3日で駆け抜けたブダペスト、ヴェネツィア、フィレンツェ|1990年ひとり旅
※これは1990年のヨーロッパひとり旅のお話です。
ブダペスト 3月6日
ブダペストの街は、少し埃っぽかった。
でも、ドナウ河畔の景色は美しく、人も優しかった。

西ヨーロッパから行くと色彩が少ない印象をもったが、天気のせいだったかもしれない。

道行く人も、車の運転手も、じっとこちらを見る。
日本人、それも20代女子は珍しいようだ。
ほんの数時間いただけで、ウィーンへ戻る。
今夜の夜行列車で、ヴェネツィアへ向かうのだ。
出国審査には、長い行列が出来ていた。
並ぼうとすると係員に「日本人か」と訊かれた。
「はい」と答えると、係員のおじさんは列に並ばなくていいと言う。
なぜか、並んでいる人たちとは違うところから通してくれた。優先待遇だ。
行列の人たちに一斉に見られて、なんだか気まずかった。
(*なぜ通してくれたのか、理由はわからないまま…)
ヴェネツィア 3月7日
ウィーン発の夜行列車でヴェネツィアへ移動。

夜行列車がサンタ・ルチーア駅に着き、まずツーリストインフォメーションでホテルを探して確保する。
ホテルでは、頑固そうなおじいさんが受付をしてくれた。
「シニョリーナ(お嬢さん)」と呼ばれて、少しどぎまぎしてしまった。
ヴェネツィアは、運河の街である。
ゴンドラが主な交通手段で、車は入れない。
ゴンドラが通り過ぎて行くのを橋の上から眺めていると、ゴンドリエーレ(船頭さん)が笑顔で手を振ってくれた。

ヴェネツィアはカーニバルで有名だ。
仮面(マスカレード)を売っているお店もたくさんある。
私はミニチュアの仮面を買った。

フィレンツェ 3月8日
フィレンツェでも、まず駅のインフォメーションでホテルを探し、チェックインする。
今度のホテルは、中に入って行ってもロビーに人が見当たらなかった。
呼び鈴を押してしばらく待つ。
割り当てられた部屋からは、裏の建物の庭が見えた。
景色がいいとは言えなかったが、洗濯物が干してある様子などは、この街の素顔のようで、それはそれで興味深かった。
まずドゥオモに向かう。

広場には、観光客も、地元の人らしい人たちもいて賑わっていた。
高校生くらいの集団にいた男の子に声をかけられたが、
怖いので無視していたら
「おい!呼んでるだろ」
という感じでさらに大きな声を上げられて、余計に怖くなってしまった…。
フィレンツェでは、スクーターに乗っている人が目立った。
革製品とスカーフとミモザの花を、あちこちで売っているのを見かけた。
ミケランジェロ広場にも、のぼってみた。

ミケランジェロ広場は、山のような小高い丘の上にあって、登るのがちょっと大変だった。
へっぽこギャラリー
ここからは、本文に載せきれなかった旅のスナップをまとめて。
カメラの性能も、撮影の腕もいまいちですが、1990年に撮影した写真をご紹介します。
ブダペスト




ヴェネツィア







フィレンツェ






イタリアは特に、古い建物や街並みが大切に受け継がれていますね。
2025年に訪れた時、改めて実感しました。
別記事で、2025年の旅で撮った写真と1990年との風景比べをしています。
※1990年の旅のエピソードはマガジン▼にまとめています。
