懐にベーグル~韓国推し活旅(後編)~
この記事は星野源さんが仁川のインスパイアアリーナで開催した「Gen Hoshino Live in Korea “약속(約束)”」に参加した際の1泊2日の韓国旅行記です。
推しの海外ライブに参加したのにそのライブの話はほとんど出てきません。
猪突猛進型日本人女性が海外で遭遇する様々な出来事に右往左往するさまをどうぞ。
1日目 (前編)はこちら
Day2
ホテル(6:20)→仁川空港→(8:00着)ソウル駅→安国→明洞→鐘閣→(15:00着)→ソウル駅(17:40発)→金浦空港(19:50発)→(21:50着)羽田空港
寒さ VS 地図アプリ
翌朝は6:20にホテルからK.rideで予約済のタクシーで仁川空港へ出発。
だが、6:05にタクシーからもう着いたよ!とチャットが来て焦った。
15分前到着はパリパリすぎんか。
私はこの日に帰国するので友人たちとは別行動で先に一人でソウルへ戻ることにしたのだ。
タクシーに乗る為外に出た瞬間に「寒っ!!!」と声が出た。
正確には寒いよりも痛い。
車内のエアコンは27℃設定になっていたけど、外気温は-13℃。
その差14℃。実質14℃の車内はやはり寒かった。
仁川空港からは再びAREXに乗ってソウル駅へ。
ソウル駅で荷物をロッカーに預け、また地下鉄で最初の目的地の安国(アングク)へ。




足の裏冷たくないかい?
安国駅から目指すはソウル三大ベーグルの二つ目「コッキリベーグル」
地下から地上に上がると風が冷たくて縮み上がる。
地図アプリでお店を探そうとスマホを手に持って歩き始めるが、手袋をはめていても手がかじかんで痛い。でも地図を見ないとたどり着けない。あまりの痛冷たさに途中でカイロを取り出した。
-10℃、本当にやばい。




猛烈な寒さの外から暖かい店内に入り、美味しいベーグルとコーヒーでまさに生き返った。昨日言ったお店とはまた別の美味しさで、ここで家へ持ち帰るお土産用のベーグルも購入した。
爆買い
お腹も満たされて、同じ安国付近でチェックしていたデザートコーヒーnewmixcoffeのお店に向かう。
3in1の甘いコーヒーで普段はノーシュガーを好むけど試飲したら思いの外美味しかったので3箱も購入した。

キャラクターがかわいい
さらにその途中で行きたいと思っていたhetrasのお店もありここでもハンドクリームを購入。
この辺りを歩いていた時はまだ寒くてスマホを取り出して写真を撮る気になれなかった。
その後、仁川を後から発った変態友人3人と明洞で合流することになっていたのでそちらへ移動。

ここで購入したラーメンを店内のラーメンマシーンで作って食べることもできる
明洞ではCU(コンビニ)の大規模店がありうっかり立ち寄ったら30分ぐらい長居をしてしまった。インスタントラーメンやれんこんチップス、各種フレーバーのローストナッツに仁川でも買った二日酔い解消ゼリーなどを爆買いした。

れんこんチップとハニーローストピーナツ
美味すぎて手が止まらない

70℃が12時間!
他に貼るタイプやBigサイズもあった
巷では今韓国の薬局コスメが熱いらしい!!との噂を聞き、通りすがりの薬局にも入ってみたがたくさんありすぎて何がいいのか分からなかったのでJust lookingに留めることにした。
パリパリ・タッカンマリ
お昼前に変態友人3人と合流。
NHKで絶賛放送中の「星野源と松重豊のおともだち」でお二人が訪れたタッカンマリのお店へ向かう。
店内は混んでいたがほどなく空席ができてすぐに着席できた。
と同時に(というかコートも脱ぐ前に)お店のオモニがタッカンマリ一式を
テーブルにセットしてくれたので、皆で「早っ!」と言ったらオモニが「パリパリ~」と軽やかに答えてもう次のお客さんの用意にむかって行った。
ここでこの旅初めてのネイティブ・パリパリを聞けて感動した。

手前のいかにも辛そうなのに辛くないタレが
美味しかった

優しい味で美味しい~
周りの様子を見ながら、いつ蓋を開けたらいいのか、自分で火の調整はするのか、追加オーダーはどう注文するのか等々言いながら(結局全部オモニがやってくれた)熱々のタッカンマリを食べてとても楽しかった。

食事を終えて会計をする時、カウンターに松重さんと源さんのサインが置いてあったので「あの~このサイン写真撮っ・・」「いいですよ、どうぞ!」と食い気味に言われた(笑)
きっと何人にも同じことを言われているんだろうな。

