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【子連れクロアチア縦断】ザグレブ〜プリトヴィツェ〜ドゥブロヴニク|レンタカーで巡る世界遺産の旅

こんにちは、阪口です。

7月下旬、友人家族と一緒に、クロアチアを北から南へと縦断する8日間の旅に出かけました。

今回のルートは、クロアチア北部の首都ザグレブを出発し、

・プリトヴィツェ湖群国立公園(2泊)
・海辺のリゾート・スプリト(1泊)
・最終目的地は南の古都ドゥブロヴニク(4泊)

というルートで走りました。走行距離は650kmほど。車はザグレブ国際空港で借り、ドゥブロヴニク市内で返却しました。

今回やってみて、

・距離的にちょうど良い
・道も整備されて運転しやすい
・子連れ(8歳&11歳)でも楽しめる
・山も海も満喫
・2つの世界遺産を訪問

と、とても観光がしやすかったです。

実際の旅の様子とあわせて、ヨーロッパでの子連れレンタカー旅のコツや訪れた場所の感想などを詳しくお伝えしていきます。

今回の旅行の写真や動画はInstagramでもまとめています▼
https://www.instagram.com/stories/highlights/18073049186498234/

レンタカーでクロアチアを縦断するという選択

今回の目的地は、

・プリトヴィツェ湖畔群
・ドゥブロヴニク

の2つの世界遺産。最初はドゥブロブニク空港→プリトヴィツェを目指すことも考えたのですが、片道470km程走る必要があります。

普段車の運転をしない人間としては、片道470kmはかなりハードルが高いです。同じ道を往復しなければならない、というのも面白みがありません。

そこで、

・ザグレブ(首都)
・プリトヴィツェ
・ドゥブロブニク

という、INとOUTを別々にする旅にすることを決めました。こうすると、クロアチアを縦断できるだけでなく、総走行距離も短縮することができます。

僕は普段は南フランスに住んでいて、最寄りはマルセイユ空港です。夏のバカンスシーズンは、ザグレブもドゥブロヴニクもLCCの直行便が飛んでいて、これも決め手になりました。

ということで、

ザグレブ国際空港→ドゥブロヴニク市内

の乗り捨てのレンタカーを探すことにしました。

クロアチアでレンタカーを予約しよう

ということでレンタカー予約です。車は、世界各地のレンタカーを予約できる「Rentalcars.com」で予約しました。

https://www.rentalcars.com/

検索ボックスで「別の場所での返却を希望」を選択すると、乗り捨て可能な車だけが表示されます▼

絞り込み条件としては、

・空港(ターミナル内)
・オートマ
・大型車
・SUV
・ミニバン

あたりを選択。あとは人数と荷物が乗りそうな車の中で運転しやすそうなものを選びました。

レンタカーは、大手は空港内で手続きできるものが多いですが、日本のように離れた営業所に移動する必要があることもあります。「空港(ターミナル内)」を選ぶことで、そうしたリスクをなくすことができます。

追加オプションや保険について

車を選択すると料金の明細が出ます。RentacarはBooking.com傘下のサービスなので、日本語対応していてわかりやすいです。

追加オプションですが、これがどれだけ意味があるのかわかりません。僕は追加ドライバーにチェックを入れた記憶があるのですが、当日レンタカーの窓口で20€支払う必要がありました。(ただ、予約書にはその記載がなかったので、単純に入れ忘れていただけかもしれません)

カーナビがついていないレンタカー、というのは考えにくいですし、追加ドライバーは当日追加することも可能です。僕は次回は、このチェックは外す予定です。チャイルドシートは数が限られているので、年齢によっては予約したほうが良いでしょう。

補償オプションは「フルプロテクション」を選びましょう。

Rentacarのフルプロテクション保険は、レンタカーの公式サイト(今回の場合はenterprise)で予約するよりも安く済みます。保険代だけで2-3倍程違います。

注意点としては、レンタカー会社の保険ではなくRentacarの保険になるため、なにかトラブルや修理代が発生したときは、その費用をいったん自分で支払い→後日Rentacarの保険会社に連絡して補償して貰う必要がある、ということです。このやりとりは英語で行う必要がありますが、ChatGPTを使えば問題なく行えると思います。

保証内容的にはRentacarの保険で十分充実しており、公式サイトと比較しても遜色ないものでした。

予約したバウチャーはアプリ+紙に印刷

予約内容がわかるバウチャーは、アプリあるいはPDFで閲覧できます。アプリでも見せれるようにした上で、バウチャーのクロアチア語と英語両方を印刷して持参しました。

ザグレブ空港で車をピックアップ

空港の到着ロビーを出てすぐのレンタカーカウンターで手続きを済ませたら、空港敷地内の駐車場へ。多くのレンタカー会社の車が並んでおり、スタッフの指示で自分たちの車を確認します。

今回、事前にはランドローバーを予約していたのですが、当日用意されていたのはマツダのCX-80(SUV)。これが大当たり!

