サーキット走行は年間いくらかかる?GR86で筑波サーキットにガンガン通ってわかったトータルコスト
こんにちは、ぽめ犬です!
サーキットの参加サイクルや日常の点検方法はなんとなく見えてきたけれど……きっと皆さんの頭の中には、もう一つの「現実的な恐怖」が浮かんでいるのではないでしょうか。
「で、結局のところ、一体いくらかかっているの……?」
「そんなペースで走ったら、お小遣いが破産するんじゃ……?」
お待たせしました!結局のところ、年間でどれくらい財布からお金が出ていくのか、全く見当がつかなくて不安になりますよね。
まず、お断りしておきます。
ぽめ犬は、筑波サーキットに通い詰めた結果「結構な金額」いっています!
「やっぱり無理じゃん!」と思ったかもしれませんが、少し待ってください!確かに、ガンガン通えば容赦なくお金はかかります。でも、サーキット走行に特別大きな固定費はかかりません。状況に合わせて自由に参加ペースを決められるのが、サーキット走行の趣味としての良いところです。
そこで、この記事では、私が1年間で使ったパーツ代や走行会費用に基づき、どのくらい通うとどのくらいかかるのか?参加計画を立てる上での費用感を算出していきたいと思います。
「サーキットはお金持ちだけの趣味」だと諦めてしまう前に、ぜひリアルな予算作りの参考にしてみてください!
⚠️ この記事は、いつもより数字が多めです。
細かい計算が気になる方は、ぜひ中盤の内訳までじっくり見てください。私は計算しながら震えました(笑)。
一方で、「で、自分はいくら用意すればいいの?」という方は、途中の細かい計算は読み飛ばして、後半の「年間計画プラン」から読んでいただければ幸いです。
この記事の前提
この記事は、次の条件で走った私の実体験です。この記事ではコストを計算しやすくするため、他の関連記事と異なり2025年のみを対象とします。
車:GR86
コース:筑波サーキット TC1000・TC2000
期間:2025年
頻度:月1回以上、時期によっては月2〜3回以上
用途:サーキット専用車ではなく、通勤や買い物にも使う普段乗り兼用車
普段乗りの距離:年間約1万km
車種、走り方、コース、タイヤやブレーキの銘柄によって消耗ペースは大きく変わります。そのため、消耗品の交換頻度は、あくまで、初心者がGR86で筑波を走った場合の一例として読んでいただければ幸いです。
もうひとつ、コストを語る上で重要な私の環境についてもお話します。
筑波サーキットに下道で片道40分程度
タイヤ交換は自分で行える(一軒家在住)
職業柄、平日にサーキットへ通える
私は、サーキットへ行く交通費はガソリン代だけとなります。また、平日に通えるためイベント参加費・会員走行費も土日と比べて安く済んでいます。
ガンガン走った「年間トータルコスト」!
2025年の1年間、20回近くの走行で、財布から出ていった「総額」を発表します。カスタム費まで含めた総額は…
!!! 約 130万円 !!!
いやー、笑いが止まりません。
金額だけ見ると目玉が飛び出るかもしれませんが、安心してください。この金額には、サスペンションやホイールなど、欲望に負けたカスタム費も含まれています。
走るたびにかかる参加費・ガソリン代・消耗品費だけで見ると、年間コストは約 76.4万円 でした。
まずは、皆さんの予算組の参考になるよう、大きく4つに分けて分析していきます。なお、時期や交換場所によって見積金額が変わるため、ここでは大まかな費用だけ(約)という形で記載します。
走行会エントリー費・会員走行費用 : 346,100円
2025年に参加した走行会・会員走行とその参加費用です。
TKくらぶ走行会 : 約 26,000円
プロアイズ走行会(プロのレッスンなし) : 約 14,000円
プロアイズ走行会(プロのレッスンあり) : 約 19,000円
プロクルーズ走行会(プロのレッスンあり) : 約 19,000円
ほっこりんご 筑波スライドコントロール講習会 : 約 16,000円
TC2000 会員走行 : 3,900円
GR DRIVING EXPERIENCE : 約 40,000円
すべてと実際の参加回数を合わせると、
TKくらぶ走行会 : 26,000 × 1 = 26,000
プロアイズ走行会(プロなし) : 14,000 × 3 = 42,000
プロアイズ走行会(プロあり) : 19,000 × 2 = 38,000
プロクルーズ走行会(プロあり) : 19,000 × 1 = 19,000
ほっこりんご : 16,000 × 4 = 64,000
TC2000 会員走行(1日2本) : 3,900 × 7 × 2 = 54,600
GR DRIVING EXPERIENCE : 40,000 × 2 = 80,000
走行のエントリー費用の合計は 323,600円でした。GR DRIVING EXPERIENCEが少々重いですね。
筑波サーキットの年会費(初年度)の 22,500円 を考慮すると、総額は 346,100円でした。
ガソリン代 : 68,000円
イベント内容にもよりますが、1参加あたり、往復の移動にかかるガソリンも含めて大体 20L 程度です。ハイオクガソリンがリッター170円とすると、1回あたり 3,400円です。