「静かな湖のさざなみの上に夜明けの薄い霧が舞い降りる」
お腹も満たされたところで、次の目的地聖水(ソンス)へ移動。
ここにあるアモーレ聖水にオジリナルリップを作りに来た。
(要予約・有料)
最初に肌のトーンをチェックされ、AI(かな?)とアドバイザーさんとで、テクスチャー・香り・色を順番に選んでいき、世界でただ一つの私だけリップが出来上がる。
最終段階で自分が選んだカラーのムードを確認するのだが私のはこちら⇩

自分で選んでおいてだけどちょっとこっぱずかしくなるようなキャッチコピーが書かれていて、なんかすみませんって気持ちになった。
最後に容器に好きな文字を入れられるとのことで、ハングルで”호시노겐 약속(星野源 約束)☆”と入れてもらった。
コスメには全く無頓着だったが、コンドロイチンだかレチノールだかが通常の2.2倍含まれている美容クリームやくちびるがぷるぷるになる美容液など浮かれたテンションで購入し、購入した物よりもたくさんのおまけの品々を頂いて幸せな気分でお店を後にした。


他はアモーレのラインナップ
ソウル駅のコインロッカー
時刻は16時。
娘にソウル駅にあるカカオフレンズストアでソウル駅限定のグッズを買ってきて欲しいと言われていたし、前日の駅でのドタバタの反省もあり早めにソウル駅へ向かうことにした。
ここで二日間行動を共にした愛すべき友人3人とお別れ。
また一人に戻り、何度乗ったか分からない地下鉄で聖水からソウル駅へ。
ソウル駅までは問題なく到着。
カカオストアの場所ももちろん地図アプリで調べ済みでその通りに地下をぐんぐん進む。
こんなに遠いの~と疲れた足を引きずりながらもぐんぐん進む。
さらにぐんg、あ??
なぜか地上に出た。
お店は地下1階、Why???
どこかで間違えたかと引き返すも地図上では近くまでは来ているのにお店が見当たらない。そもそも今私がいるのが地下1階じゃないのかと思い上へ下へと移動してみたけれどやっぱり見つからない。
これまで何度も国内も海外も一人旅をしてきたけれど、これほどまでに迷ったことはなく本気で途方にくれた。
しかも自分のお土産は山ほど買ったのに娘へのお土産はNothing at all。
さすがにそれはまずい。
もっと言うと夫のお土産にと考えていたマッコリもまだ買えずにいる。
(最悪こっちはどうにでもなるが)
しかし時間は無情にも過ぎていき、体力・気力ともに限界を迎えたのでここで諦めることにした。
ゲーム終了・・・チーン
娘への申し訳なさ1000%でこの旅最後の電車AREXの乗り場へ向かった。
AREX乗り場へはあっけなく到着できた。
が、今朝仁川から来た時と景色が若干違うことに胸騒ぎを覚える。
今目の前にある改札を通ればAREXの乗り場へは行ける。
しかしその前に私は今朝荷物を預けたロッカーに立ち寄らなければならない。
うーーーーーーーん、
この階で間違いないとは思うけど目の前の改札はロッカーのあった改札じゃないな。。。。
案の定改札の近くにはロッカーはない。
嫌な予感しかない。
もしかするとこの階じゃなかったかもしれないから一度下りてみようとエスカレーターに乗ったら地下7階まで行くやつで絶対これじゃないわと慌てて元の階へ戻った。
ここまで来てまた迷子(泣)
私の予定ではもう金浦に着いているはずだった。
早めに金浦に着いてロッテモールで最後の韓国飯を食べるはずだった。
それがいまだソウル駅の中。
娘のお土産を買えなかったショックと相まって絶望した。
そういやお昼のランチから水分を全くとっていなかった・・・
身体も心も干からびた・・・
とりあえずお水飲もうと構内の端っこに寄ってみたらさっきまで見えていなかった別の改札を発見!!!!!!!!!
ここだーーーーーーーーーーーーーーーー
(紅だーーーーーーーーーーーーーーーーー
のイメージで読んでください)
何なの、一体。8番出口かよ。
分かりにくすぎるのよ。
パリパリとどこからでもアクセスできるよう、利便性を考慮してのことだとは思うけど改札が多い、多すぎる。
1分前まで、
もうフライト間に合わない、
さっき別れた友人に電話して再合流しようか、
今夜のホテル取れるかな、
明日のフライト取れるかな、
一体どれだけ余分に費用がかかるのか、
そもそもソウル8番出口から抜け出せるのか、
とどん底にいたのにいきなり目の前に明るい光が表れて嬉しいんだけど目がチカチカして頭がクラクラしてきた。
とりあえず正解の(?)改札を出てロッカーに向かい荷物を取り出して近くのコンビニでビヨット(韓国で有名な日本人にも大人気のヨーグルト)を買い、荷物との再会に喜び、泣きながら食べた。
ロッテモールに寄れないのならコンビニでヨーグルト買い食いするぐらい許されるだろ、
糖分補給しなきゃ倒れるわ。
現在時刻18:00
搭乗時間は19:25
手荷物預けの締切にも何とか間に合いそうだ。
これまでのフライトでは必ず出発の2時間以上前には空港に到着していたので、落ち着かないったらありゃしないがここまできたらなるようにしかならない。
見慣れたAREXの改札をピッと通り、金浦空港まで最後の電車に乗り込んだ。
ソウル駅から金浦空港までは各停電車しかない。
今度こそ乗り過ごしたら本当に飛行機に乗り遅れる。
人生で一番緊張して電車に揺られた23分!
そして、やっと、ついに、金浦空港駅に到着!!!!!
駅に到着してさあターミナルへ向かうぞと思ったら、あれ?ここ本当に金浦空港だよね??と不安になってきた。
と言うのも駅構内の案内看板に”空港はこちら”みたいな表示がパッと見ではなく、この二日間で散々迷い倒した私は全てが信じられなくて(笑)一瞬パニックになってしまった。
今振り返ると、疲れすぎてて脳が正常に働いていなかったと思う。
異国の地で脳内パニックは本当に恐ろしい。
幸い少し歩いた先にAirport Terminalという表示が見つかり、ほっとして自分を取り戻すことができた。
ここまでくるとさながら修行である。
人生の経験値が確実に1ランクアップした。
懐にベーグル
改札を出て国際線ターミナルへ向かう途中でおでんとキムパのお店があった。行きに通りがかった時も美味しそうと気になっていたから、店内で食べる時間はないけど持ち帰りなら最悪機内でも食べれるかと可愛らしいサイズのキムパを2本購入。
会計の際に昨日作った源さんのNAMANEカードで払ったら、そこのオモニが何やら言ってきたので「これ?これ星野源!」ってドヤ顔で言ったら、今その話じゃないねん的なことを言われ少し恥ずかしかった。

