ショパンはメタルか?(その②) 【クラシック = メタル記事 第6弾!】
👆Wikipediaの画像を使わせていただきました!
この記事シリーズは、もともと私が2010年代に、はてなブログに書いたこれらの記事👇
の最新アップデート版としてnoteにアップしています👇
で、今回の記事ですが、
前回のショパン記事が、「ショパン=メタル」な動画を貼り付けただけで力尽きてしまったので、
今回こそは!
私が前回の記事で本当は書きたかった(のに力尽きて書けなかった)、
私が「ショパン=メタル」と音楽的に確信した出来事を、綴っていこうと思います。
といっても、すでに、はてなブログに書いた内容なんですけど👇
👆上記の記事は、数字ばっかりだったので、ジャズピアノ弾きさんやギター弾きさんや作曲家さんはピンとくるかもしれないけど、
今回は、出血大サービスして、
いつも楽譜を見てばっかりで数字に弱いクラシックピアノ弾きさんでも分かるように、楽譜を貼り付けていきますよ!
上記の記事でフィーチャーしたショパンの代表的な曲が、これなんですが👇

👆の楽譜が、メタルのギタリストの手にかかると、こうなる!👇
👆いや~、ふつうにいい曲ですね。 そしてこのメタルのギタリストさんは、クラシック音楽の作品を忠実に再現演奏して弾くのがとても素晴らしい!
また、チューインガムを噛みながらの演奏が、リラックス感のあるパフォーマンスにつながっているのかも。
ショパン弾きの皆さんも、あんまり深刻に自分を追い込みすぎないで(←はたから見てると単に面白いだけだから!)、この人みたいにチューインガムを噛みながら演奏すると、無駄なリキミが消えて、自然体のパフォーマンスができるかも。
そしてね、
チューインガムを噛みながらでも普通に演奏出来るレベルにまでマスターしていないから、発表会が「命綱の無いバンジージャンプ」になっちゃうんだと思いますよ👇
また話がそれないうちに、本筋に戻しまして、
以下の文章は、私が以前はてなブログに書いたこの記事👇
からの引用です。
上記の記事@はてなブログを読んだギター弾きさんたちから、
🎸「なんだ!そんなことも知らずにピアノを弾いているのか!?」
と、
世のギター愛好家さんたちから笑われる内容なんですが、
ほとんどのピアノ愛好家さんは、こんなことすら全く知らずに、
ピアノの楽譜をガン見してミスタッチしないように悲愴感あふれる演奏をなさっていると思いますよ(ちなみに私は、クラシック音楽はバッハと、印象派以降しか弾く気が全くありません)。
つまり、私が言いたかったことはこれです!👇
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①ショパンは、ロマン派の作曲家。
②ロマン派=ヨーロッパの辺境民のアイデンティティの覚醒と文化的蜂起! については、山田五郎氏のこの動画をご参照👇
だから、
③ロマン派=反体制つまり反キリスト教つまりアングラ。
というわけで、
④ショパンやリストは「ヨーロッパの辺境の民族が使う音階」を使用した!
そして、
⑤メタルも、ヨーロッパの辺境民たち(北欧)のアイデンティティの表現である。その極みが、フォークメタル、ペイガンメタル、ヴァイキングメタル、ケルティックメタルなどであろう。
だから、
⑥メタルのギタリストも、「辺境の民族のテイスト」が感じられる「ハーモニックマイナースケール(1 2 b3 4 5 b6 7)」をよく使うのだ!と、
この人がこの動画の最初のほうで言ってる「ハーモニックマイナースケール(1 2 b3 4 5 b6 7)といえばメタルと思う向きが多いかもしれませんね、メタルのギタリストがよく弾いているからね」という言葉から、私はピンと来たのだった!👇
⑦え?それじゃぁ、ショパンやリストがよく使った「マイナースケール」って「ハーモニックマイナースケール(1 2 b3 4 5 b6 7)」なの?
⑧そう! そのうえ、前回の「ベートーベンはメタルか?」の超最新アップデート記事でも書きましたが、ショパンに至っては、暗さが最高潮に達するスケール「ディミニッシュスケール」のオンパレードじゃぁありませんか!