参加回数20回で、ガソリン代の総額は 68,000円でした。
消耗品費 : 350,000円
走るごとに減っていく消耗品の費用です。
タイヤ
ポテンザ Adrenalin RE004 215/45R17 : 約 140,000円
ブレーキパッド
Projectμ B-SPEC フロント交換(工賃込み) : 約 25,000円
Projectμ B-SPEC リア交換(工賃込み) : 約 25,000円
純正パッド フロント交換(工賃込み) : 約 20,000円
ブレーキローター
純正ローター フロント(工賃込み) : 約 30,000円
純正ローター リア(工賃込み) : 約 30,000円
ブレーキフルード
Projectμ (工賃込み): 約 10,000円
エンジンオイル
GRオイル(工賃込み): 約 15,000円
これらの単価を以前公開した交換履歴(ブレーキフルード・オイル・フロントローターは2回ずつ)にかけ合わせると、消耗品の合計は 350,000円でした。
工賃について、定期点検の際にパッドを交換するなど、うまくタイミングを合わせて別の作業と兼ねると安く済ませることもできます。
なお、タイヤ交換(ホイールごと付け替え)は10回程度行っていると思いますが、そちらは自分で行っているため費用に入っていません。
機会があれば、タイヤ交換についての記事も書きたいと思います。
カスタム費 : 522,000円
サーキット走行をするとどうしてもやりたくなっちゃうカスタム費用です。コストとは別ですが、この趣味を続けていれば絶対にやりたくなるところですので、あえて掲載してます。
サスペンション
HKS HIPERMAX S(工賃込み) : 約 350,000円
ホイール
Weds SA-27R 4本 : 約 140,000円
けん引フック
CUSCO クスコ 可倒式牽引フック 前後 : 約 32,000円
カスタム費用は総額 522,000円でした。うん、これが一番高い!
サスペンションは比較的高級品を装着しています。一方で、ホイールはスポーツ仕様のなかでは費用を抑えているものです。けん引フックは、走行会によっては装着が必須で、毎回純正のものを前後につけ外ししていたのですが、面倒になってきたため、可倒式のものをつけています。なお、公道走行時の扱いや車検適合性については、製品や取り付け状態によって異なるため、購入・装着時はメーカーやショップに確認するのが安心です。
結局、カスタムが一番お金がかかります!
算出!一回あたりの走行費用
さて、内訳から走行費用を算出していきたいと思います。
走行エントリー費用は毎回見ればわかるものですので、1回あたりの消耗品費用から計算していきます。
ここで大事なのは、イベントによって消耗具合は異なるところです。
まず、ほっこりんご 筑波スライドコントロール講習会は消耗が少ないです。このイベントは、サーキット走行ではなく、筑波サーキットのジムカーナ場に水をまき、ひたすら車をスライドさせる練習をするというものです。そのため、タイヤやブレーキパッドの消耗は非常に少ないです。
次に、GR DRIVING EXPERIENCEは、スラロームや短いコースの練習などを行う講習会のため、他の走行会よりも消耗が低いと考えられます。
以上から、以下の消耗コストとして計算します。
通常の走行会 : 消耗 1.0
会員走行 1本 : 消耗 0.5
GR DRIVING EXPERIENCE : 消耗 0.5
筑波スライドコントロール講習会(スラコン) : 消耗 0.1
会員走行には7日通いましたが、毎回2本走っていたため、合計14本です。
消耗コスト合計は 7 x 1.0 + 14 x 0.5 + 2 x 0.5 + 4 x 0.1 = 15.4 です。
これに対し消耗費としては、
タイヤ : 1セット = 140,000
ブレーキパッド フロント 2.5セット = 62,500
ブレーキローター フロント 1セット = 30,000
ブレーキパッド リア 1.5セット = 37,500
ブレーキローター リア 0.5 セット = 15,000
ブレーキフルード 2回 = 20,000
エンジンオイル 2回 = 30,000
の合計 335,000円と考えます。ここは実際にかかった35万とは異なり、適切にブレーキパッドを変えていたら?という想定の費用を計算しています。
タイヤは1年で使い切ってしまった計算です。ブレーキパッドは少し余裕をもって交換した想定で0.5プラス、ローターについては、余裕をもって変えていたという想定です。リアのローターはおそらく2年は持つだろうという考えで計上しています。
ここから計算される、消耗1.0あたりの費用は 335,000 ÷ 15.4 ≒ 21,753円 となります。なるほど、参加費より高いのですね…(計算して初めて知りました)
ガソリン代は、1回 20Lとしましたが、私の自宅からサーキットまでの移動分を引いて1回 15Lとします。
以上から、たとえば、プロアイズなどの走行会に1回(約 15,000円とする)参加すると、上記の消耗費と参加費、ガソリン代を加えた
21,753 + 15,000 + (15 x 170) = 39,303円
がかかるという計算になります。ん~、結構高い!