そこから体感10分ほど歩いてようやくターミナルに到着。
事前にWebチェックインは済ませていたけれど、金浦発の便は紙チケットが必要だったので発券し、荷物も締切時間までに無事預けられた。
保安検査も出国審査もほぼ待ち時間ゼロでパスできたのはラッキーだった。
ここでようやく無事に帰りの飛行機に乗れると心から安堵した。
不本意だったが手ぶらでは帰れないので免税店で娘のお土産を買い、スタバでコーヒーでも飲もうかと思ったけれど長蛇の列で早々に諦め、さっき買ったキムパを食べておとなしく時間まで待つことにした。
ほっとしたら今食べたキムパが呼び水になって猛烈にお腹が空いてきた。
飛行機に乗る前に何かしっかりしたものを食べたい・・・
私がそう思うには理由がある。
予定ではお腹いっぱい韓国グルメを満喫して帰途につくはずで、私の予約したフライトは無料変更できる機内食があったのでわざわざ帰りの機内食を”フルーツのみ”に変更していたのだ。
う~ん、今全然フルーツの気分じゃない。
肉か炭水化物を私に下さい。
こんなひもじい気持ちで帰るなんて・・・と悲しくなっていたらふと鞄の中に入っている紙袋の存在に気が付いた。
そうだ!私には今朝お土産に買ったベーグルがあるじゃないか!
懐に刀ならぬ、懐にベーグル。
君がそこにある安心感たるや。
ブルーベリークリームチーズベーグルを一口食べるとその美味しさに感動した。
私、星野源とベーグル、一生推す。
私の韓国での食はベーグルに始まりベーグルで終わったのだった。

めっちゃフルーツ
まさか全ての容器にフルーツが
詰められているとは思わなかった
隣の人が普通の機内食でコチュジャン
食べてるの羨ましかった
あとがき
約2時間のフライトを終え小雪舞う羽田空港に到着。
無事に帰国しました。
日本あったかいし湿度がある!
帰った日の夜、夢の中でもソウルの地下鉄の案内看板がフラッシュ暗算のようにパシャパシャ出てきてうなされた(笑)
たった2日であちこち欲張って動いた結果がこうであったけれどとても刺激的な旅だった。
今度行く時はもう少しハングルが理解出来るようになりたい。
こんな弾丸日程ではあったけれどそれを実行させた源さんの引力はやはりすごい。
ほとんど約束コンについて書いてはいませんが、一応推し活旅ですので(笑)
ライブ会場で見聞きした韓国のライブ文化にも触れられてとても貴重な体験でした。
最後に有識者の方にお聞きしたい。
ソウル駅まじでむずかしない??