⑨そうなんですけどね、ここで、「幻想即興曲」のAメロの出だしは?というと? 👇

👆上の「5 b6 5 #4 5 1 b3 2 1 2 1 7 1 b3 5」を「1」から並べ替えたら、「1 2 b3 #4 5 b6 7」になる。つまり、
この人がこの動画で解説している「ダブルハーモニックメイジャー」スケール(1 b2 3 4 5 b6 7)の中の👇
👆「ダブルハーモニックメイジャー(1 b2 3 4 5 b6 7)」スケールの中の、ひとつのモード「ハンガリアンマイナー(1 2 b3 #4 5 b6 7)」になっている!
👆この動画で「parallel major vs minor」と言っている「parallel(平行の) key」とは、アメリカ英語で「同主調」のことです。 ヨーロッパや日本でいうところの「平行調」を、アメリカ英語では「relative key」と言います。←ということを、私はいろんな動画をみているうちに知りました。
⑩ だから結論! 上記①~⑨で記したように、
ショパンとメタルには、文化的な、そして音楽的な共通点があり過ぎる! そのうえ、リストはドイツ系だが「ハンガリー出身」を強調していた!
え? ハンガリー?
「ハンガリアンマイナー(1 2 b3 #4 5 b6 7)!!!!!」じゃないの~!!!!!
つまり、ショパンやリストというか、
クラシック音楽のロマン派=メタルであることが、
音楽的に証明されたのでした!と私は確信したのです。
いやもともと、
今までの一連の「クラシック音楽=メタル」の記事でわかるとおり、
ヴィヴァルディからリストやそれ以降まで、
西洋音楽(現代音楽を含む)は、メタルなのである。
それは、
「コインの両面」なのである。
東洋の「陰陽思想」と同じように、
一日には「昼と夜」がある。
企業会計の「複式簿記」の「借方」と「貸方」もそう!
ぜんぶ同じ事。
つまり、
西洋音楽には「古典的音楽(メインストリーム)と、メタル的音楽(アンダーグラウンド)」があるだけの話。
ただそれだけのことなのではないでしょうか。
👆ちなみに、上記に貼り付けたRick Beato氏の動画を、私は2010年代に夢中で視ていました。
私が音楽理論に明るくなっていったのは、主にBeato氏の動画によるものです。
Beato氏の音楽理論書(電子書籍)「The Beato Book」を、私は円高の時代に買って、今でも事あるごとに参照しています。
「The Beato Book」は、内容のかなりの部分がタブ譜なので、とくにギター愛好家さんは興味が有るかもしれません。
ただし、
今は円安の時代なので、ドル建てなどで国外にお金を払うと、日本人にとっては割高!ですし、またアメリカから戦闘機など追加で買わなければならないかもしれないから、また円高になるまでは、割高な国外のコンテンツやピアノレッスンに、安い円をかき集めて支払うよりも、無料で視られる動画と、国内の優良な音楽理論書籍でぜんぜん事足りると思いますよ。
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では、改めて上記の記事👇
からの引用です👇
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② この曲が当時スゴイ!っと思われた理由はこれかな~?
については、私が思ったことを書くよ。
ショパンは「ロマン派」の作曲家っていわれるね。
高校では日本史だったので、西洋史はちんぷんかんぷんなんだけど、「ロマン派」って何? 「ロマンチックな感じの音楽をやった人たち」ってこと?
なんて漠然と思っていたら、ぜんぜんちがうみたいだね?
山田五郎さんの絵画の動画で、「ロマン派とは、民族主義を打ち出す芸術グループ」みたいに説明されていたと思う。 「ロマン派」の「ロマン」とは、ロマン語?とか何とかいう、西ヨーロッパのどこかの土着の言葉らしい。 だから「ロマン派」の本来の意味は、どっかのよそからやって来た支配者から「野蛮人」と下に見られて見くびられている「この土地に代々住みついてきた自分たちの民族の言葉と文化を誇り高く押し出して表現していこうじゃないか!派」なんだろうね。
へ~そうなんだ、じゃあ、ショパンの曲は、西洋の歴史と文化に疎い日本人が安易に想像するような「ロマンチックな雰囲気の上品で優美で優雅な曲」ではなくて、実はその正反対の、「おれたち民族の土着の文化バンザイ!」な、民族主義的な要素がフィーチャーされている曲なんだろうね? この「幻想即興曲」も民族主義的な曲なんだろうね?
