心の雨が止むまで
10/06 月曜日
今日はNPOの地域担当の方が来た。仮の部屋はハイテクなカメラ付きインターホンなので慣れない(常に築40年以上住み界隈)。その後、不動産屋さんから連絡。市役所からも連絡あり。電話が手放せない。うーん……キャパシティオーバー。仕方ない。自分のことだ。とにかく私のために動いてくれている人がいて彼らにも日常生活がある。無駄な手間を取らせたくない。そう思っているのに情報の伝え忘れがあったりして電話確認が来て、よしオッケー、あれまた忘れた! 申し訳ありません! ということを繰り返している。ああ、これまで自分のことをあまりにも秘密にし過ぎていた(関係ない)。
自分の電話の受け答えの酷さを俯瞰してみて、私って基本的に失礼なひとなんじゃなかろうか、と考えて落ち込む。これまで継父のことを失礼だのあれこれ言っていたが私も人のことを言えないのかも知れない。いや、継父の失礼さとは種類が違うぞ。とにかく過ぎてしまったことは仕方がない。明日からまた立て直していこう。相手と連絡が取れる範囲にいるうちは。……考え過ぎているな。
夕方、晩ごはんに鶏肉と玉ねぎを炒め、ガーリックと焦がし醤油で味付けしたものと小鉢を用意して口にする。ほど良い弾力があり美味しい。柔らかに立ち上る湯気が頬に触れるたび泣きたくなってくる。たくさんの方にお世話になっている。ありがとう。そして、こんなに年を重ねているのに何の経験も役に立たない社会人失格な人間でごめんなさい。
10/07
家を出ようとして鍵を持った瞬間、市役所から電話。ちょうどこれから向かう所だったのでラッキー。市役所には今回借りる部屋の見積書を届けに行ったのだけど不動産屋さんに確認しないとならないことが数点あり、一旦撤収。数分後不動産屋さんから連絡があり、新たな見積書のpdfを送信してもらう。市役所に電話をするが担当の方が席を外していたため折り返しの電話待ち。
その後、銀行に新規口座を作ろうとしたがマイナンバーカードの住所変更をしていなかったことに気づき、現在の住居は仮だから新居が決まったら二度手間になるため今回は見送った。
数時間後、市役所から連絡が来た。しかし先ほど受け取った見積書と先日受け取った見積書の内容に差異があったため、再度不動産屋さんに連絡するもこの日は既に営業を終了していたのでメールだけ打った。現在連絡待ち。……全部待ってるって結構ストレスですね。
この日はお休みだった姉とお米など重い物を買いに出たのですが、あまりにがらりと変わった生活に加え、一番のストレスである継父からの、荷物はいつ持って行くんだ圧の電話で乱れた自律神経に加え、過覚醒、気象病、持病などが一気に押し寄せ、一時的に失声状態になり市役所から来た電話で話ができず急遽メモを渡して姉に伝えてもらった。最悪や。なんでや。ここをきちんと越えたら何とかなるって時に自分の体よ……。頼む耐えてくれ。しかし姉にとても心配され、反省して自分に優しくすることも実践するよう努力する。夕飯はあまりにも疲労が過ぎてハムサンドとコーヒーしか受け付けず、早めに就寝。夜が冷えるようになって来た。思ったようにはかどらないのもまた人生也。しかもきっと今は何もかも判らないから見えていないだけで後から見たら進んでいたりするんだと思う。
10/08
頭痛で目覚めた。しかし6時。今日はお薬飲んで寝ていよう。と、言う訳で昼間は布団で休んでいたが、とてつもない悪夢を見た。ストレスなんだな。夜までぼんやりしてあり合わせのおかずでごはんを食べて、早い時間にお風呂に入ったら妙な無敵感が出た(笑)ついでにお風呂の鏡もセリアのウロコ取りでこすったらピッカピカになったのでこれもまた幸せになった。いつか改めて書くと思うけれど掃除に関して私は非常に不安が大きい。掃除ができなかったらどうしよう、ゴミ屋敷になってしまったらどうしよう、と常に強く思っている。不安なら普段からやれば? と思われるかも知れない。しかし実際やっていても不安は取れない。多分これまでの生活の中で育ってしまい、絡まり合った記憶の雑草だ。根深い。これから徐々にほどいていけたらと思う。
10/09
朝イチで不動産屋さんから電話。先日出してもらった見積書と改めて送信された物で何箇所か金額に差異があったため質問していたがそんな急いでいる時に限って不動産屋さんの定休日が重なり、私の確認不足とは言え若干生きた心地がしないまま今日になり、色々と納得した上で市役所に連絡。決定見積書のpdfをメールにて送信。
安堵……。
きっと俊敏に動ける人なら一日で終えていたことだろう。いやそういう人はまず私のような人生にはならない。とりあえず明日市役所に行って更に必要事項を聞く、という所まで辿り着いた。
