眠れない夜に、今日の失敗をぐるぐる思い返してしまうあなたへ
布団に入った瞬間から、始まるんですよね。
さっきまであんなに眠かったのに。
「あの発言、まずかったかな」
「なんであそこでああ言えなかったんだろう」
「明日、どんな顔して会えばいいんだ」
目をつぶるほど、鮮明になっていく。
仕事のミス、誰かへの一言、やれなかったこと、全部が混ざって頭の中でぐるぐるループし始める。
「早く寝なきゃ」と思うほど、目が冴えていく。
そしてしばらくすると、今度は自分に向かってくる。
「なんで自分はこんなに切り替えられないんだろう」って。
わかります。
僕も、そういう夜が何度もありました。
僕のぐるぐるの話

転職を繰り返していた頃、特にひどかったんですよね。
その日によって、ぐるぐるの中身が全然違う。
上司に言われた一言が頭から離れない夜もあれば、自分が言ってしまった言葉を何度も後悔する夜もあった。
やるべきことを先延ばしにした自己嫌悪の夜もあれば、全部が混ざってもう何が嫌なのかもわからなくなる夜もあった。
症状もバラバラでした。
眠れなくてスマホをずっと触り続ける夜。
気づいたら朝になっていた夜。
なんとか寝れたけど、起きた瞬間にまたぐるぐるが再開する朝。
そのたびに思っていたんです。
「自分は切り替えが下手な、メンタルの弱い人間なんだ」って。
でも、あるとき気づいたんです。
これって、反省じゃなかったんです。
反省というのは、次に活かせるものです。
「次はこうしよう」「あの時こうすればよかった」と、前に進むための思考。
でも寝る前のぐるぐるって、同じ場面を何度もリプレイするだけで、何も生み出さない。
ただ脳がループしているだけ。
その違いに気づいた瞬間、すこし楽になったんですよね。
責めていたのは、反省しようとしていたからじゃなかった。
ただ、脳が誤作動を起こしていただけだった。
自分が弱いんじゃなかった。
ここで少しだけ、脳の話をさせてください。
脳科学の研究でわかっていることがあって、人間の脳は「何もしていない時ほど、勝手にネガティブな記憶を引っ張り出す」という性質があるんです。
布団に入って外からの刺激が減った瞬間、脳が勝手に動き出す。
これ、あなたの意志とは関係ない話です。
脳が勝手にやっていることなんです。
つまり。
眠れない夜のぐるぐるは、あなたが弱いからじゃない。
脳が正直に動いているだけです。
あなたへ、最後に一つだけ

今夜、ぐるぐるが始まったら、頭の中にあるものを全部吐き出してみてください。
スマホのメモでも、手帳でも、その辺の紙でもなんでもいいです。
書く道具は何だっていい。
うまく書かなくていい。
整理しなくていい。
「なんかもやもやする」だけでもいい。
なぜこれが効くのか、少しだけ説明しますね。
頭の中でぐるぐるしているのは、言葉が「出口」を見つけられていないからなんです。
脳は「言語化されていない感情」をずっと処理しようとし続ける性質があります。
だからループが止まらない。
でも、文字として外に出した瞬間、脳は「あ、処理できた」と判断してループを止めやすくなるんです。
日記療法とも呼ばれていて、心理学的にも効果が認められている方法です。
実はこれ、僕自身が身をもって実感した話でもあります。
ある休日、部屋のデスク周りを掃除していたら、当時の恨みつらみやら愚痴やらが詰まったノートがポロッと出てきまして。笑
一瞬、デ○ノートかと思うような内容でした。
「営業先のあのメガネ野郎、毎回偉そうにもの言ってくんなアホ」…うわー、病んでんなこん時の僕。
性格悪いなーこりゃまずいわ。笑
でも読み返しながら、笑えてたんですよね。
あれだけ頭を占領していた怒りや悩みが、時間が経てば笑いながら読める思い出に変わっていた。
その時は悩んでも、紙に書けば気が晴れて明日の朝からすっきり再スタート。
時間が経てば笑いと思い出の日記に進化します。笑
難しく考えなくていいです。
「今日、上司にこう言われてムカついた」
「なんかしんどい、理由わからん」
それだけで十分です。
頭の中に閉じ込めておくから、ぐるぐるし続ける。
外に出してあげた瞬間、少しだけ静かになります。
今夜だけ、試してみてください。
それだけでいいです。
ぺんぎん
もし「誰かに言われた一言がいつまでも頭から離れない」という悩みも重なっているなら、こちらの記事も読んでみてください。
ぐるぐるの正体が、もう少しはっきり見えてくると思います。
👉【あの一言が3日後もまだ頭から離れない。それ、あなたのせいじゃないです。】