会員走行(TC2000)の場合は、1本あたり以下のとおりです。
10,876 + 3,900 + (7.5 x 170) = 16,051円
消耗の少ない筑波スライドコントロール講習会であれば、
2,175 + 16,000 + (15 x 170) = 20,725円
とリーズナブルに感じます。
こう見ると、土日の参加費が少し高いのは誤差の範囲に思えてきました。
年間計画プラン
再度まとめると、走行ごとに以下のような費用がかかることが分かりました。
通常の走行会:1回 約3.9万円
会員走行(TC2000):1本 約1.6万円(1日2本なら約3.2万円)
スラコン(ほっこりんご):1回 約2.1万円
「1回走るごとに、想像以上にお金が減っている……」という現実に、少し震えた方もいるかもしれません。私は、今回計算してみて震えました(笑)
しかし、最初にお話しした通り、サーキット走行には(専用に車を維持する維持費さえなければ)大きな固定費はありません。つまり、「自分の財布事情に合わせて、走るペースを自由にコントロールできる」のが、この趣味のメリットです。
そこで、弾き出したコストを基に、3つのシミュレーションプランを作ってみました!
① 趣味の範囲でマイペースに!「カジュアルプラン」
「サーキットは走ってみたいけれど、まずはとにかくお財布に優しく、無理のない範囲で長く細く楽しみたい!」という方向けの、最も敷居の低い入門プランです。
年間の走行イメージ:
通常の走行会:年 3回(春・秋・冬に各1回:約11.8万円)
スラコン(ほっこりんご):年 2回(夏や腕磨きに:約4.1万円)
※筑波サーキットの会員にはならず、年会費は「0円」に抑えます。
💰年間トータルコスト: 約 16万円
📅毎月の積立目安: 約 1.3万円
💡「ライセンス(年会費)を取って本格的に走るほどじゃないけれど、年に数回、非日常のスピードを楽しみたい」という方向けのお手軽プランです。毎月の積立負担も「約1万3千円」と意外とリーズナブル! 私も最初はこれくらいのペースからスタートしました。走行機会は少なく見えますが、次の走行に向けて「あれこれ準備して妄想する時間」だけでも、十分にワクワクして日常のモチベーションになります!
② ガチ練習の本格派! 「充実プラン」
毎月1回は確実にサーキットの風を感じたい!という、本コース中心にしっかり走り込みたい方向けのプランです。
年間の走行イメージ:
通常の走行会:年 6回(約 23.6万円)
会員走行(1日2本):年 4回(約 12.8万円)
スラコン(ほっこりんご):年 2回(約 4.1万円)
筑波サーキット年会費:22,500円
💰年間トータルコスト: 約 43万円
📅毎月の積立目安: 約 3.6万円
💡月1回のペースで定期的に本コースを走れるため、車の挙動への理解も深まり、ドラテクの上達を一番実感しやすいステップアッププランです! タイムを削る楽しさに目覚め始めた頃の「通ってる感」がすごいです(笑)。このペースで走ると、前回の感覚を体がしっかり覚えているため、前回からの積み上げを感じられると思います。
③ 沼へようこそ!ぽめ犬並の「中毒プラン」
「もっと上手くなりたい!タイムを縮めたい!」とサーキットの魅力に完全に取り憑かれ、シーズン中は頭の中が常に筑波サーキットのことでいっぱいになってしまう……。まさに、私の活動実績をベースにした「ガチ沼枠」のプランです。
年間の走行イメージ:
通常の走行会・会員走行:年 15回以上(オンシーズンは月2〜3回走ることも!さらにプロのレッスンも入れます)
スラコン・ドライレッスン:年 4〜5回(いい練習になります)
筑波サーキット年会費:22,500円
💰年間トータルコスト: 約 76.4万円
📅毎月の積立目安: 約 6.4万円
💡毎月約6万4千円……!こうして改めて数字として突きつけられると、正直「マジか…」と自分でも激しくツッコミを入れたくなりますが、これが私ががむしゃらに通い詰めた現実です(笑)。 2週間ほど間隔が空くだけで「最近、走ってないな……」とわけのわからない禁断症状が出ます。この頻度で通うと、だんだんと車が滑る(スライドする)感覚がわかってきて、走るのがどんどん楽しくなっていきます!