そんな今朝はまたしても悪夢を見て嫌な気分で目覚めたが悪夢にも種類があって心霊とか殺される系ではなく、現在関わりのある友人知人らが登場してうっすら嫌がらせに遭うというものだ。あれは起きてから非常に寝覚めが悪いから本当に、切に、見たくない。
10/10
さあさあ、遂に部屋が決まりそうだぞ。そんな訳で今日も朝から市役所とNPOさんの所に行ったり来たり。仮住まいの家賃を支払いに行ったが部屋が広いのでべらぼうに高かった。早く出なければ。新居となる部屋(希望です。決まって。お願い)はワンルームだけど広々としていて窓からの風が気持ち良さそうなのでその風を遮らないよう、引っ越しを機に物を減らして行きたい。
が、その前に継父の住む実家に行かなければならない。もちろん私ひとりではなく姉も一緒。何と言っても身の回りの物以外の荷物がそのままあるので引っ越し業者さんの単身パックに見積もりを頼みつつ、なるべく荷物自体は纏めておきたい。本がヤバいです。文庫本でもシャレにならないけれど画集はさり気なく鈍器だ。この間買ったばかりの恐竜のシールもタンスの引き出しに入れっぱなしなので絶対持って来たい。これは普通に鞄の中に入れて持って来れる。
この仮住まいに来て初めて「あれはいらないな」とか思えるものに気づいた。実家に住んでる時に気づけばもっと簡単だったろうに住んでいる間、物と自分の距離が近すぎると判別できなくなるものなんだな、きっと。何気なく服のカタログもあると思うからそれはさすがに捨てて来よう。それから擦り切れそうなカセットテープの山も、血の繋がった本当の父のレコードも、思い出としてありがとうを言ってさよならしよう。今回の荷物選びのテーマは「死」である。私が死んだのだと思って荷物を選択するのだ。……なーんて言いつつ映画のパンフレットは捨てられないんだよね(笑)
10/11
今朝も安定の悪夢。今日の悪夢はホラーだった。継父がなぜか金髪碧眼の母を殺して私が警察に連絡している最中に追いかけて来る。私は夢中で逃げ込んだコンビニに匿ってもらい一畳ほどの部屋に入るが扉を閉じて安心したと同時に貼ってあるポスターに気がつく。それはたった今目にした殺害事件そのものの光景が描かれてあった、という逃げられない世にも奇妙な物語だった。ハッとして目覚め、その後も眠かったが二度寝したら絶対続きを見てしまうと思い、伸びをしてお布団を離れた。すごく怖かった。
「何やねん連日。ムカつくわぁ」などと敢えて強めに口に出さないと夢に捕われそうだった。
現実は、仮住まいではあっても何とか安定して暮らしている。新たな部屋に向けて引っ越しの準備など映画や演劇で言うと第2幕といったところだが、その第2幕が観客を飽きさせないような展開なので演者(演者とさせていただく)はきつい。そして用意された設定はあっても台本がない。アドリブで進行していく……と、ここまで書いていてどなたの人生にも台本はないよな、と気づいた。ただその設定に対して私が順応性に欠けているというだけだ。
10/12
しんどかった。姉と一緒に継父の家に行き、私の荷物をとりあえず纏めて来た。段々家に近づいて行くに連れ、緊張が高まり何も話せなくなった。姉だけが継父と話をして私はそんなふうに間に入ってくれる姉と相談をしながら資材を開き、淡々と荷物を詰めてゴミにした物を分けて袋に入れた。9時から12時までの3時間、まだ終わらないし私の新居となる部屋もまだ鍵をもらった訳ではないので纏めた荷物は一箇所に置かせてもらい、また取りに来るね、と姉が言ってゴミを捨てて家を出た。私は一度も継父と目を合わせなかった。口も利かなかった。なぜ私は継父の性的な言動に晒された日から1年も我慢できたんだろう。まだまだ引っ越し作業は続くので気は抜けない。けれどその中で仮住まいの部屋に戻り、姉とふたりきりになった時、涙を堪えきれなかった。怖かった。1年間、ずっと怖かったのだ、と言った。
とても中途半端に終了してしまいますが、現在いっぱいいっぱいになっています。弱いのかも知れない。でも弱くても生きていくしかない。だから感情に嘘はつかないことにします。まだまだ問題が山積みですがひとつひとつ崩していけたらと思います。来週、少しでも安堵が広がりますように。
……わたしゃ明るい日記が書きたいんだよおおお!(´;ω;`)
散文や随筆へと広げていけるようなゼーバルトみたいな文章が書きたいんだよおおお(畏れ多すぎ)
※以前の日記エッセイはこちらからどうぞ🐱✨
※トップ画像は、Pixabayより
いいなと思ったら応援しよう!
いつもチップをありがとうございます。いただいたチップで良い物を書けるようがんばります😸