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【大人のピアノ】ピアノ教師の指導方法:②初心者のお客様が「幻想即興曲」を弾きたい場合


前回の記事: 

からの続きです。

体験レッスンで、
全くのピアノ初心者の大人のお客様から、
ショパンの「幻想即興曲」を弾けるようになりたいから、手伝ってもらえますか?」
と言われたら、
あなたはどうしますか?

以下の三人の教師のうち、潜在顧客から「合格」をもらえる教師は、いったい誰でしょうか?

 教師A「ピアノ初心者に幻想即興曲は無理!」
 教師B「まずはバイエルからはじめましょう」
 教師C「できますよ~。さっそく今から始めましょうか~」

「できますよ~」と返した教師Cが、
潜在顧客から「合格」をもらえますね。
つまり、
潜在顧客が、晴れてあなたのお客様になって下さいます。

ここまで読んで、
「幻想即興曲」を弾きたいなんて言ってくる大人ピアノ初心者なんているわけがない!作り話だ!

と思ったピアノ教師さんは、
すでに平成の時代に「不合格!」になっています。
お客様は、大人なので、
直接あなたに「👎」を伝えるはずがありません。

「仕事が」「子どもの学校が」「親の介護が」
と言いながら、申し訳なさそうにレッスンを辞めたはずです。
なかには「フェードアウト」したお客様もいたでしょう。
「失礼な!」と怒るのは見当違いです。
消費者は気まぐれな存在です。
あなただって、飲み屋に行って「次も来るからね」と言い残して一向に行かないことって、あるでしょ?

実は、
ネットの無料動画が急拡大した2010年代に、
「1年でショパンのバラード〇番を弾けるようになった」
とか
「1年でショパンの幻想即興曲を弾けるようになった」
「1年で革命のエチュードを弾けた!」
と言って実際に演奏を披露する、世界中のピアノ初心者さんたちの動画が激増していたのを知らなかったんですか?

アマチュアだけじゃないよ、
「ショパンの幻想即興曲の弾き方」
を自ら演奏しながら解説する、
世界中のピアノ教師たちの動画も、
すでに10年前から増えていました。

私がピアノや音楽関係のネット動画を視始めた2010年代には、
すでに「シンセシア」っていうんでしたっけ?
上から光の帯が降りてきてケンバンのキーを光らせる動画もすでに増えていました。

いままで鍵盤楽器に触ったこともない世界中の人たちの中から、
これらの動画を視て、
「自分も幻想即興曲を弾きたい」
と思う人たちが出て来て、当然だったんですよ。

そして、
実際に、私がピアノサークルやピアノ会やオープンマイクに参加していた2010年代の中ごろに、
「ショパンの幻想即興曲を弾きたくてピアノを習っています」
と言って、みんなの前で幻想即興曲を弾き切った女性が実際にいたんですよ!
私はビックリしましたが、同時に感動しました。
彼女は、みんなのまえで、幻想即興曲を最初から最後まで、10分ぐらいだったかな?をかけて、超ゆっくりですが、完奏してしまった!

10分もかかったことを笑うんですか?
アマチュアの演奏を笑うピアノ教師は、ピアノ教師失格です。


そして、
彼女から聞いた話に、私は愕然としたのです。
幻想即興曲を弾きたいから教えてほしい、とレッスンを受け始めましたが、最初の2年間は、バイエルなどの基礎ばかりでした。
 3年目になっても、まったくやらせてもらえる気配がなかったので、
 もうレッスンを辞めようかな?と思い始めたら、
 先生も私の気配を察知したみたいで、

 そこからようやく、幻想即興曲を弾くことができるようになったのです。
 今は、レッスンに通って5年目です」
と彼女は言いました。

ひどい話じゃないか!
と私は思いました。

お金を運んで下さるお客様が「幻想即興曲を弾きたい」と言っているのに、
バイエルみたいな基礎ばかりを2年以上もやらせているのは、
詐欺じゃないか!?
どうして初回のレッスンから、お客様が幻想即興曲を弾くお手伝いをしないんだろうか!?

時代は、変わったんですよ。
あなた方が、あなた方のピアノ教師に「幻想即興曲を弾くまでには10年!」なんて脅されて、ようやっと弾かせてもらえた昭和とは、
時代は、何もかも、変わってしまったんですよ。

そして時代は、令和に入って、更に変わりました。

今は、AIピアノ教師のほうが、
 無料だし、
 否定語のダメ出しもしないし、
 そして、
 24時間いつでも呼べて、
 世界中のピアノ教師がネットに無料で上げている内容を効率的に教えてくれる。

そんな時代に、
もし本当に、本当に、
ピアノ教室で稼ぎたいと思っているならば、
お客様の要望に応えられなければ、AIに仕事を取られるのは当然じゃありませんか?

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