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【noteの奇跡】名建築訪問記に30年前に設計監理されたご本人からコメントが届いた話

以前記事にした「横浜市中央図書館の訪問スナップ記事」のコメント欄でとても光栄な出来事が起きました。なんとその当時前川建築設計事務所でこちらの建築の設計監理をご担当されていた坂田泉さんから直接コメントをいただいたのです。
今回はその感動と驚き、そしてそこから建築撮影に対して改めて見つめ直したことを書き綴っていきたいと思います。

はじめましての方、初めまして!
いつも読んでくださっている方、こんにちは!こんばんは!
どうも、建築フォトグラファーの藤川です。
Xでは
「建築写真キャット🐈」というアカウントで活動しています。住宅や店舗の竣工写真、不動産物件写真などを関東を中心に撮っています。

あまりの衝撃と興奮でいつもより支離滅裂になってしまうかもしれませんがお許しください。それではやっていきましょう。


1.ことの始まり

そもそも何の話?って方も多いと思うのでことの発端となった記事について少しだけお話ししておきます。

それは2024年5月、私は「どこか名建築を見にいきたいなぁ」と思い、Xで横浜のおすすめ名建築を募集したところ、シオヤデザイン一級建築士事務所塩谷さんに「横浜市中央図書館」をご紹介いただき、訪問することとなります。
そして偶然にも開館30周年記念の展示が展かれていたのでそちらも見てきました。

その時の訪問記を2024年5月6日に写真とともに記事にして投稿していました↓

横浜市中央図書館
設計:前川建築設計事務所+ミド同人・永田包昭


それから時は流れ、2025年1月……

2.奇跡のコメントが届く

投稿から8ヶ月以上が経過した2025年1月、この記事にコメントが付いた通知が届きました。いつものようにnoteを開き、内容に目を通すとそこで激震が走ります。

なんと30年前に実際に前川建築設計事務所のメンバーとして、横浜市中央図書館の設計監理をご担当されていた坂田泉さんからのコメントだったのです。

実際にいただいたコメント

ご覧いただいて分かる通り、コメントをいただいただけではなく、その内容もあまりにも光栄すぎるものでした。
この後も何度かやり取りをさせていただき、当時の様子や関係者の方の現在などを一部伺うことができました。


坂田さんは2011年1月、「日本のタネをケニアでカタチに」をモットーに、一般社団法人OSAジャパンを設立、会長に就任。 「虹プロジェクト」の名の下、ケニアと日本の間に「虹」を架けるような仕事を目指しており、2024年のプロフィールによると、それらの活動とともに公益社団法人日本建築家協会国際委員、法政大学大学院デザイン工学研究科非常勤講師、 一般社団法人アフリカ協会特別研究員を兼任されているそうです。

※上記リンクより抜粋させていただきました。


タイトルに奇跡と書いていて、なんか大袈裟じゃない?と思われたかもしれませんが私にとってはそれほどまでに感動的な出来事ですし、何よりこのことは”たくさんの偶然が重なって起きた出来事”なので奇跡と呼ばせてください。

・多忙な日々の中でこの日に名建築を見に行く時間が確保できていたこと
塩谷さんがXで横浜市中央図書館をおすすめしてくださったこと
・訪問のタイミングで偶然30周年イベントが展かれていたこと
坂田泉さんがこの記事を見つけてくださって、コメントまでくださったこと

これらの偶然が全て繋がって初めて成立する出来事なわけです。

とにかく写真を撮っていて良かった、建築を撮っていて良かった、発信活動をやっていて良かった、SNSをやっていて良かった、様々な想いが込み上げてきました。坂田さん、塩谷さん、まことにありがとうございます。

3.facebookでご紹介いただきました

そしてさらに光栄なことに坂田さんのfacebookで当時の関係者に届くようにと、私の記事をご紹介いただいたことです。

【30年前のステップボード】 僕は前川事務所在職中の1994年にJICA派遣専門家として、ケニアのジョモ・ケニヤッタ農工大学へ赴任しましたが、最後に手がけたのが横浜市中央図書館。 昨年は開館30周年でした。 僕はケニアをベースにしているの...