と思いながら、曲冒頭のメロを頭の中で思い出してみたよ。こんなかんじだったかな?(ちがってたら私の即興演奏だね!):
5 b6 5 #4 5 1 b3 2 1 2 1 7 1 b3 5

これを、トニック(1)から順に並べると: 1 2 b3 #4 5 b6 7
になる。 これをギターで演奏してみて、
「あっ!ハンガリアンマイナーだ!」
と思ったギター愛好者がいるだろう。いや、ギターで弾いてみる前に、あるいは、ショパンのこの曲のメロの冒頭を聞いただけで、そう思ったギタリストもいるかもしれない(そういう人こそ、真の音楽家だね)。
ハンガリアンマイナー(1 2 b3 #4 5 b6 7)といえば、ダブルハーモニック(1 b2 3 4 5 b6 7)系のスケール(というかモード)だ。
ダブルハーモニックスケール(1 b2 3 4 5 b6 7)に関しては、ギター漫談のペペ桜井さんの高座を観に行くと、ペペ桜井さんは必ずギターでこのスケールを弾いてご教示してくれる。 コロナ前に私が寄席で何度か観たとき、ペペ桜井さんの高座はいつも必ずこのスケールを使った曲とその講釈が入っていた。
ペペ桜井さんは、昨年末にお亡くなりになったそうです。ご冥福をお祈り致します。
「ハンガリアンマイナー(1 2 b3 #4 5 b6 7)」。名前からして、東欧ハンガリーの国名がついている。なんだか民族主義っぽい感じがするよ。 それもそのはず、このスケールをはじめ、ダブルハーモニック系には「オリエンタル」というスケール(モード)もあって、西洋からみると、東欧やイスラム圏といった東方世界のエキゾチックな感じがするスケールなんだね。 その秘密が「ダブルハーモニック」なことなんだね。 でも、西欧人は元来、「ハーモニック」な響きが苦手だったんだってね。というのは、西欧人が見下す、定住地を持たないジプシーの人たちの音楽を彷彿とさせるからかもね。あるいは、歴史を通じて西欧の脅威だったオスマントルコ帝国などイスラム圏の響きがするからなんだろうね? ハーモニックなメロディを聞くと「あぁ!また、強くて先進技術で武装したイスラム民族が襲ってくる!あー今回も勝てる気がしない...orz...」みたいな、ちょっとしたトラウマがあって、生理的にいやなのかもしれないね。 ケヴィン・コスナーが主演した映画『ロビンフッド』で、おそらくはキャストの人種が偏らないように配役されたと思われるアフリカ系の助演男優が演じる、ロビンフッドに助けられてヨーロッパの田舎の田舎つまりヨーロッパのド田舎のブリテン島に一緒にやって来たアフリカ人が、ロビンたちにとって東方世界の先進文化をもたらす存在に描かれていたのが、興味深かった(とくに、映画の最初のくだりでその人が望遠鏡を使うくだり。望遠鏡を覗いたことなんてなかったロビンのとっさの行動に誰もが苦笑失笑したことだろう)。
それなのに、ショパンのこの曲のさっきのAメロの冒頭。Aメロのしょっぱなだから、もちろん、ショパンがもっとも力を入れたツカミのメロディにちがいないんだが、それが、東方への入り口の雰囲気満点のハンガリアンマイナー(1 2 b3 #4 5 b6 7)だよ! それなのに、それを使ったそのツカミのメロ:
5 b6 5 #4 5 1 b3 2 1 2 1 7 1 b3 5

って、トニック(1)から順に並べたときの( 1 2 b3 #4 5 b6 7 )みたいなエキゾチックな感じに聞こえないね。
それは、今の現代の私たちの耳には、もはやエキゾチックに聞こえないんだろうか?
ショパンの頃の人たちにとっては、もうじゅうぶんエキゾチック!に聞こえたんだろうか?