荷物もたっぷり積めるし、ハンドリングも滑らかで、右側通行・左ハンドル初心者にもとても運転しやすい車でした。

クロアチア人のスタッフも、「予約していたランドローバーより、マツダのSUVの方が絶対にいい。新車だし故障もないから、これにしとけ」と強くおすすめされました。日本車の評価が海外で高いとなんとなく嬉しくなります。

出発前に車体の写真や動画を撮影し(傷や凹み確認のため)、いざ出発!

追記:返却時、記録にない傷が見つかり指摘されたのですが、予約時に車の写真と動画を撮影したことから、傷の代金負担を免れました。レンタカーを借りる時には以前から動画を撮るようにしているのですが、本当に役立ったのは今回がはじめて。備えていて良かったです。

【Day 1】到着日にプリトヴィツェへ直行(約150km)

 
ザグレブの市街地を抜けるのは渋滞や車線変更などが不安だったので、空港からそのまま高速道路でプリトヴィツェ方面へ向かいました

ヨーロッパの高速道路は制限速度も高く、日本とは逆の「右側通行・左ハンドル」ですが、車の流れに乗れば比較的ラクに運転できます。

プリトヴィツェまではおよそ2時間半。休憩なしでいきましたが、高速道路上にはサービスエリアもあり、軽食やトイレ休憩も安心です。クロアチアの道路は全体的に整備がよく、山道でもストレスが少ないのが印象的でした。

18時半頃に無事にロッジに到着。徒歩で公園の入口に入ることができる「プリトヴィツェ セロ(Plitvica Selo)エリアに宿泊することにしました。

【Day 1〜3】プリトヴィツェ湖群国立公園

今回最も楽しみにしていた場所のひとつが、世界遺産にも登録されている「プリトヴィツェ湖群国立公園(Plitvička jezera)」です。

「プリトヴィッツェ湖群国立公園」は、クロアチアの首都ザグレブから南に位置する、ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境近くにある国立自然公園。192km²もある広大な森には大小16の湖が階段状になって点在しており、それらを92の滝が結んでいます。

この湖群は、石灰華(石灰質堆積物)の働きで川に自然のダムが造られたことで生まれました。ミネラルや有機物の含有濃度、日光の角度などによってエメラルドグリーンやコバルトブルーに絶え間なく変化する水の色が森の緑と一体化し、静謐な風景を描き出します。そこに躍動感をもたらすのが、白い水煙を上げて流れ落ちる滝の姿。それが得も言われぬバランスとなって、まるで奇跡のような景観を生み出しています。

過去のクロアチア紛争により危機遺産に登録されましたが、政府が主体となり地雷除去を進めたことで1997年に危機遺産リストから除外され、現在ではクロアチア最大の観光名所として多くの人々が訪れています。

参考:https://www.his-j.com/tyo/zekkei/plitvice_lakes/

クロアチア旅行について調べると、誰もが口を揃えて「行ったほうがいい!」「人生で一度は行きたい!」と書いています。プリトヴィツェには空港到着日と翌日の2泊し、丸1日公園内で過ごすことにしました。

あいにく午前中は雨でしたが、午後には晴れ間が戻り、湖面の輝きと滝の音に癒されながら歩くことができました。園内は歩道が整備されていて、子ども連れでも安心。公園内はバスやボートで移動することもでき、体力や年齢に合わせて歩数を調整することができます。

滝もあり、湖もあり、歩く旅に視界がどんどん変わるのが面白いのか、子どもたちも楽しく歩ききってくれました。今回はすべてのエリアを回ったこともあり、歩数はなんと16,000超!