⚠️ プランを見る上での大切な注意点
交通費は別途かかります: これらの金額には、ご自宅から筑波サーキットまでの交通費(ガソリン代・高速代)は含まれていません。お住まいの地域に合わせて、各自でプラスαの予算を考慮してください!
「毎月の目安」は消耗品貯金です: 毎月の目安金額は、その月に全額が出ていくわけではありません。エントリー費も含んでいますが、タイヤやブレーキなど「将来の一斉交換」に備えて、毎月コツコツお財布の中にプール(貯金)しておくべき金額の目安として参考にしてください。
クラッシュゼロ前提です! : サーキット内での事故(クラッシュ)には、原則として車の任意保険が使えません。 ありがたいことに私はまだ一度もクラッシュの経験がありませんが、万が一、壁にぶつかったり車を壊したりしてしまうと、ここへさらに高額な修理代がのしかかってきます。
自動車の維持費は考慮されていません : 私はGR86を通勤にも使っており、それは生活費として考えています。そのため、自動車保険や税金、通常の整備費などの維持費は含まれていないことにも注意してください。この記事の計算には「純粋にサーキット走行を趣味として上乗せしたコスト」だけを計上しています。
まとめ
リアルな数字をたくさん並べてみましたが、いかがだったでしょうか? 「年間130万円」や「1回走るだけで数万円」という現実的な金額に、思わずドキッとされたかもしれません(笑)。
でも、私がこの記事で一番お伝えしたかったのは、「サーキット走行は、自分の事情に合わせていくらでもコントロールできる趣味だ」ということです。
今回ご紹介したように、ライセンスを持たずに無理のない範囲で楽しむ「カジュアルプラン」なら、毎月の積立目安は「約1.3万円」。これなら、お小遣いのやりくり次第で十分に始められる敷居の低さです。
そして、この記事で「しれっと積立……」と表記していた金額を、特定の月で破産せずに用意するための一番おすすめな考え方が、「夏のプール(貯金)」戦略です。
日本の夏(7〜8月)は暑すぎて車にも人間にも厳しく、タイムも出ないため、サーキットは事実上の「オフシーズン」になります。この夏の間は無理に走るのをすっぱりとお休みして、毎月の予算枠をそのままお財布の中に「プール(貯金)」しておくのです。
そうして貯めたプール金を、走るのが最高に楽しい冬のオンシーズン(11〜2月)の走行会ラッシュや、タイヤ・ブレーキの一斉交換に備えて充てていく。これをするだけで、特定の月にドカンと大きな出費が重なっても、お財布がパンクするのを綺麗に防ぐことができます。
サーキットの走行会に行くと、ドラミなどでプロのインストラクターの方が「自分のタイムと向き合いなさい」とおっしゃることがあります。
レースとは違い、走行会の参加者の中で、車種も、タイヤも、車の仕様も全く同じというケースはほぼありません。そのため、ほかの人のタイムやペースを変に意識しすぎてしまうと、自分の技術や車の限界を超えてしまい、無理なクラッシュにつながるリスクを跳ね上げてしまいます。
実はこれ、「サーキットへ通う参加ペース」や「予算管理」でも全く同じことが言えるのではないでしょうか。
周りのガチ勢の頻度やカスタムに流される必要は一切ありません。自分自身のライフスタイルやお財布事情という「自分のペース」をしっかり守り、無理のない範囲で年間計画を組み立てていくことも、この趣味を長く安全に楽しむための、とても大切なスキルであり、面白い一面なのだと思います。
お金は確かにかかります。でも、日常では絶対に味わえない非日常の興奮や、愛車と一体になって走る楽しさは、何物にも変えがたいプライスレスな価値があります!
皆さんがお財布ともハッピーに付き合いながら、安全で充実したサーキットライフを楽しめることを、心から応援しています!
そのほかの1年通って分かったシリーズの記事もぜひご覧ください。
💡 ※本記事は、著者の実際のサーキット走行経験と持論をベースに、AIの文章サポートを受けて構成・執筆しました。費用・走行内容・判断はすべて著者本人の経験に基づくものです。ただし、文中の「夏のプール(貯金)」戦略はAI(Gemini)が考えたワードで、激推しで絶対入れてくるので仕方なく残しました!
