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「〇〇される前」の弱者の生き残り戦略

前回は、

“必然の運”を拾いにいくために
準備が必要だという話をしました。

基礎を押さえること。
接触回数を積み重ねること。

この2つが大切だと考えました。

前回の記事はこちら▼▼

では、

集客における準備とは、
具体的に何を指すのでしょうか。

まず思い浮かぶのは、

ホームページを作ることかもしれません。

もちろん、
ホームページは今でも大切です。

信用を確認してもらうためには、
必要不可欠な要素ですし、

最後の判断材料としても、
とても重要です。

しかしです。

もはや、
ホームページの❝役割❞は、
昔とは変わってきています。

別の言い方をすれば、

弱者は、
ホームページだけでは勝てない。

そう言えるかもしれません。

今回は、
このことについて考えていきます。

1章:検索で勝てた時代


かなり前の話です。

8万円でホームページを作り、
Yahoo!広告を2万円だけ出したことがあります。

すると、
初月の新規売上が200万円になりました。

翌月、
広告費を5万円に増やすと、
新規売上は500万円になりました。

今考えると、
かなり効率の良い集客だったと思います。

ちなみに、
そのホームページに対する周りの評価は、

「なんかパッとしないよね」
「ダサくない?」
「元のやつの方がよくない?」

そんな意見の方が多かった気がします。

Yahoo!広告も、

たしか、
「横浜 ポスティング」

のような、
かなり単純なスポンサー広告だったと思います。

それでも、
電話が鳴りっぱなしになりました

ただ、
その流れも、すぐに変わっていきます。

ライバルが増える。
広告費が上がる。

最初は良かった費用対効果も、
少しずつ悪くなっていく。

これは、ある意味、
商売の世の常なのかもしれません。

そんな時に、知り合いから、

「アメブロ、いいらしいよ」

と言われました。

そこで私は、
3ヶ月くらいだったと思いますが、

毎日アメブロに投稿してみました。

すると、

「ポスティング 横浜」

と検索した時に、

私のブログが1年くらい、
ずっと1位に表示されていました。

広告費をかけずに、
無料で検索から集客できていた。

これも、
今考えるとかなり大きなことです。

さらに調子に乗って、

当時の私は
「これ、コピペでいけるのでは?」

と思いました。

そこで、

ポスティング川崎。
ポスティング相模原。
ポスティング藤沢。

そんな形で、
地域名だけを変えたブログを、

複数の無料ブログサービスで量産しました。

当時は、
コピペがダメだとか、

そういう知識も、
正直ありませんでした。

ところが、しばらくして、

それらのブログが、
すべて検索結果の3ページ目以降に飛ばされました。

昨日まで見つけてもらえていたものが、

ある日突然、
見つけてもらえなくなる。

こういった現象は、
今も昔も変わらないのですが、

サイクルの速さは、
どんどん短くなっているように感じます。

2章:検索では勝てない時代


では、

今の時代のホームページ集客は
何が必要になるのでしょうか。

これは、

ホームページ制作会社や、
Web集客会社の営業トークを聞くと、

分かりやすいかもしれません。

「SEO対策は必要です」

「最低でも、
地域名で検索された時に、
上に出るようにしましょう」

「Googleマップ対策も大事です」

「Googleビジネスプロフィールも整えましょう」

「口コミも集めた方がいいです」

「事例は定期的に追加しましょう」

「スマホで見やすいサイトにしましょう」

「ブログも、
オリジナリティが出るので、
更新した方がいいです」

「これからの時代、
AI検索対策は必須です」

さらには、

「同業他社さんで集客できている方は、
皆さん広告を出していますよ」

「SEOは時間がかかりますが、
広告なら即効性があります」

そんなことを言われるかもしれません。

もちろん、
どれも間違ってはいません。

むしろ、

今の時代にホームページで集客しようと思えば、
大切なことばかりです。

ただ、問題は、

やることが多すぎる。

ということです。

SEO対策。
Googleマップ対策。
Googleビジネスプロフィールの整備。
口コミ対策。
事例の追加。
スマホ対応。
ブログ更新。
AI検索対策。
広告運用。

これだけでも、
かなりの時間と労力がかかります。

自分でやるのは大変。

そうなれば、
外部に頼む必要が出てきます。

当然、
それなりのお金もかかります。

しかも、

今まで通用していたものが、
だんだん通用しなくなる。

そして、
また新しい対策が出てくる。

これを、
商売を続ける限り、
ずっとやり続けなければいけないのでしょうか。

3章:検索1位でも、選ばれない


さらに、

仮に検索で1位を取れたとしても、
それだけで問い合わせが増えるとは限りません。

実際に、
チラシの相談を受けた塗装店で、
こんなことがありました。

その会社は、

「〇〇市 外壁塗装」

と検索すると、

通常の検索結果では、
1位に表示されていました。

普通に考えれば、

「それなら問い合わせも多いのでは?」

と思うかもしれません。

そこで私は聞きました。

「月にどれくらい問い合わせが入るのですか?」

すると、
その塗装店の方は、

「1件あるかどうかです」

と答えました。

通常検索で1位。

でも、
問い合わせは月に1件あるかどうか。

なぜ、
そんなことが起きるのでしょうか?