カフェやレストランも公園内にはあり、1日満喫することができました。

【Day 4】プリトヴィツェからスプリトへ:海辺のリゾートでひと休み

次の目的地はスプリト(Split)。最初はドゥブロヴニクまで一気に走ることも考えましたが、中継地点であるスプリトで一泊することにしました。距離は270km。

スプリトはアドリア海沿いにある港町で、ディオクレティアヌス宮殿などの歴史遺産も残る美しい街ですが、今回は街観光よりもホテルステイが目的。

宿泊したのはマリオット系列の「Le Méridien Lav, Split」。広々としたプールとプライベートビーチがあり、まさにバカンス気分。アドリア海のバカンスを満喫できました。アドリア海の海の色は深いコバルトブルーで、その透明度に驚きました。

初アドリア海へのへのダイブに喜ぶ筆者

スプリトは滞在1泊でしたが、次回はここを拠点に2~3泊して、島巡りや歴史的な旧市街観光もしてみたいなと思いました。

【Day 5】スプリトからドゥブロヴニクへ:絶景ドライブとレンタカー返却

旅もいよいよ終盤へ。スプリトからドゥブロヴニクまでは約220km。山道と海沿いを走るこの区間は、クロアチアのドライブのハイライトともいえる景色が続きます。残り100kmほどは下道で行く必要があり、なかなかにハードなドライブでした。

途中休憩もいれつつ、ドゥブロブニクのホテルにチェックイン。荷物をホテルに置いてから、市内のレンタカー返却ポイントへ向かいました。

最初は空港を返却地点にしようかと思ったのですが、そうするとレンタカーを借りている期間が伸びますし、市内は混み合っていて運転も駐車場を探すのも大変です。UBERやGrabでいくらでもタクシーは呼べるので、到着日に返却することにしました。

返却時、記録にない傷が見つかり指摘されたのですが、予約時に車の写真と動画を撮影したことから、傷の代金負担を免れました。レンタカーを借りる時には以前から動画を撮るようにしているのですが、本当に役立ったのは今回がはじめて。備えていて良かったです!

マツダCX-80。快適すぎて日本でも乗りたいなと価格を調べてみると、ヨーロッパ価格だと64100€〜という高級車だと後から気が付きました。。そりゃ良い車ですよね。

【Day 5〜8】ドゥブロヴニク旧市街と家族で楽しむ滞在型観光

ドゥブロヴニクは計4泊。

・城壁に囲まれた旧市街巡り
・アドリア海のビーチ
・ホテルでのプールやキッズクラブでの遊び

を満喫しました。

街で特に印象に残ったのは、旧市街を見下ろせるスルジ山の頂上。

ケーブルカーで数分でアクセスでき、山頂にある「Panorama Restaurant & Bar」は絶景カフェ。席数は少なく予約必須の人気店ですが、朝9時のオープン直後は比較的空いていて、僕たちも予約なしでフロント席に座ることができました。眼下に広がる赤い屋根の街とアドリア海を眺めながらのコーヒーは格別でした!

旧市街の城壁ウォークもおすすめ。1周約2kmの石壁の上を歩きながら、歴史を感じる街並みと海を一望できます。途中にカフェやフォトスポットもあり、子どもと一緒でも十分楽しめました。

もともと2泊の予定だったのですが、あまりに気に入ってしまい、思い切って滞在を2泊延長。結果的にドゥブロヴニクをじっくり味わうことができました。

【まとめ】クロアチアは"家族ヨーロッパ車旅”初心者に最適でした!

今回の旅では、

・山の絶景(プリトヴィツェ)
・海のバカンス(スプリト)
・プール遊びと旧市街(ドゥブロヴニク)
  
を、車で無理なく巡ることができました。

道中の運転時間は1日2〜3時間程度。観光スポットを詰め込みすぎず、家族でのんびり楽しむにはちょうど良いバランスでした。世界遺産にも2つ訪問することができ、全体的に大満足です。

クロアチアは観光立国であり、英語がよく通じ、サービスも安定しています。道路も整っていて、日本と比べても非常に快適。運転に自信がない人でも、高速道路中心であれば十分チャレンジ可能です。

我が家にとっては、東京で車を手放して以来の久々の運転でしたが、この旅をきっかけに「また車のある旅をしたい」と思えるようになりました。

そして何より、子どもたちにとっても負担が少なく、印象的な体験が多かった旅でした。

プールやビーチ、トレッキングなど、身体を動かせる時間がたくさんあり、ただ名所を巡るよりも、自然と歴史を感じながらのびのびと過ごせたことが、家族みんなの記憶に残っています。

ヨーロッパで家族旅行を計画している方へ。クロアチアをレンタカーで巡る旅は、初心者でも楽しめるルートでおすすめです!

阪口ユウキ



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