ショパンの工夫もあったかもね。 この曲のメロディー:
5 b6 5 #4 5 1 b3 2 1 2 1 7 1 b3 5

は、トニック(1)から順に並べたときに: 1 2 b3 #4 5 b6 7
エキゾチックに聞こえる「b3 #4」と「b6 7」の音の並び(半音3個分のインターバル)を使っていない。そこがショパンのテクだったのかも。だから、「ハンガリアンマイナー(1 2 b3 #4 5 b6 7)」を使っています!なんだけど、あんまり「ハンガリアン」に聞こえないようになっているのかも。
ショパンが、エキゾチックな雰囲気のスケールを使っていながら、エキゾチックな雰囲気を出さないように音を配列したように思われる箇所を、もう一か所見つけた。 それは、この曲のクライマックスの、あのキメコードから右手がアルペジオでバラバラ降りてくる、前回の記事③でフィーチャーした部分だ:
Cm Dø Cm/Eb Cmaj/E Fm Cmaj/E Fm F#°
とだんだん盛り上がっていって、
Cm/G F#° Cm/G F#° Cm/G F#°(A°かも)
と最高潮に盛り上がってから、
Cm/G ←!この曲のクライマックスのキメコード
の、最高潮クライマックスのキメコードCm/Gの右手アルペジオ部分のメロは、たぶん:
b6 5 b3 b3 4 b3 1 1 2 1 5 (5 b6 5) b3 (b3 ...
↑ 下線はオクターブ上の音、()内はオクターブ下の音。
このメロも、トニック(1)から順に並べると:1 2 b3 4 5 b6 1 になる。
1 2 b3 4 5 b6 1 って弾いてみると、たぶんこのスケールは、
1 2 b3 4 5 b6 [b7] 1 か、
1 2 b3 4 5 b6 [7] 1 かなんだろうな~、って思える。
欠けている音が「b7」であっても「7」であっても、結果的に、ショパンはここでも、半音3個分のインターバル(オグメンテッド2nd)の並び「b6 7」を避けたことになる。
「b6 7」の並びが入ると「1 2 b3 4 5 b6 7 1」。そう、メタルのギタリストがアドリブのソロ演奏でよく使うといわれている、ハーモニックマイナースケールだ。
そして、このあたりに、小学校の音楽の教科書で、わけもわからず西洋の短音階を3種類も機械的に覚えさせられた、その背景がうっすらと見え隠れしている。
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ここからは、以前の記事のコピペです👇
「ショパンがメタルですって!?(怒)」
あの、ロマンティックなショパンがメタルだなんてこと、絶対にありませんわ!!(怒怒怒怒怒怒怒怒)
っと激高なさっている「ショパン女子」や「ショパン男子」の皆さんもいらっしゃるかと思いますが、
まずはこれを見て下さいよ~!ショパンのことも出てくるからさ!👇
どうです?
山田五郎氏の解説を聞いたあとで、
「ロマン主義」って何か?が、おわかりになりまして?(←昭和の少女漫画で貧しい主人公をいじめる御令嬢(悪役)の言葉づかい)
「ショパン女子」や「ショパン男子」の皆様も、
山田五郎氏の動画を視るまでは、
「ロマン主義」=「💕ロマンティック💕で✨キラキラした感じ✨」
って思う、ずぶの素人レベルの理解度だったのではありませんこと?(←昭和の少女漫画で…(同上))
ところで、
「ショパン女子」という言葉は、私が昔、ピアノ会に参加していたときに、「私、ショパンが好きなんです~」って言って「ショパン好きを強調する」女性たちに共通するルックスや身なりや特徴を、とある参加者の方がものの見事に描写形容なさった際にお使いになった言葉でして、私はその方の「ショパン女子」解説にハラワタがよじれるほど笑わさせていただいたのを、まるで昨日のことのように覚えております。
と、ここまで書いてきて、今回も力尽きてまいりましたので、
前回同様、論より証拠!で、
「ショパン=メタル」をパワフルに裏付ける動画を貼り付けていきますよ!
ではどうぞ!👇
ここから先は、前回の記事でアップした、
「クラシック音楽=メタル」を完全に裏付けるパワフルな動画を、そのまま貼り付けておきますね👇
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~ピアノ方丈記~
