私「が」使いやすいよう「思考した上で」買った物で、共有しなければ住まいを掃除する側が不便で負担だったから入手した物ばかりなのだ。それを我が物顔で1からやりましたドヤァという態度は腹が立つのを通り越して呆れる。子供か。本来なら持って行ったって良かったけれどなければ困るだろうと思い、出て行く際に残して置いてやったんだよ。こうして書いていると私が物欲の権化のように見えてしまうが、その物を購入した意図や必要性という思考した部分をないがしろにされているようなもやもやとした感覚に陥り、やはり釈然としなかったのだ。
昨日はお昼になる前には一旦終わらせて引き上げよう、と姉が決めていた。それはお昼ごはんの時間と重なると面倒だからと。案の定「ホルモンでも食ってけ」と言って来た。継父が既に作っていた鍋はホルモン鍋で私たちが来るのを見越して昼用に作ったのだろう。もちろん昼食は辞退したがこういったゴタゴタがなければ姉は喜んで食べたと思う。ホルモン好きだし、おまけに私の引っ越しの荷物の整理にお昼まで付き合わせてお腹空いただろうし。けれど姉から、この家に来るたびにごはんを用意されても大変だしこっちも困るからやめておいた、と後から聞いた。そして姉が辞退している最中の会話を私はひとりだけ玄関で聞いていたのだが「ホルモン、〇〇(私)は嫌いだって言ってたけどな」と継父が言った。私が苦手と判っている料理を作り、食べさせようとしていたのってなんなん? どんな気持ちなん? 道理で家に入った瞬間姉は「いい匂いがすると思った」と言ったが私は単純に昭和の家の匂いにしか感じなかったし、ホルモン鍋に関しては「何だこの匂い」と思っていた。(好きな方いたらごめんなさい。でも普通にホルモン鍋の匂いには感じなかったのだ)
ここまで不毛な文章を書いてしまった自分にもほとほと呆れるがそんな不毛を生み出す人とずっと同じ家で暮らしていたのかと思うと本当に無理矢理にでもあの家を出て良かったのだと思う。現時点で手続きなど大変なことがあっても。あのままあの家にいたら私のストレスは溜まったまま体の内部で澱み、やがてそれは動かすことができなくなり、人間としての機能を終えていたのではないか、とすら思う。
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