夏の合宿で子どもたちに大人気だったもの
夏になると、毎年思い出す仕事があります🌞
それは、幼稚園から小学生までの野球やサッカーの合宿へ、添乗看護師として参加していた頃のことです。
この時期の私たちの仕事は、ケガの対応だけではありません。
一番大切なのは、熱中症を予防することでした。
グラウンドにはテントを2か所設営し、大量の麦茶を準備します。
氷や水を補充し、打ち水をしたり、うちわや冷却シート、塩分補給用のタブレットや飴を用意したり。
子どもたちが元気に最後までプレーできるよう、スタッフ全員で環境を整えていました。
そんな中、私が毎回必ず持参していたものがあります。
それは…。
霧吹きです🩵
100円ショップのものではなく、細かなミストが出る丈夫で大容量なタイプ。
休憩でテントに戻ってきた子どもたちは、
「先生、やってー!」
「ぼくも!」
「わたしも!」
と、毎回のように私の周りへ集まってきます。
頭や首、腕にシュッと霧を吹きかけると、
「気持ちいいー!」🩵🩵🩵
と満面の笑顔。
その笑顔を見るたびに、「持ってきてよかったな」と思っていました。
実はこの霧吹き、子どもたちが喜ぶだけではありません。
医療現場でも体温を下げるために使われる方法のひとつなのです。
ある救急外来の医師もおすすめしているアイテムで、水分が蒸発するときに熱を奪う「気化熱」を利用して体を冷やします。
風がある場所や、うちわ・扇風機と一緒に使うと、より効果が期待できます。
スポーツをしているお子さんだけでなく、高齢のご家族や、お家で過ごす方にもぜひ取り入れていただきたい暑さ対策です。
そして、何より大切なのが水分補給。
「喉が渇いた」と感じてからでは、少し遅いと言われています。
目安としては、30分に1回程度、こまめに飲むこと。
もう一つ分かりやすいサインがあります。
それは、お手洗いです。
「あれ?今日はトイレに行く回数が少ないな。」
そう感じたら、水分不足のサインかもしれません。
さらに、自分の手の甲や腕の皮膚を軽くつまんでみてください。
皮膚の戻りがいつもより遅いときは、脱水の可能性があります。
普段から喉を潤しておくことは、熱中症対策だけでなく、喉や鼻の粘膜を乾燥から守ることにもつながります。
夏はもちろん、風邪予防にも役立ちますね。
飲み物にも少し気を配りたいところです。
熱中症対策としては、水や麦茶が基本。
汗をたくさんかく場面ではスポーツドリンクも役立ちますが、糖分が多く含まれているものもあるため、毎日の水分補給として飲み続けるのは控えめがおすすめです。
また、コーヒーや濃いお茶などカフェインを多く含む飲み物や、アルコールには利尿作用があるため、水分補給の中心には向いていません。
最後に、簡単な手作り補水液をご紹介します。
500mLなら目安は、
💛水:500mL
💛ハチミツ:大さじ1(約20mL)
💛塩:小さじ1/4弱(約1.5g)
よく混ぜれば完成です。
ハチミツの代わりにメープルシロップ、きび砂糖、黒糖、てん菜糖などもオッケーです。
お好みで、レモン果汁や少量のお酢を加えると、爽やかな酸味が加わります。ビタミンCや酸味は疲労感の軽減にも役立つと言われていますので、飲みやすい範囲で楽しんでみてくださいね。
いよいよ本格的な夏が始まります☀️
もうすでに厳しい暑さが続いている地域もありますね。
「まだ大丈夫。」
そう思っている時ほど、体は少しずつ水分を失っています。
なんとなく飲むのではなく、意識してこまめに水分を補給すること。
それだけでも、熱中症のリスクは大きく減らせます。
今年の夏も、どうか無理をせず。
心も体も大切にしながら、元気に夏を過ごしていきましょう。
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