Posted by 坂田 泉 on Saturday, January 25, 2025

全文はぜひ坂田さんのfacebook(↑をクリック)にてご確認ください。
当時の関係者の方に届いたこともとても嬉しく、極め付けはこの言葉でした…

”藤川さんの写真は外部を中心に「ツボ」(見どころ?)を押さえています(内部はイベント展示以外は撮影禁止)。

当時の設計メンバーが熱い議論(一回、永田さんに殴られそうになりました)を経て決めたディテールや、施工の竹中工務店の名所長、徳留さんを悩ませた「難所」などを丁寧にとらえた画像が続き、一枚一枚に当時の思い出が重なり、ドキドキします。

やはり、この建物には、30年くらいではおさまらないフォースが込められていると思います。”

坂田様のfacebook投稿より引用
https://www.facebook.com/100000173309123/posts/pfbid0Lp4ftoKeHsGeHwhDnGeuiEruP6TzhHRG9BWsshL65xY2JWRJpdK86tpRoSk25Qz7l/

このお言葉はあまりにも光栄すぎます。
建築を撮っているものとしてこれ以上の喜びはありません。
本当にありがとうございます。

4.建築写真撮影と発信活動を見つめ直す

ここからは少し冷静になったあとに感じたこと、そしてこの出来事をきっかけに見つめ直さなければならないと考えたことについてです。

・発信したものはどこでどなたの目に触れるかわからない
・その写真がどんな影響を生み出すのか
・自分が撮った写真や書いた記事への責任

上記のような様々な感情の変化がありましたが、最も大きいのはやはり自分が建築写真というものを撮ることについての意義と責任について。

やはりこれだけ日常的に仕事やプライベートで建築を撮っていたりすると、その行為の持つ責任の重さや意味について考える機会がいつの間にか減ってしまいがちです。

しかし以前の記事でも「”写真を撮る”それ則ち”原罪”なり。」と書いた通り、特に”写真と撮る”という行為はとてつもないことなのです。
言葉として人への印象を直接的に変えてしまう発信活動もそれ以上に責任の伴う行為となってきます。

だからこそ、いつどこで誰に見られても困らないもの、せめて知らず知らずのうちに人に迷惑をかけてはいけないという意識は常に持って生きていかねばいけないと改めて思うのでした。とはいえ、それを完璧に行うことが現実的には不可能であるという事実を受け止める覚悟も必要ですが。

そして、その写真や文章の扱い方次第で、たくさんの方々や関係者の方々に喜んでいただけるものになり得る。その反対にも簡単になり得る。
それだけの「恐ろしくもあり、責任を伴う、影響力のあるもの」を我々は生み出すことができるのだと、傲慢だと理解しつつも自覚しなければならないのでしょう。「自分の撮った写真なんて」「自分の書いた文章なんて」と思うのはその責任から自分勝手に逃げているだけなのかもしれません。

「畏敬の念」

今回見つめ直して感じたことはまさにこの言葉そのものだと実感しました。
今後もより一層気を引き締めて、心を込めて写真や文章に向き合っていこうと思います。

最後に

今回はいつもと少し違った雰囲気でエピソードトークのような形になりましたがいかがでしたでしょうか。この記事からあなたも何かを感じ取っていただけていたら幸いです。

あらためまして坂田泉さま、この度はお忙しいところコメントをいただき、さらにfacebookでのご紹介、そしてその引用までご快諾いただきましてまことにありがとうございました。
間違いなく私の建築撮影人生と発信活動における大きなキーポイントとなりました。重ねて心より感謝申し上げます。

それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
メンバーの皆さんもいつも励みになっています!ありがとうございます。

今後もちょっとしたコラムから、初心者の方向けの記事、そしてプロの建築フォトグラファーとしての専門的な記事まで幅広く発信していきますので、フォローといいねを是非お願いします!

また次回の記事でお会いしましょう!

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