理由のひとつは、

通常検索で1位を取れていたとしても、
お客さんの画面で、
一番最初に見られているとは限らないからです。

地域名と業種名で検索すると、

上には、
スポンサー広告が表示されることがあります。

その下に、
Googleマップの枠が表示されることもあります。

そして、
ようやく通常の検索結果が出てくる。

つまり、

通常検索では1位でも、

実際にお客さんの目に入る順番では、

5番目。

6番目。

それ以降になっていることもあります。

さらに、

お客さんは、
すべての会社を丁寧に見比べるわけではありません。

多くの場合、

目に入った上位数社の中から、

「どこが良さそうか」

を考えます。

そう考えると、

通常検索で1位を取れていたとしても、
問い合わせが月に1件あるかどうか。

こういうことが、
普通に起きてしまうのです。

つまり、

検索で上位に表示されることは、
もちろん大切です。

でも、

検索で上位に表示されれば、
それだけで選ばれる。

そう単純には言えなくなっています。

しつこいようですが
ホームページを作っても意味がない。

そう言いたいわけではありません。

ただ、
ホームページの役割を、

最初にお客さんを集める場所。
検索で勝つための場所。

そう考えるのは、強者の考え方です。

資金力がある。
人手がある。
広告費をかけられる。
更新し続けられる。

そういう会社であれば、
その戦い方もできます。

では、

今の時代の
私たち❝弱者のホームページの役割❝

は何なのか。

私は、
最後に信用を確認してもらう場所。

ここにあると思っています。

4章:開いても、選ばれない


最後に信用を確認してもらう場所⁈

そう言われても、
何のことか分からないかもしれません。

たとえば、

あなたのホームページを
お客さんが開いてくれたとします。

でも、

昔の私のように、

8万円で作ったホームページから
電話が鳴りっぱなしになる。

そんなことは、

情報過多の今の時代、
もう起きにくいと思っています。

なぜなら、

お客さんは、
あなたのホームページだけを
見るわけではないからです。

当然、
同業他社のホームページも確認します。

そして、
ライバル店も、

なぜ自社を選ぶべきなのか。

そこを必死に自己アピールします。

すると、
どうなるのか。

違いがよく分からない。
決め手が分からない。

「私にピッタリなのは、どこなんだろう?」

そうやって迷います。

迷えば、行動できなくなり

そして多くの場合、一旦、保留にします。

つまり、

ホームページを開いてもらえれば、
そのまま問い合わせにつながる。

そう考えるのは、
今の時代かなり難しい。

だからこそ、

ホームページは、
最初にお客さんを集める場所というより、

最後に信用を確認してもらう場所。

そう位置づけることが、

今の時代の
弱者の戦略だと言えます。

5章:検索される前に


ここで、
わかりやすい事例を紹介します。

私のクライアントで、

毎月コンスタントに
40件から50件ほど問い合わせが入る塗装店があります。

その会社では、
問い合わせが入った時に、

最初に聞く質問があります。

「何を見て、
問い合わせしてくれたのですか?」

すると、
多くのお客さんは、

「ホームページを見ました」

と答えます。

これだけを聞くと、

やっぱりホームページから
集客できているように感じます。

でも、
ここで終わってしまうと、

大事なことが見えません。

そこで、
もう一つ質問します。

「どうやって検索してくれたのですか?」

すると、

「〇〇塗装店と検索しました」

と答える人が、"実に7割”

ここが、
大きなポイントです。

会社名で検索しているということは、

検索する前に、
すでにその会社の名前を知っていた。

ということです。

どこに頼めばいいか
分からないから検索するのと、

会社名で指名検索されるのとでは、

成約率も当然変わります。

6章:比較される前に


では、

なぜ会社名で指名検索されると、
成約率が変わるのでしょうか。

ここで大切なのが、

信用と信頼の違いです。

信用は、ひと言で言えば、

実績です。

実績で比較されれば、

当然、長年やっている会社の方が、強く見えます。

大手や老舗が勝ちやすい土俵です。

でも、信頼は違います。

信用は、“目に見えるモノ”
信頼は、“感じるコト”

信頼感という言葉はありますが、
信用感という言葉は、ほとんど聞きません。

もちろん、

一瞬で深く信頼される。
そんな簡単な話ではありません。

ただ、

“なんとなくの信頼感”であれば、
最初の接触でも十分に生まれることがあります。

たとえば、

ポストに入っていたチラシの印象。
Instagramで見かけた投稿。
noteに書かれていた考え方。

何度か目にするうちに、

「あ、この会社、なんとなく感じが良さそうだな」
「この人、ちゃんとしていそうだな」
「この人とは価値観が合うかも?」

「一度、話を聞いてみてもいいかもしれないな」

そう思ってもらう。

この小さな接点の積み重ねが、
信頼につながります。

信用は、最後の一押し。
信頼は、その前に作るもの。

そう考えることができれば、
弱者の戦い方が見えてきます。

目的を、
とにかくホームページを
見てもらうことに置くのではなく、

ホームページを“見てもらう前”に、
なんとなくの信頼感を作りに行く。

そして、必要になった時に、
会社名で検索してもらう。

この順番で考えることが大切です。

つまり、

比較される前に、
名前で探される状態を作る。

ここを目指すことが、

弱者の戦略だと言えます。

まとめ


今回は、

今の時代における
ホームページの役割について考えてきました。

もちろん、
ホームページは今でも大切です。

ただし、

弱者がホームページだけで
集客しようとすると、

どうしても強者と
同じ土俵で比較されやすくなります。

だからこそ、

ホームページを
最初の接点にするのではなく、
最後に信用を確認してもらう場所。

そう位置づけることが大切です。

そして、

ホームページを見てもらう前に、

なんとなくの信頼感を作る。

比較される前に、
名前で検索してもらう状態を作る。

これが、

今の時代に必要な
弱者の戦略だと言えます。

では、

そのために具体的に
何をすればいいのか。

次回は、

“弱者の戦術”について

考えていきます。

続きを読む▼▼

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